◆◆◆くじょう みやび日録 第二期◆◆◆
前回は子供時代の思い出の絵本『アイリスの墓標』のおはなしでした。
この絵本、今後の自分へ、哀調を帯びた歴史物語への志向もさることながら、ビジュアルにも強烈なこだわりを与えていたようです。
『アイリスの墓標』
印刷・発行:1978年6月◎文・あかね純◎絵・まつざきあけみ◎発行所・株式会社サンリオ◎定価:880円
なぜかギリシャのイメージに<果実の冠>が強烈にあったのですが、この絵本の表紙が起源だったみたい。
こだわったのは、果実の冠(もちろん造り物)。なぜか古代ギリシャとかローマのイメージであこがれ♡
……とこちらの変身記事にて語っておりました(ギリシャとは関係ないコスプレですが)。
同じくギリシャではないのですが、
本棚というアナクロニズムなのに神話感が出ているのは、この葡萄のせい?
とか、このときは言っております。
図工の時間にモチーフにしていたくらいこの三女神のイラストが好きだったせいか、ギリシャ風の服は自分で手作りしました!
まったく覚えてなかったのですが、
三女神の服には、わたしの好きな「領巾(ひれ)」が付いているではないですか!
奈良時代貴族女性コスプレには欠かせない、あの大好きな領巾が!
写真は奈良時代ではなく、その風俗を色濃く残した平安初期のもの。