INTERNATIONAL MUSIC FOR BIGINNER~初めての洋楽~ -6ページ目

おまけ ~「Let It Be」全訳~

ごめんなさい。「おまけ」のアップが遅れました。おまけは前回紹介した「Let It Be」の日本語訳です。

いい歌詞ですし、「Let It Be」の日本語訳を知っているのは洋楽好きの中では常識ですよね。味わって読んでください。


Let It Be-The Beatles


私が悩んでいるときには

聖母マリアが現れて

知恵のある言葉をかけてくださる

あるがままに任せなさいと


そして、闇の中をさまよっているとき

私の真ん前にたたずんで

知恵のある言葉をかけてくださる

あるがままに任せなさい


あるがままに任せなさい

あるがままに任せなさい

知恵のある言葉をかけてくださる

あるがままに任せなさい


そして、心に傷を負った世界中の人々が

ひとつになって生きるときに

答えは見つかるはず

あるがままに任せなさい


たとえ別れることになっても

また会える機会が来る

答えは見つかるはず

あるがままに任せなさい


あるがままに任せなさい

あるがままに任せなさい

答えは見つかるはず

あるがままに任せなさい


雲が夜を覆うときでさえ

私を照らす光がある

明日まで照らしておくれ

あるがままに任せなさい


私は音楽の音に合わせて目覚める

聖母マリアが現れて

知恵のある言葉をかけてくださる

あるがままに任せなさい

「洋楽をカラオケで歌ってやろうぜ」について

これまで数回にわたって洋楽をカラオケで歌うにはどうすればよいのか、ということについて紹介してきました。「洋楽紹介」の記事を書くのにはもう慣れましたが「洋楽をカラオケで歌ってやろうぜ」は初めての記事だったのでうまく伝わったかどうか、正直少し不安です。発音とか何とかややこしいことをたくさん書きましたから。それでもやっぱりこの記事は必要だなと思うのは、やっぱり好きな音楽は邦楽、洋楽を問わず歌えたほうが絶対楽しいと思うからです。好きな音楽なのに洋楽だから歌えないというのは寂しいですよね。


この記事を読んでくださっている方の中にも、カラオケでアヴリル・ラヴィーンの『コンプリケイティッド』を歌おうとして失敗した方がいるかもしれません。僕の知っている人の中にもそういう人は意外とたくさんいます。サビの部分がかなり速くて難しいんですよね。「洋楽をカラオケで歌ってやろうぜ」は実はそういう方を対象としているのです。簡単な歌、例えば「Let It Be」などからスタートして、どういう風に歌えばいいのかを、ただカタカナどうりに歌えばいいなんていうのではなくて、きちんと理解してもらった上で、次のステップの曲に進む。そうやって、少しずつレベルの高い曲に挑んでいくことでアヴリルなんかも歌えるようになってもらおう、そして最後には歌いたい曲を自在に歌えるようになっていただこう、という企画なのです。ですから、最初のほうは退屈なものもあるかもしれませんし、解説が妙に理論ぽくて、学生時代の英語の授業を思い出す、などということもあるかもしれませんが、頑張って読み続けていただければすぐに洋楽マスターになれます。ぜひ続けて読んでいってください。

「Let It Be」全歌詞

When I find myself in times of trouble
ウェナイファイ(ン)マイセルフィンタイムゾブチュラボー

  <2>           <2>   <2> 

Mother Mary comes to me
マザマーリカムストゥミー

Speaking words of wisdom, let it be.
スピーキン(グ)ワーゾブウィズダム、レリビー

            <2>        <2>

And in my hour of darkness
アンディンマイアワオブダークネス

   <2> 

She is standing right in front of me
シーイズスタンディングラーイティンフロントブミー

         <2>     <2>   <2> 

Speaking words of wisdom, let it be.
スピーキン(グ)ワーゾブウィズダム、レリビー

            <2>        <2>

Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

Whisper words of wisdom, let it be.
ウィスパワーゾブウィズダム、レリビー

        <2>       <2>


And when the broken hearted people            ←この「And」は軽く「アン」と歌っています。 
アンウェンザブロークンハーティッドピーポー

Living in the world agree,                   
リヴィニンザワー(ル)ダグリー

   <2>     <2>  

There will be an answer, let it be.
ゼアウィルビーアナンサー、レリビー

         <2>     <2> 

For though they may be parted there is          ←「ド」は歌わないと考えていいでしょう。
フォーゾーゼイメイビパーティッ(ド) ゼアリズ

                       <2>

Still a chance that they will see           ←「スィー」と歌うほうが「シー」より英語の音に近いです。
スティラチャンスザッゼイウィルスィー

   <2>         

There will be an answer, let it be.
ゼアウィルビーアナンサー、レリビー

          <2>    <2>
Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

There will be an answer, let it be.

