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本文を抜粋したほうが本の内容がわかりやすいと思ったので、ちょっと長いですが載せます。
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 (pp.4-7)
どうせ自分のことなんか誰もわかってくれない…。
人のことばかり気になっている自分に疲れる…。
何をやってもうまくいかず情けない…。
なんだか全てが面倒くさい…。
 
そんな生きづらさを感じてませんか?
 
どうあがいても心のモヤモヤが消えず、そこから抜け出そうと抵抗すればするほど、ますます不安に襲われてしまう。
 
どうにもならないと自分をあきらめている人も多いでしょう。
 
でも、本来のあなたはそんな小さな可能性で終わる存在ではありません。
勝手に自分の限界を決めてしまったり、「自分は価値のない人間だ」と思い込んでしまうのは、あなたの心の中にひそむ「リミッター」のせいです。
 
リミッターは無意識に働いて、私たちの自由を奪い、可能性に制限をかけ、強い力で幸せとは真逆の方向へと引っ張ります。
 
では、このリミッターに私たちは人生の舵を取られてしまうのでしょうか?
 
いいえ。きちんと取り除くことができます。それも、とってもユニークな方法で。
 
この本では、リミッターの正体を知り、自分の中にあるリミッターに気づき、そのリミッターを取り除く方法をお教えします。
 
リミッターを取り除いた「リミットレス」(無制限)の世界は驚くほど自由です。そこは、本当に自分が、望むことを表現できる場所。自分も相手も尊重しあいながら、豊かに、笑顔で生きられる世界です。
 
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リミッターに人生の舵を取られてしまうというのは、とてもしっくりくる表現です。自分のリミッターに、自分が振り回されるんですよね。
 
大抵は子どもの頃に自分を守るためにリミッターができてしまい、それは大人になってもそのままになっていて無意識に自分自身を縛り続けています。
 
私は自分がAC(アダルトチルドレン)だとわかった十数年前から、リミッターという名称ではありませんでしたが、その存在は知っていました。自分で外せるものは外したものの、深いものは外しきれずにいました。
 
 
この本の、第1部の第1章はリミッターについて。
 
第2章では代表的なリミッターについて説明されています。
 
特に代表的なリミッターは以下の7つです。
 
1 朝起きられないリミッター
 
2 動けないリミッター
 
3 正しさ主張リミッター
 
4 自虐リミッター
 
5 空気読みすぎリミッター
 
6 人の目気にしすぎリミッター
 
7 心配性リミッター
 
 
私は「動けないリミッター」を持っています。
 
「やらなければいけないのに行動に移せない。自分へのダメ出しをしてしまう。何をやっても虚しいと感じる。」などがありました。
 
行動しようと思ってもできない理由が出てきてやる気をなくしてしまうのです。「やらなきゃ」と思いながら一日中、最低限の家事以外はできないことも結構ありました。
あとは、行動している途中で無性にやめたくなることもあります。
 
以前から何度もやる気が出ない、メンタルが落ちてた等ブログに書いていますが、それはこのリミッターが原因のものが多いと思います。
 
他にも、トラウマがきっかけとなり育児に対して「動けないリミッター」が働いていたのでこれもほとんど外しました。(コンプリメントへのやる気不足として出ていた)
結果、コンプリメントに集中するのが楽になりました。
 
「動けないリミッター」には、余計な行動をして時間や労力を無駄にしないように行動を制限する役割があるそうです。
 
動かなければ失敗することも、疲れることもないわけですから「エネルギーの消費を抑えるための制御装置」です。このリミッターを外せば行動できるようになるのです。
 
リミッターができた当初は私を守ってくれるものだったのかもしれませんが、現在の私にとっては逆に悪影響をもたらしていました。
 
 
 
代表的なリミッターの中ではもう一つ、空気読みすぎリミッターも持っています。
 
いつの間にかやりたくないことをやらされている。相手が怒っていると「自分が何かやらかした?」とまず考える。などがあるそうです。
 
 
昔よりはだいぶ軽減しましたが、私の場合は言いたいことやしたいことを我慢して、自分が我慢していることもわからなくなり、自分の感情よりも相手の感情を安定させることを考えてしまうところがあります。自分が我慢するほうが楽だと考えていたのです。
 
特に10代の頃は、このリミッターが強く発動してました。今はとてもじゃないけれどあそこまで我慢できないし、する必要もないと思ってますが、我慢するほうが慣れてるし楽だなと思うことはあります。
 
 
 
第3章は外し方についてです。この章にこんな仮説があります。
 
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(p.97)
普段、私たちが頭で考えていることは、実は母親や父親の脳と繋がって生み出されるものであり、その思考に反発したりねじ伏せられたりして、私たちは本来の姿では生きられなくなっているという説です。
 
「ダメ人間にならないように」と親から心配され続けた影響で、自由に物事を選択できず、妥協して本当に求めているものは得られずに、時が過ぎてしまいます。
 
つまり、思考とは、
「外部から入れられているもの」なのです。自分の頭から湧き出てきたことのように思えますが、両親を始めとする誰かに影響されて出てきます。つまり、「あなたの思考は、あなたのものではない」
のです。
 
