「努力・真面目・真剣」の盲点 2 | 野人エッセイす

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自然界からの学びには、知識でも実践でも、目的の「結果」を出すことが重要であり、それらに最も必要なことは思考の起点と順路。 それによって道理は組み立てられ求める結果が出る。

 

努力も真面目も真剣も意識の姿勢。

その姿勢は誰にでもあり、あらためて言われることでも意識することでもなく、対峙する内容次第で無意識にそうなるはず。

野生動物も狩りの瞬間は真剣であり、失敗から学び、生きる為に真面目に技を磨く。

 

それらの言葉と縁がなく、そう言われたことも意識したこともない野人も野生動物と同じ。

野人思考と思考が生み出す非常識な行動にそれらの気配が見えないだけだな。 自分でもそのように思ったことはない。

 

膨大な理論を生み出すことは、努力・真面目・真剣とは無縁。

時間と労力においてはそれらの言葉は当てはまるだろうが、道理の発見と結果においては関係がない。

真面目に真剣に努力したから結果が出たのではない。

 

努力、真面目、真剣、根性、前向き、などで物理数学の答えは出せない。

社会で暮らすことも自然界で暮らすことも現実であり、その判断は物理数学そのもの。 

 

真面目に努力しようが、根性で前向きに取り組もうが、判断を誤り、答えを間違えれば痛い目に遭う。

それが汗と血を流し、痛い目に遭いながら自然界から学んだ最大の教訓だ。

 

野生と違い、人間社会はこの三つの言葉を必要とする。

産業・学問共に分業が進み、会社、生産、製造、サービス業、アート、スポーツ、地道な研究など、それらなしではやれない。

 

真剣に真面目に努力すれば必ず報われると言うことでもなく、目的が果たせないことも多い。 果たせることもあれば果たせないこともあり、それぞれに理由がある。

 

その見極めが重要であり、それを、「とにかくやってみようは思考の墓場」「前向き思考は怪我の元」と野人は表現した。

見極めの判断を誤れば徒労に終わる。

 

努力も真面目も真剣も、やってみよう、前向き思考、プラス思考、ポジティブなどの言葉の盲点は、これらは人間社会の意識用語であり、これを前面に押し出せば用途によっては物理思考の妨げとなり、腰を据えて考え、行動の前に判断が必要なことも安易にパスしてしまう。

 

学門には多くの格言・名言があり、それらを人生の指標とする人は多い。

これらの三つの言葉もそれに近い聞こえの良い言葉。

本来は自ら考え答えを出すものだが、言葉に振り回されているように思う。

 

道理もなく曖昧な言葉は、自然、天然、健康、体に良い・悪い、ミネラル・・・など無数にあるが、生命の分野において奇麗にまとめた言葉には実体がなく、仕組みも定かではない。

 

だから、それをはっきりさせた膨大な物理論を構築。

それを基盤に、温故知新、生命の歴史と融合させた独特の歴史学と、独特の物理哲学を築いた。

 

教わるのではなく指標は自ら作り、その通りに生きている。

 

どんな道を進むか選択は自由だが、言葉と仕組みの境界を誤れば結果は出せない。

 

 

 

 

 

 

 

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