ゼアウィルビーアナンサー、レリビー

          <2>    <2>


Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

Whisper words of wisdom, let it be.
ウィスパワーゾブウィズダム、レリビー

        <2>       <2>


(instrumental break)<間奏>


Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

Whisper words of wisdom, let it be.
ウィスパワーゾブウィズダム、レリビー

        <2>       <2>


And when the night is cloudy,
アンウェンザナイティズクラウディー

          <2>

There is still a light that shines on me.       ←「ト」はほとんど歌わないと思ってください
ゼアリズスティラライザッ(ト)シャインゾンミー

  <2>  <2>         <2>

Shine on 'til tomorrow, let it be.           ←「'til」は「until」の略です。

シャイノンティルトゥモロー、レリビー

                 <2> 
I wake up to the sound of music          ←「ミューズィック」の方が「ジック」より英語の音に近いです
アイウェイカップトゥーザサウンドブミューズィック

     <2>         <2>    

Mother Mary comes to me
マザマーリカムストゥミー

Speaking words of wisdom, let it be.
スピーキン(グ)ワーゾブウィズダム、レリビー

            <2>        <2>

Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

There will be an answer, let it be.

ゼアウィルビーアナンサー、レリビー

          <2>    <2>


Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

Whisper words of wisdom, let it be.
ウィスパワーゾブウィズダム、レリビー

        <2>       <2>

「Let It Be」を歌ってやろうぜ3

前回、前々回と「Let It Be」の歌い方を紹介してきました。

3回目となる今回は、よりきれいに歌うための上級者向けの方法を紹介します。


その1 「that」の最後の「t」はほとんど聞こえません。「find」の「d」なども同様です。(でもまったく読まない

     わけではないんですが、ややこしいので気にしなくていいでしょう。厳密に言うならば、その4で紹介

     する「t」の発音の形を作っている(音は出さない)といったところでしょうか。よくわからなければ気に

     しなくて結構です。歌う分にはほとんど関係ありませんので。)


その2 前回も紹介しましたが「see」は「シー」ではなく、「スィー」と読みましょう。(「シー」と読むと「she」

     になってしまいます。)「music」も同様に「ミュージック」ではなく「ミューズィック」と読むようにしましょ

     う。


その3 「there is」について

     「there is」は「ゼアイズ」ではなく、どちらかというと「ゼアリズ」のようになります。それは、「ゼア」と読

     むときの「ア」が日本語の「あ」とは違って、「r」のやや舌を巻いたような「ア」になっているため「r」と

     「i」がつながって「リ」の音となるからです。


その4(超上級向け) 単語(アルファベット)の正しい発音を知る

     たとえば、「f」や「v」は上の歯で軽く下唇をかんで発音する。「th」は上の歯と下の歯で舌を軽くはさ

     んで息を出出て発音する。「l」は舌の先を上の歯の裏の付け根にあてて発音する。「r」は舌を引っ

     込めるようにして発音する。「t」は舌の先を上の歯の裏の付け根よりも少し奥よりのところにあてて、

     「トゥ」のように発音する。などなど。難しいのであまり気にする必要はありませんが、もしできるよう

     であれば挑戦してみてもいいでしょう。


以上、これまで三回にわたって「Let It Be」の具体的な歌い方について紹介してきました。

なんだかんだとややこしくなってしまったかもしれませんが、マスターできましたか。

苦手な部分は何度も練習して克服してください。

「Let It Be」の全部の歌詞を次の記事にまとめておきましたので、そちらも参考にしてください。


明日は「コラム」と「おまけ」(内容はお楽しみに!)です!   


