汗と洗剤の関係 思考の順路 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

学問のススメ180編の中から2013年に書いた2編の記事をまとめた。

この思考の順路、正しいか間違っているか自ら判断して参考に・・

 

 

人は何故「体に 環境に優しいと」言う言葉や、成分だけで判断して体に殺菌洗浄剤を使い続けようとするのか・・

帰ったら手を洗う、うがいをする、汗などで汚れたら洗う、など、洗うことで清潔を保てると言う常識から生まれたのが洗剤だ。

思考順路の例題として汗と洗剤の関係は最適チョキ

 

汗臭さは腐敗臭、それを落とす為に人は毎日洗剤を使う。

汗、臭い、べたつき、不快、水は不十分、洗剤はよく落ちる、さわやか・・・これが大半の人の思考パターンだ。

これらはすべて事実だから、何の問題もないと「言葉と体感」で確定ボタンを押す前に、「必要な思考」とは何か、何が欠けているのかを考えてみよう。

 

汗とは何か、その目的、仕組み、何故臭いか、何故べたつくのか、何故衣服まで臭くなるのか。

洗剤とは何か、その目的、仕組み。

 

汗の目的は、汗とは体温上昇を制御する冷却機能。

汗の仕組みは、水源地は血液、気化する時に気化熱を奪われることで体温を下げる。

何故臭いか、濃度維持の為に必要な成分も不要な成分もすべて出し、それに含まれる有機質たんぱく質が高温多湿な皮膚上で腐敗する。

何故べた付くか、汗に含まれる塩分と皮膚が出す脂質によるもので、塩分を多く含む夏の方がべた付く。脂質がなければ生命の危機、洗剤で毎日落とせばその分大量に分泌、それが塩分と混じれば水では落ちにくくなる。

何故衣服まで臭いか、汗と共に出た有機質が表皮で分解されなければ衣服にも付着する。付着すればすぐに腐敗、しっかり洗い落すしか解決法はなくなる。

 

洗剤の目的、水では落ちない頑固な汚れを落とす。

洗剤の仕組み、脂質を分解することで汚れが落ちやすく細菌も一掃する。

 

洗剤で汗を洗い流し、腐敗の元になる雑菌も殺菌して洗い流す。

 

洗剤で体を洗い流すのに何の問題もないと言う思考に欠けているものは、何故人間以外の動物が汗臭くならないかと言う比較思考だ。

人は人間界だけに生きているのではなく自然界に生きている。

誰かが言い出した「人間の道理」ではなく、自然界の仕組みの理解が先決であり、そこに気付けば表皮の仕組みにも思考が及ぶ。

 

表土、植物、動物、循環などの総合的な仕組みを解いた学者も本もないのだから自ら考えるしかない。

何故これほど重要な学問が存在しないのか・・

縦割り行政、縦割り学問など無機的な分類の中で取り残されたからだ。

 

高校生物の教科書がそうであるように、植物学、生態学、昆虫学、地学、考古学、農学、健康学、栄養学なども同様に、習い覚えることが中心で物理とは無縁。

自然界と生命の立体的な仕組みとはほど遠い単独部門の専門家を育てた。

つまり、誰もそのような学び方をした人が世界にはいないのだから学問の盲点と言える。

 

犬にシャンプーすれば臭くなり、水洗いでは臭くならない。

汗臭くならない道理が理解出来れば常識の間違いに気付く。

自然界の生き物、動植物は例外なく皮脂膜と常在菌なしでは生きられない

落とせば、紫外線の害、腐敗、病気、凍死が待っている。

犬の皮膚病の大半は洗剤が原因だ。

 

使うのが当たり前なのか、使わないのが当たり前か、どちらに思考の起点を置くかで導かれる答えはまったく異なる。

体に洗剤を使わない自然界すべての動物と、使う人間、どちらが正しいのかその判断が先決だ。

文明の洗剤が正しければ、生き物達は皆さん間違っていることになる。

 

野生動物に接した人なら気付くはずだが、気付かないのは皆が日常的に使っているから問題ないと言う常識と思い込みが原因だ。

 

不要と必要、まったく逆の方向だが試せば結果は明らか、自ら判断すれば良い。

学問のススメ・・参考になったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日腐敗臭のする唾液を飲み続ければ胃もたれも当然・・汗

ワキガ マタガ アシガ よ・・さらばビックリマーク

 

 

 

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