””今日は何の日?”” | わたしの夢はどこに・・・

わたしの夢はどこに・・・

私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。


2016年5月9日、今から4年前の今日、わたしは名古屋でSRSを受けました

  そして”人生七十古来稀なり”と、昨年の誕生日に記事を書きました

ここでわたしは「SRS」を、”Sex Reassignment Surgery”(性別適合手術)ではなく

  ”Sex Reassignment Steps”(性別適合手順)と捉えた時

  わたしは次のような歩みをたどりました

  

私は61の時にフライイングでデポ注と脱毛を始め

  62の時に「勝手にRLE」を開始して、家を飛び出し

  63の時にGIDに則ってカウンセリングと、HRTを始め

  64の誕生日に戸籍の改名をして、会社にカムアウトをしました・・・・(心のSRS)

  65の誕生日には除睾をして・・・・(本当のSRS)

  66の時にやっと造膣なしでSRSを行い・・・・(見かけのSRS)

  68の時に最後の制約”未成年の子なし要件”がクリアされて

    晴れて日本国に女性として認められまし・・・・(社会性のSRS)

そして昨年秋に、「勝手にRLE」も終えて

  元の家の隣(同じ敷地内です)に戻ってきました

 

まだまだ会社は、公式的には社内他部署を含めて

  社外に対しては女性性で働くことは容認されていません

  ただ先日にも記事に上げたように、これまでのお付き合いのあるお客様ではなく

  完全に新規の(さらにテリトリ外の)お客様とのお仕事では、女性としてお付き合いいただきました

わたしの場合、お仕事ではお客様の処に行くことが必須と思っているし

  長いお付き合いのお客様とは40年来のお付き合いもさせていただいているので

  誰にも知られずに埋没することはありえないし、その気もないのです

 

でも上記のお客様だったり、この7年半の間暮らさせていただいた団地では

  自治会役員も3年にわたって携わらせていただきましたが

  (カムアウトしていたお宅も数軒あったので、埋没していたのかはわかりませんが)

  100%女性性での生活を送らせていただいていました

 

そして最後に残った彼女(元奥さん)も

  一昨年の暮れには”戻ってこないか?”と声をかけてくれました

この家を出ていた7年半の間も、コンタクトがなかったわけではなく

  出てすぐに襲来した台風では、”ベランダの屋根が飛ばされる!”と呼び出され

  毎月の草刈りや子供たちの問題(下の子の宿題や上の子の入試等)への対応

  そして上の子とは大学の四年間、わたしのマラソンサポートを通しての親娘二人旅

  ずっと適度な距離を保っての交流は続いていました

 

それでも、彼女は周りの目を気にしての女性装の禁止!

  それも、早朝だから、雨だからと、だんだん緩くなってきて

  上の子の処にいったり、彼女高校の恩師の処にはお友達も一緒でしたが

  家から離れた処では、わたしが女性装で同行するのは諦めたようで(^O^;)

  先日の上の子の卒業式(自体は無くなったのですが)には

  初めてではないですが・・・(大風呂は初めてですネ)、大風呂にも入ってきました

これもコロナで中止になったのですが、飛鳥Ⅱクルーズの旅にも二人して申し込んでいましたが

  この秋わたしがリタイアしたら、「冬の北海道も行ってみたいな」なんて言っていました

  (冬の北海道自体には、何回もトマムにスキーに行っていたし、一度は旭山動物園にも行きました

    また夏休みには家族で、今は訪れることのできないカムイワッカ湯の滝にも行きましたが

    単に冬の北海道をゆっくりと観たい、とのことの様です)

 

これからは二人の子の親同士として、子供たちを見守り続け、心配し続けながらも

  まだしばらくは子供たちの手を煩わせない様に、親同士で互いを見あいながらの

  暮らしになっていくのかな、と思っています

ただこの先、確実に歳を重ねていくのは紛れもない事実

  その時に片方が大病を患った時の対応をどうするか??・・・・家族/親族でなければ立ち会えません

  今の状況のままなら、子供たちも近くにいるだろうから、その時は何とかなるだろうけれど

  この先いつまで傍にいるかわからない!?

もしその時、彼女がその気になったら、この地にはこの四月に施行されたばかりの

  「パトナーシップ宣誓精度」が出来ています

  この制度では、遺産相続等には踏み込まないので、ある意味わたし達にとっては

  却って好都合なのかもしれません(^O^;)

  使うかどうかは別として、選択肢が用意されているというのは良いことだと思います(^O^)/

 

そんな今年の今日は、朝から出かけて今年の八十八夜の手摘みの新茶をいただきに出かけてきました

  ここはわたしが静岡の地に移って担当したお客様で

  その時から毎年お正月の年賀状に対して、ほぼ半年先に新茶を送り続けていました

  今はそれも整理して一時期からしたら1/3くらいですがクラブや最初の会社のメンバーを中心に

  今でも一年の感謝とこれからのお付き合いを「不老長寿の妙薬」に願って、細々と続けています