「Let It Be」を歌ってやろうぜ2

今日は昨日の続きです。昨日の記事を読んでいないという方は、先にそちらを読んでください。

昨日は「Let It Be」の1番の歌い方について解説しました。今日はその続きを解説しましょう。

ちなみに、記号の使い方等は昨日と同じです。歌詞の横に解説を加えました。


And when the broken hearted people            ←この「And」は軽く「アン」と歌っています。 
アンウェンザブロークンハーティッドピーポー

Living in the world agree,                   ←(※1)下で解説します。 
リヴィニンザワー(ル)ダグリー

   <2>     <2>  

There will be an answer, let it be.
ゼアウィルビーアナンサー、レリビー

         <2>     <2> 

For though they may be parted there is          ←「ド」は歌わないと考えていいでしょう。
フォーゾーゼイメイビパーティッ(ド) ゼアリズ

                       <2>

Still a chance that they will see           ←「スィー」と歌うほうが「シー」より英語の音に近いです。
スティラチャンスザッゼイウィルスィー

   <2>         

There will be an answer, let it be.
ゼアウィルビーアナンサー、レリビー

          <2>    <2>
Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

There will be an answer, let it be.

ゼアウィルビーアナンサー、レリビー

          <2>    <2>


Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

Whisper words of wisdom, let it be.
ウィスパワーゾブウィズダム、レリビー

        <2>       <2>


(instrumental break)<間奏>


Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

Whisper words of wisdom, let it be.
ウィスパワーゾブウィズダム、レリビー

        <2>       <2>


And when the night is cloudy,
アンウェンザナイティズクラウディー

          <2>

There is still a light that shines on me.       ←「ト」はほとんど歌わないと思ってください
ゼアリズスティラライザッ(ト)シャインゾンミー

  <2>  <2>         <2>

Shine on 'til tomorrow, let it be.           ←「'til」は「until」の略です。

シャイノンティルトゥモロー、レリビー

                 <2> 
I wake up to the sound of music          ←「ミューズィック」の方が「ジック」より英語の音に近いです
アイウェイカップトゥーザサウンドブミューズィック

     <2>         <2>    

Mother Mary comes to me
マザマーリカムストゥミー

Speaking words of wisdom, let it be.
スピーキン(グ)ワーゾブウィズダム、レリビー

            <2>        <2>

Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

There will be an answer, let it be.

ゼアウィルビーアナンサー、レリビー

          <2>    <2>


Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

Whisper words of wisdom, let it be.
ウィスパワーゾブウィズダム、レリビー

        <2>       <2>


繰り返しの多い歌なので昨日の分がうまく歌えていれば今日のも大体問題はないでしょう。

基本的には「an answer」の「an」の「n」と「answer」の「a」がつながって「ナ」の音となり、「アナンサー」の音となるようなことが、あちこちでおこっているだけです。

(※1)ですが、「Living in」なら「g」と「i」で「ギ」の音となり、「リヴィンギン」となるのではないか、と思われるかもしれませんが、実は「Living」の「g」はほとんど読まれておらず、「リヴィン」のようになっています。この

ため「n」と「i」がつながって、「Living in」は「リヴィニン」と読まれているのです。「Speaking」に「スピーキン(グ)」として「グ」をほとんど読まないようにルビを振ったのもこの理由からです。基本的に「~ing」の時の最後の「g」は読まないと覚えておいてください。(だから「moving」を「movin'」というふうに略すことがあるわけです。)


昨日、今日と「Let It Be」の歌い方について解説してきました。

少しごちゃごちゃとした文章になりましたが、分かってもらえましたでしょうか。

それほど難しくないので、何度も練習してスラスラ歌えるようになってください。

分からないことがあれば何でも聞いてください。


明日はよりきれいに歌うためのアドバイスをします。

「Let It Be」を歌ってやろうぜ1

昨日は更新できませんでした。ごめんなさいm(_ _)m 最近少し忙しいので。


前回までは基礎知識と方法について紹介してきました。(まだ読んでいないという方はこちら を先に読んでください。)これからは具体的な歌でどのように歌えばいいのか、どこに気をつければいいのかを解説したいと思います。


今回取り上げる曲はビートルズの「Let It Be」。有名な曲でテンポも速くないので初心者が練習するにはちょうどいい曲だと思います。もっと今の曲が練習したいと思う方もいらっしゃるでしょうが、まずは簡単な曲から地道に練習していくしかありません。最近の曲はテンポが速くて初心者には難しいのです。しかし、簡単な曲から地道に練習すればあっという間に歌えるようになります。頑張っていきましょう。