誰かの思考であっても、それで幸せになれればいいのですが、たいていの場合、その思考によって、私たちは罪悪感を抱き、心配と不安でいっぱいになり、自由になることへの恐れを持つようになります。
 
これこそが、私たちの自由を奪う心の「リミッター」の正体なのです。
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私はこの話は非常に納得できると思っています。
 
親からの意識、無意識のメッセージを受け取ってしまい、行動が制限されたり、逸脱してしまうというのはよくあることです。私たちが外から入れられた思考によって行動を制限されている仕組みがわかります。
 
うちの夫の場合は嘘をついたり、その場しのぎの取り繕いをしますが、私はこれはリミッターの影響だと思っています。今まで周囲に性格だと思われていたものは、実はリミッターなのかもしれません。
 
 
リミッターを外す方法は「あるキーワードを使って、自分の心に問いかける」というとてもシンプルなものです。
 
 
実行してみると、私の場合は意外なところで大きな効果がでました。
 
心に問いかけてみると、心臓の少し上あたりを中心に開放感を感じます。
 
普段から心理的な反応が特によく起きるのは胸の真ん中か、左胸から喉(特に心臓の上から喉の左側にかけて)です。
 
 
最初は心に問いかけても返事が返って来ないことがほとんどでしたが(もどかしい感じはあるけど言葉にはならない)毎回、左胸に開放感はありました。
前回書いたような感じで、それが開放し終わるまで受け入れながら待っているとスッキリします。
 
心に問いかけても返事が返ってこない場合は邪魔しているものを排除するのですが、その方法も本に書いています。
 
心に問いかけると、邪魔をしている人がパッと思い浮かぶようですが、私は特定の人であることは少ないです。
何人も重なっているような…誰でもないような曖昧な感じです。なので、私はその曖昧な感じを丸ごとイメージして排除しています。そして一回では邪魔を排除できないので何回も繰り返しますが、その度に邪魔は少なくなっています。
 
私の場合は邪魔を排除する時などに必ず感覚や感情を伴います。こういった感情や感覚については本に書かれていません。
とにかく邪魔が多いので、心と対話するよりも邪魔を排除することが圧倒的に多いです。(たぶん人によって違うんじゃないかと思います。)
 
 
この本の第2部は事例集です。
 
リミッターは代表的なもの以外にもあります。自分の心と繰り返し対話していくことで、リミッターを外していった事例について書かれています。
 
 
前回記事を書いたときは、開放までの時間が長い感情や感覚が多く、一時は10分以上かかるものもありました。
最初は苦しさだったものの途中で不安に変わり、また違う感情に変化することもありました。
 
重い感覚はだいぶ減ってきました。色々なものを開放しているので全体的に軽くなってきています。夫と話すときも解離が起きづらくなっています。
 
昨年の秋前までは感覚がかなり制限されていました。人や自分の気持ち、その場の空気や雰囲気を感じることが難しかったのです。
対人場面の症状を水を使って例えるなら、自分だけが水槽の中に入っていて、水面には上がれず水の中に潜っている。相手には水槽も水も見えてないという感じ。自分だけが違う世界にいるんです。
 
昨年の秋以降、対人場面の症状は、身体の半分は水から出てるけど移動がうまくできない…時々、水から頭だけをだしてるくらい沈むし、そういう時は浮いてはいるけど泳げない。という感じです。その前とは劇的に変わっていますね。
 
最近はどうなったかというと、もう水には入ってません。
ぼーっとしたり、思考停止するのはだいぶ少なくなっています。会話は対人場面の練習をすれば上手くできるんじゃないかなという感じです。
 
対人関係については、このまま未処理の感情やリミッターを解消していくのと、あとはリハビリという気がしています。
私が落ち着いてる時期に夫へのマイナス感情を解消させて、その後でリハビリに付き合ってもらおうかと考えています。
 
 
 
数日前、レイプを思い出した時に崖っぷちに立っているのと同じくらい怖かった時があり、動けなくなって全身が恐怖で一色になりました。フラッシュバックだと思います。レイプに関してあそこまで怖さを感じたのは17歳のとき以来、初めでです。
 
他には、苦しい感じが強めに出てきたり…。解離が取れてきているようで、感情や感覚は全体的に前よりも鮮明になってきています。
 
心に問いかけて邪魔(他人の思考や影響)を排除することによって、本来の自分自身との結びつきが強くなり、解離が取れてきたのではないかと私は考えています。
 
たぶんかなり早いスピードで進めてきているので、ここ数日はあまり心の中をいじらないよう、出てきたものを開放するだけにしてます。
次回のカウンセリングまではこのままキープしたいです。とりあえず一旦、先生に相談します。
 
 
最近は特に自分の感情に対して、あるがままでいいのだと思えるようになってきました。(対人場面で感情をそのまま出すという意味ではありません)
 
行動も思考も、もっと自由でいいとも思ってます。
 
自分を変えることに怖さもあります。でもその先にあるものに対してワクワク感もあります。
 
【追記】現在(2020年)は通院は卒業し、トラウマもほぼゼロです。→こちらをどうぞ
 
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