霧氷と氷霧。
霧氷は霧のような氷で、氷霧は氷のような霧。
似ているが異なる。
霧氷は変換出来るが氷霧は変換出来ず、氷と霧の文字を個々入れるしかない。
「氷霧と霧氷の違い」で入れても、霧氷と樹氷の違いしか出ず、個別に調べて判断するしかない。
「氷霧」とはあまり使われない言葉のようだな。
氷霧
「空気中に浮かんでいる水滴は過冷却状態となる為に0度Ⅽ以下でも容易には凍らない。その為通常は気温が-30度Ⅽ以下になるような極めて限られた気象条件でしか氷霧は発生しない。」
これでは知らない人がほとんどだが、氷霧の解説はどうでもよい。
この多くが知らない「氷霧」と言う言葉を何故知ったのか。
「氷霧」が夕べの夢に出て来たからだ。
雪でもない普通の山道を運転中にいきなりおじさんが出て来て通行止めの柵。
何やらがやって来るから引き返して逃げろと叫んでいる。
聞き取りにくく、「オームが来る??」と聞いたら・・
「オームじゃない ヒョウムじゃ」と答えた。
その意味を聞く間もなくおじさんは走って逃げた。
豹のような化け物か、ヒョウ柄のパンツを穿いた変人か・・?
ヒョウムが何かさっぱりわからないので車中で考えていたら、道の横から白い霧が出て道に川のように流れ始めた。
舞台装置で見るドライアイスの煙幕のようなものに車が埋もれ始めた。
ドアを開けると半端ではない厳寒の冷たさ、こりゃあいかんとUターンして高い場所まで戻った。
霧はドライアイスのように重たいようで低い場所は霧に埋まっていた。 普通の霧では逃げろとまでは言わないだろう。
あのまま止まっていたら車ごと埋もれて視界もなく、動けず凍死したかも・・
目が覚めてからヒョウムとは何かを調べた。
氷霧という言葉は実在するが、一般用語と違い気象庁専門用語。
記憶の片隅にもない言葉が何で夢に出て来るのか。
夢は意識の旅、意識にとっては現実の出来事であり、そこで新たな知識を別の意識から習ったということになる。
本来はこの地に特殊な氷霧が突然出るはずもなく、実際どんなものかはわからないが、おじさんが野人の知らない言葉を使い、その言葉が実在したと言うことだ。
言葉の使い方もさほど間違ってはいないし危険な霧だな。
夢は自分だけでなく他の意識も入って成り立っている。
やや不確かな部分も多いが、相手が知らない人でも意思が疎通出来る会話として成り立っている。
相手の言葉は予測出来ないのだから、夢の中で自作自演・一人芝居は出来ない。
「そう言えば・・」と、身に覚えはないかな。
夢は潜在意識や願望から生まれる不思議な現象ではない。
それらがきっかけになる事はあるが、思い通りには進まない。
願望は願い通りに満たされることなく、美味しいご馳走をどっさり食べた記憶は一度もない。
渓流でアオリイカを見つけたり、浅い田んぼで傾いて泳ぐウマヅラハギを喜んで捕まえたことはあるが・・
渓流のイカや田んぼのウマヅラなど予想したこともなかったな。
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