では早速はじめましょう。

「STEP1 歌詞を見ながら曲を聞く」は各自で頑張ってください。

曲はこちら から聞けます。

歌詞はこちら


「STEP2 曲を聞きながら歌ってみる」このときに注意する点について解説したいと思います。

歌詞の下にカタカナで、歌うときはこのように歌えばいいというルビをつけました。

カタカナで書いている以上英語と少しずれているところもありますが、大体このように歌えばちゃんと歌えますよ、ということです。

また、記号の( )は少し歌うか歌わないか微妙なくらいの音、< >はその場所で注意すべき基礎知識の番号を意味しています。

始める前に基礎知識について軽くおさらい

 <1>すべての歌詞を歌っていない

 <2>音どうしはつながる

 <3>「Because」の省略「’cause」

 <4>「want to」「going to」が崩れた形「wanna」「gonna」

では早速いきましょう。今日は一番を見ていきましょう。


When I find myself in times of trouble
ウェナイファイ(ン)マイセルフィンタイムゾブチュラボー

  <2>           <2>   <2> 

Mother Mary comes to me
マザマーリカムストゥミー

Speaking words of wisdom, let it be.
スピーキン(グ)ワーゾブウィズダム、レリビー

            <2>        <2>

And in my hour of darkness
アンディンマイアワオブダークネス

   <2> 

She is standing right in front of me
シーイズスタンディングラーイティンフロントブミー

         <2>     <2>   <2> 

Speaking words of wisdom, let it be.
スピーキン(グ)ワーゾブウィズダム、レリビー

            <2>        <2>

Let it be, let it be.
レリッビー、レリビー

<2>   <2> 

Let it be, let it be.
レリビー、レリッビー

<2>   <2>

Whisper words of wisdom, let it be.
ウィスパワーゾブウィズダム、レリビー

        <2>       <2>


いかがですか。曲に合わせて歌えましたか?

では、いくつかポイントを解説しましょう。

随所に出てくる「基礎知識2」ですが、たとえば「Let it be」は、「Let」の「t」と「it」の「i」がつながって

「レリビー」になります。(「t」の音は場合によっては「l」のような音になります。今回はその場合です。)

同じようなことがいたるところで起こっていて、「words of」なら、「words」の最後の「ズ」いう音と「of」の「o」

がつながって「ゾ」という音となり、「ワーゾブ」となっています。

また、4行目のはじめの「And」は基礎知識1で読まないことが多いと解説しましたが、今回は読んでいます。注意してください。


明日は2番を見ていきます。

洋楽をカラオケで歌ってやろうぜ2

「洋楽をカラオケで歌ってやろうぜ」第二弾。今回は前回紹介した基礎知識をもとにして、実際に歌えるようになるにはどうすればいいのか、という具体的な方法について説明しましょう。

基礎知識を忘れちゃったとか、知らないという方はこちら


その前に、洋楽を歌う上で一番大切なことそれは

聞こえたように歌う

ということです。

このことを忘れないでください。


STEP1 歌詞カードを見ながら歌をよく聴く

 当たり前のことといえば当たり前のことですが、歌詞カードを見ながら洋楽を聴くのが第一ステップです。

 このとき注意してほしいのが基礎知識1で紹介した、「洋楽は歌詞を全部は歌っていない」ということです。

 このことをうっかり忘れて聴くと、「え?今歌ってるのどこ?」なんてことになってしましますよ。歌っていると

 ころを歌詞カードの上で目で追えるようになったら、STEP2に進んでください。


STEP2 歌を聞きながら自分もそれにあわせて歌ってみる。

 もちろん歌詞カードを見ながらです。最初は速さについていけないときもありますが、きちんと歌えていなく

 ても気にせずに、できるだけついていけるように頑張ってみてください。なんとなくついていけそうな気がす

 るようになれば歌えるようになるまであと少しです。何度やってもうまく歌えないとか、極端に速さについて

 いけないと感じるときは基礎知識を思い出してください。すらすら歌えるようになったら、STEP3へ


STEP3 歌を聴かずに歌ってみる

 これですらすら歌えれば完璧です。


では明日は具体的な歌で説明しましょう。歌ははビートルズの「Let It Be」



洋楽紹介 ~コールドプレイ~

お待たせしました。今やオアシスと共にイギリスを代表する存在となったコールドプレイ(Coldplay)。3rdアルバム「X&Y」をリリースしたばかりのホットな彼らを今日は紹介しましょう。


