「Let It Be」を歌ってやろうぜ3 | INTERNATIONAL MUSIC FOR BIGINNER~初めての洋楽~

「Let It Be」を歌ってやろうぜ3

前回、前々回と「Let It Be」の歌い方を紹介してきました。

3回目となる今回は、よりきれいに歌うための上級者向けの方法を紹介します。


その1 「that」の最後の「t」はほとんど聞こえません。「find」の「d」なども同様です。(でもまったく読まない

     わけではないんですが、ややこしいので気にしなくていいでしょう。厳密に言うならば、その4で紹介

     する「t」の発音の形を作っている(音は出さない)といったところでしょうか。よくわからなければ気に

     しなくて結構です。歌う分にはほとんど関係ありませんので。)


その2 前回も紹介しましたが「see」は「シー」ではなく、「スィー」と読みましょう。(「シー」と読むと「she」

     になってしまいます。)「music」も同様に「ミュージック」ではなく「ミューズィック」と読むようにしましょ

     う。


その3 「there is」について

     「there is」は「ゼアイズ」ではなく、どちらかというと「ゼアリズ」のようになります。それは、「ゼア」と読

     むときの「ア」が日本語の「あ」とは違って、「r」のやや舌を巻いたような「ア」になっているため「r」と

     「i」がつながって「リ」の音となるからです。


その4(超上級向け) 単語(アルファベット)の正しい発音を知る

     たとえば、「f」や「v」は上の歯で軽く下唇をかんで発音する。「th」は上の歯と下の歯で舌を軽くはさ

     んで息を出出て発音する。「l」は舌の先を上の歯の裏の付け根にあてて発音する。「r」は舌を引っ

     込めるようにして発音する。「t」は舌の先を上の歯の裏の付け根よりも少し奥よりのところにあてて、

     「トゥ」のように発音する。などなど。難しいのであまり気にする必要はありませんが、もしできるよう

     であれば挑戦してみてもいいでしょう。


以上、これまで三回にわたって「Let It Be」の具体的な歌い方について紹介してきました。

なんだかんだとややこしくなってしまったかもしれませんが、マスターできましたか。

苦手な部分は何度も練習して克服してください。

「Let It Be」の全部の歌詞を次の記事にまとめておきましたので、そちらも参考にしてください。


明日は「コラム」と「おまけ」(内容はお楽しみに!)です!