昨日、わたしのSRSの時の術後一週間くらいの間の状態を
必要があって過去記事から取り纏めたので・・・・特例法三条5項外観要件への対応
SRSの二年前くらいに行っている除睾を・・・・ 4項生殖腺除去要件への対応
改めて振り返ってみます
少し前に『”除睾”をもっと考えてみませんか?』と言う記事でも書いていますが
まだお若くて、近い将来に造膣付きのSRSが見えている方は別として
造膣をどうしようかと考えている方は
一度造膣の意味と言うか、必要性ないしは優先度を考えてみてください
特に在職トランスをしていこうとした時
一日一回にまでになればなんとかお仕事と両立できても
ほぼ最短でも3ヶ月くらいはかかる
一日3回ないしは2回のダイレーションの内は
よほど会社の制度と環境が整っていないと難しいというか、出来ないかと思います
そうした時
人によっては一日で発行してもらった診断書で
戸籍の改名をし、除睾までした方も直接知っています
それでも”性同一性障害は本質的に「自称」である”のだから
本人の想いが定まり、覚悟が決まっているのであれば
それなら問題はないのです
そしてここまでならば
費用も百万台のSRS費用からしたら
それほど大きな費用にはなりません
なんのためにトランスするのか?
どこまでトランスするのか??ということを考える時
「除睾」の位置付けを、一度しっかりと考えてみてほしいな、と思います
そういうことで、SRSの一部としてでなく
今除睾を単独で行おうとすると、多くは美容形成外科クリニックで行うのでしょう
でも、わたしの場合は、ガイドラインに則ってカウンセリングを受けだした時に
その時カウンセリングしていただいた先生の紹介というか指示で受けた
外性器検査やその後のHRTを行っていただいた
総合病院の泌尿器科(現在は総合性治療科:リプロダクションセンター)の先生に
お願いして誕生日に除睾手術(K830:両側精巣摘出術)を
一泊入院で行いました
※ただ私の先生、一見の客お断りで
それまでに先生のHRTを受けていることが条件になります
一泊入院の上お安いので、この先生で除睾手術を受けたいと思っても
近隣の方ならよいですが、難しいですね(^O^;)
それでも私がそうなんですが
今は100%パッチ剤に移行していて
この先生の診察を受けるのは
半年に一度、血液検査をして、その診断を含めての
面談での診察ですので
除睾までの期間を1~2年あるのであれば
パッチ剤でのHRTにすることで
それほど多頻度での診察を受けなくてもHRTを行って
除睾してもらえるかもしれませんが
そこまでする人はいないでしょうね(^O^;)
美容形成外科クリニックでの除睾は
ほとんど(多分全部)が日帰りで
HPでは手術時間30分とうたっている処もあります
当然日帰りですから
最終的には、自分で歩いて帰らなければいけないので
麻酔はそれほど長く深くはかけられません(*_*;
ところが、わたしの場合は、手術当日はそのまま入院なので
下半身麻酔ですが、しっかりとかけ麻酔が溶け出したのは18時過ぎでした
そういうわけで、手術中の痛みは一切なく
上半身は完全に機能していたので
手術中は先生方とお話しながら過ごしました
そして抜き取った時に、先生が「どうする?」と聞いてこられたので
一目お会いして(^O^;)お別れさせていただいてから
廃棄していただきました
その後の幹部の痛み自体は、点滴からの痛み止めで何とかなったのですが
それ以上に体の位置を変えにくかったのと
尿意と便意への対応が困りました
スクーバダイビングの時、海中でウエット内での放尿は出来ても
ベッドの上での排便は出来ませんでした(^O^;)
当時も今もですが
この除睾の費用は、HPに出ているのを見てみると
16.5万円から30万円くらい・・・日帰りです
通常は必要ないかと思いますが、陰嚢除去まで行うとざっと倍額
といったところでしょうか!?
でもわたしの除睾をしていただいた総合病院では
今も一泊入院での手術で、20万チョイとのことでした
先生曰く、インターンでも出来る簡単な手術であっても
やはりそれなりの手術ではあるのです
それならば、ほぼ同額で一泊入院で除睾出来るのであれば
それもよし!ですね
なかなか一泊入院での除睾も聞かなければ
造膣なしキャンペーンで60万のSRSなんて
他でも見ないので・・・・当時の3年間の内に5回ほど
それらに巡り合えたわたしって
し・あ・わ・せ ですね(^O^)