コールドプレイのメンバーは

 クリス・マーティン(vo g p)

  幼いころからピアノを弾いていました。ピアノを卒業するとギターを弾きました。

  コールドプレイの顔とも言える存在です。

 ガイ・ベリーマン(b)

  ファンクとソウルに影響を受け13歳からベースをはじめました。

 ジョニー・バックランド(g)

  ストーン・ローゼーズに触発され、11歳からギターを始めました。

 ウィル・チャンピオン(d)

  あらゆる楽器を試していましが、バンド結成時にドラムに転向しました。

の4人。


コールドプレイ

左から、ジョニー、クリス、ガイ、ウィル


彼らはロンドンの大学で知り合った親友4人です。一番最初、クリスとジョンがギターを弾いて作曲していたのですが、そこへガイがベースとして加わり、さらにドラムを叩いたことすらなかったが様々な楽器が弾けたので、すぐに上達したウィルがドラムも担当すると決まってコールドプレイは誕生します。親友同士で呼吸もぴったりだった彼らは友人の融資で「セイフティ」EPをリリース。そのお陰でマンチェスターでのギグに出場することができます。そこでサイモン・ウィリアムズの目にとまり彼のファイアスパンダ・レーベルから「ブラザーズ&シスターズ」EPがだされ、その直後パーロファンと契約を結びます。そこから「ザ・ブルー・ルーム」EPをリリ-ス。それがラジオで人気を呼び、コールドプレイは期待の星となります。そして満を持してメジャー1stアルバム『パラシューツ』をリリースします。『パラシューツ(Parachutes』は世界で500万枚を売る大ヒットとなります。続いて2nd『静寂の世界(A Rush Of Blood  To The Head)』をリリース。このアルバムはグラミー賞最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバムを受賞しました。そして今回『X&Y』をリリース。このアルバムからの1stシングル『Spoeed Of Sound』はUKバンドにして初登場でアメリカのビルボードチャートで8位という快挙。イギリスのアーティストが初登場でビルボードのトップ10に入るというのはビートルズが「Hey Jude」でビルボード10位に入った以来の快挙。しかも今回はそれを上回っています。世界がコールドプレイを待ち望んでいたことをうかがわせます。


彼らのサウンドは美しいメロディーなどという陳腐な一言で決して言い尽くせるようなものではありません。クリス・マーティンのヒリヒリするようなすばらしい歌声と心を揺さぶる歌詞が聴くものを彼らの世界へといざなうのです。真摯に音楽に向き合う彼らのサウンドは、悲しげでありながら、決して悲しさだけではなくどこか力強いものを持っています。クリス・マーティンはそのことを「多分僕らの音楽がそんな風に聞こえるのは、僕らの音楽がメランコリアを題材にしながら、そこから解放されることを目的にしているからだと思うよ。僕らの好きなアーティストたちのほとんどが一見メランコリックだけどあえてそれを題材にすることでそれを克服するっていうメカニズムの人達ばかりだし。僕らの場合も間違いなくそういうタイプの表現者だと思う。」と語っています。


公式ホームページはこちら


明日は「洋楽をカラオケで歌ってやろうぜ2」をお送りします。

前回紹介した基礎知識をもとにして、どうすれば歌えるようになるかという

具体的なステップを紹介します!!


ごめんなさい

ごめんなさい。時間がなくて更新できませんでした。楽しみにされていた方本当にごめんなさいm(_ _)m

明日は必ず更新します。楽しみにしておいてください。

洋楽紹介 ~オアシス~ (改訂版)

ニューアルバム『Don't Believe the Truth』をリリースし、今話題のUKロックグループ、オアシス。

ロック界の頂点に君臨するバンドです。今年のサマソニのメインとしても出場が決まっていて、

今日本でもっともホットなロックグループなのです。そんな彼らをこのブログで紹介しなくてすむはずがありません。


オアシスは

 リアム・ギャラガー(vo)

 ノエル・ギャラがー(g ,vo)

 ポール・‘ボーンヘッド’・アーサーズ(g)

 ポール・‘ジグジー’・マッギギャン(b)

 トニー・マッキャロル(ds)

