本日はブログのコメントにいただいた言葉から考察が湧いたため、記事にしたいと思います😊



「お付き合いの時には両目を見開き相手を見定め、
結婚したら相手に対して片目を瞑りなさい」



という格言があります。




まさに婚活&結婚生活の重要ポイントが凝縮された言い得て妙な言葉だと思います💡




自分以外の他者と一緒に暮らしはじめてみると、



・便座の蓋あげっぱなしとか凝視
・服脱ぎっぱなしとか物申す
・意外とここは頑固なんだなとか真顔
・準備に時間掛かるなとか大あくび
・朝はあんまり食べないんだなとか煽り
 


etc.まぁキリがないほど😂お互いに色々出てくるものですよね💦




私自身、前の婚約者とは親の反対により入籍は役所に行く寸前でストップしたままでしたが2年以上に渡る同居を経験しており
上記の事例然り、格言の重要性を嫌と言うほど痛感したことがありました。



10年20年と良きパートナーシップを築かれてるご夫妻は皆様本当に凄いし素敵だなと心から尊敬いたします。




この時の苦しい経験から、ジョングレイ博士やローラドイル氏のパートナーシップの書籍を読み漁り、
結婚生活においてパートナーに対して「尊重」と「尊敬」を持つことの重要性(気になることがあっても「目を瞑る」。不機嫌には決してならいこと、言い方を気をつけること)などを学びました。




ちなみに現在のお相手の今彼さんとはどうかと言うと




同居はこれからですが、毎週末丸2日ずっと一緒に過ごしているため生活習慣の違いもお互い見えてきており、「ここが違うんだな」と感じることはもちろんあります。
お金に全くケチケチしない男性なので、電気すごいつけっぱなしだなとか笑 私は親の躾と貧乏時代の癖からそれはもうこまめに消し驚かれます‥昇天笑 




ただ、お互いに小言を言ったことも言おうと思ったことも一切ありません。




昨日のファッションクルーズのように2人で楽しめることや毎月花束欲しいなどの(相手を傷つけたり不快にさせるようなものではない)要望は私は遠慮なく伝えます😊

(※もちろん相手に期待も強要も決してしません。)





しかし、相手の根本的な考え方や人間性、生活習慣に対して物申したことは1度もなく。




「気になるけど我慢して目を瞑っている」のではなく、「相手はそういうものなんだな」と自然に受け容れている


という感じです。



過去に散々相手を変えようと文句を言っては喧嘩を繰り返してた本当に未熟なこの私が、こうも変わったのはなぜだろうか?と考えた時に、


その痛い経験自体と先に書いた書籍の学びのお陰でもありますが、


今彼さんの愛があまりに大きく、彼に文句(ネガティブなこと)を言う気すら全く起きないというのもあるのかもしれません。(全て彼のお陰です)




だからこそやはり溺愛=心から愛して大切にしてくれる(そして自分もそう思える)相手と結婚することがすごく大事だと思います。




とはいえ、お互い人間ですしどれだけ愛し合う相手でも結婚したら色々出てくることも、そんなつもりはなくとも不意に誤解やすれ違いが生じてしまうこともきっと(必ず)あるのだと思います。




昨日の記事の通り、相手への尊重や尊敬は長く続く生活の中でも持ち続けることは必須だと肝に銘じています。




ちなみに、ここからは私の自論(この記事で1番伝えたいこと)ですが



結婚生活がどのようなものになるかも、自分の思考(意図、認識)が現実化すると思っています。

 


結婚生活は我慢が必要
結婚生活は修行
結婚生活は苦労・喧嘩がつきもの



そう思っていたらきっとそうなると。




というより、過去の私はそう定義(認識)していたから、以前の同居で見事にその通りに現実化したなと痛感しています。



(これは“お金とは”“仕事とは”“人生とは”全てに当てはまることです。)




でも私はそんな生活はもう充分です。



今は

・結婚生活は、相手や日々への幸せと感謝をいつも思い出し積み上げていくもの
・結婚生活は愛するパートナーと共により良い人生にしていくためのもの
・結婚生活は愛も豊かさも益々大きく循環していくもの



と定義しています。



結婚しさえすれば幸せだとは1ミリも思いません。

私が実現したいのは、結婚したその先、幸せな結婚生活を作り上げていくこと、それが出来る人間で在れることです。



「婚活でいい相手を見つけること」も「入籍」もゴールではなく、大事なのはその後。


長い年月を掛けてそういった理想的な生活を夫婦で作り上げ、成し遂げるために「忍耐」は必要です。


でもそこに辛い我慢や修行は必要ない。



良いも悪いも起こる経験の全てを楽しみながら、自分を知り成長していけるものにしたいし、出来ると考えています。



そして、そう設定しているのでこれからの結婚生活も人生も楽しみだとワクワクしています😊




なので、


私は結婚してからも両目をしっかり見開いて相手(=自分)を見たい。




結婚してようがしてなかろうが、相手を通じて見ている(見せられている)のは常に自分なのですよね。




家族や友人、会社の同僚、婚活相手は当然のこと、
1番近い結婚相手を通じて



“自分は何にどう感じる人間なのか?”
“自分は何が好きで何が嫌いなのか?”
“私は本当はどうしたいのか?”

 
相手がこうだから!というのは幻想であって、
そこに存在するのは常に“そう感じている自分だけ




相手に対して目を瞑りたくなるのは自分の中で自分に対して見たくないものがあるから。

相手に苛立ちや怒りを感じるのは相手は一切関係なく、自分の中にその火種が残っているから。

相手に素晴らしいと思うことがあるなら、その魅力を自分も必ず持っているから。



私たちは自分の中に無いものを認識することは決して出来ないようになっています。




会社や友人、全ての人間関係に当てはまることですが、こと、距離が近い相手ほど色濃く出やすくなります。



冒頭に書いた借金持ち、モラハラの元彼と一緒に暮らしていた時、彼を見て常に怒りが絶えなかったのは、彼の中に自分を見ていたからです。

  


私はこんなにお金を使わず我慢してるのに!!
私はこんなに我慢して働いてるのに!!
私は甘えずに生きてきたのに!!!
許せない!!




ずっと見ぬままにしてきた想いでした。





私が私を許せていなかったこと
人生(結婚生活)は苦行で乗り越えてこそ幸せになれると思い込んでいること
価値のない私は簡単に幸せになってはいけない人間だと思っていたこと‥


この時の彼のお陰で知ることが出来ました。





だから変わることが出来ました。




愛するパートナー、そして自分に対して目をしっかり見開いて向き合って生きていきたい。



見たくないような自分の未熟なところもまだまだ沢山出てくると思う。けれど、もう自分に対して片目を瞑って見て見ぬフリなんてしない。




だからこそ、結婚したい。
鏡となってくれるパートナーと共に、相手と自分への責任を引き受けて生きることを選択したい。




1人では経験できないことも、
1人では感じることのできない感情も、
1人では知らないままだった、まだ見ぬ自分を知れるから。




どんな自分に対してももうダメ出しせず
厳しく扱わず、全て受け容れ愛してあげたい。


強くそう思います。