の五人で始まりました。

その後2ndアルバム直前にトニーが腕の悪さを理由に実質解雇されアラン・ホワイトが加入

4thアルバムリリース後にボーンヘッドとジグジーが抜けゲムとアンディーが加入

昨年アランが脱退しています。

従って現在のメンバーは

 リアム・ギャラガー(vo)

 ノエル・ギャラがー(g ,vo)

 ゲム・アーチャー(g)

 アンディー・ベル(b)

の4人です。


オアシス

後列左からアンディー、ゲム

前列左からノエル、リアム、アラン


リアムはギャラガー兄弟の弟です。ジョン・レノンを非常に崇拝していてジョンのような髪型にしたり、同じような形のサングラスをかけていますし、ジョンを敬愛するあまりポールを目の敵にまでしているそうです。彼はその行動や毒舌でとにかくよくトラブルを起こします。すばらしい作曲家である兄ノエルに劣等感を感じているからかもしれません。最近では彼も作曲するようになり暴れん坊ぶりも少し治まりつつあるようですが、最近少し復活しつつあります。

ノエルはギャラガー兄弟の兄。このバンドのリーダーで、4thアルバムまでのすべてのアルバム(4thアルバムのリアム作曲の一曲を除く)の作曲を手がけている天才作曲家です。現在はアルバムのすべての曲を作曲するということはないようですが、アルバムに収録する曲を決めているのは彼です。彼も気性は激しいほうですが弟ほどではありません。

ゲムとアンディーは作曲をすることもできます。5thと6thに数曲ずつ曲を出しています。
オアシスの暴れん坊ぶりは有名でライブの途中でいきなり兄弟げんかを始めてライブが潰れた事もあるそうです。しかしそんなトラブルメーカーであるところがファンにとってはまた魅力であったりするのです。


オアシスは1994年にアルバム『オアシス(Defenitly Maybe)』でデビュー。しかしこのデビューアルバムは衰退しつつあった当事のロックシーンに絶大な影響をもたらしました。ロックはまだ人々に夢を見せられるのだということを証明してみせたのです。「90年代のロックを定義づけたアルバム」とノエルは語っています。このアルバムに影響されてバンドを始めたカサビアンのようなアーティストもいます。このアルバムからは『Live Forever』などの名曲が生まれています。続いて2ndアルバム『(What's the story)Morning Glory』をリリース。このアルバムは全世界で1250万枚を超える売り上げをみせ、オアシスは名実共に「ロックンロールスター」になったのでした。このアルバムからは『Wonderwall]』や『Don't Look Back In Anger』といった名曲が生まれています。しかし3rdアルバム『Be Here Now』は世界で800万枚を売ったにもかかわらずあまり評判がよくなくノエルも最悪だと語っています。しかしその一年後に出されたファン投票によるB面集『TheMasterplan』により、彼らは「B面でもすばらしいオアシス」を証明して見せたのです。4th『Standing On The Shoulder Of Giants』では初めてリアムが作曲に挑戦しています。4thアルバムリリース直後にボーンヘッドとジグジーが脱退しゲムとアンディーが加入。5th『Heathen Chemistry』ではノエルに加えてリアム、アンディー、ゲムも作曲しています。そして先日6th『Don't Believe The Truth』をリリース。このアルバムは5thのようにノエル以外のメンバーも作曲していますし、またノエルとリアムが一緒に歌っている曲もあります。またオアシスの作品の中にアルバムに収録されていませんが有名なシングル『Whatever』があります。この歌も人気が高く、イギリスの雑誌に「現代の『All You Need Is Love』(ビートルズの名曲)だ!」と言わしめたほどです。


オアシスはビートルズやストーンズ、ストーン・ローぜーズ、ラーズなどのアーティストの影響を色濃く受けています。が、中でもとりわけ影響を受けているのはビートルズです。彼らの音楽の中にはいたるところにビートルズのサウンドや歌詞の影響が見て取れます。ギャラガー兄弟は共にジョン・レノンを非常に尊敬しています。最新のアルバムではビートルズに加えてラーズやストーンズの影響も濃く現れているようです。

オアシスのPVが見れるページはこちら 、オアシスの壁紙が取れるページはこちら

オアシスファンにはうれしいページだと思います。


明日は最近ニューアルバムをリリースし、オアシスと肩を並べるほどの人気を持つあのUKのビッグバンドを紹介します!!