肉嫌いになる理由 野人理論 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

肉嫌いになる理由は簡単だ。

頻繁に説いては来たが、あらためて明記する。

 

人間の消化機能は動物性蛋白質しか溶かせず吸収出来ない。

数十万年、さらには数百万年の人類史の中で狩猟を中心に生き延び、雑食に進化することで食料不足を乗り切った。

 

草類の消化は歯が立たず、穀物ナッツ類は酵素などで対応するが大半は吸収出来ずに大量廃棄。

当然、食べるほど体力は消耗する。

つまり、消化吸収の目的はほとんど果たせない。

 

昆虫・青虫・鳥類がそうであるように葉緑素すら分解出来ず緑のうんち。

多くの動物がそれでも食べる理由は、吸収が目的ではなく、体内に滞在させればエネルギーが摂れるからだ。

 

母乳も動物性蛋白質、離乳してからも食の基本である肉が食べられないはずがなく、肉や脂があわない体質もない。

草食動物も母乳だが、離乳して草になるのは草が目的ではなく、草をエサにして大量の微生物を体内で培養、その動物性エネルギーで生きている。

 

海も陸も動物は動物性エネルギーでしか生を繋げない。

例外もたまにあるだろうがそれが基本。

生を繋ぐと言うことは繁殖力も含めて長期、食性を間違えれば退化する。 類人猿ではゴリラやオランウータンのように。

必要だから胃液機能を持って生まれ、胃液を使わないのも矛盾している。

何でも食べる猿やヒヒやチンパンジーの繁殖力は凄まじい。

 

肉を食べられないとしたら理由は一つしかない。

肉が肉ではない、つまり肉の本質を持たないからだ。

多くは気にせず食べても敏感な人は拒絶反応が起きる。

犬も野生肉を食べるとペットフードが食べられなく、あるいは好まなくなる。

本来の野生肉ではなくペットフード食を通す限り病不調は避けられず寿命も縮む。

 

肉の脂肪が胃にもたれる、消化出来ずに腸で腐敗するなど自然界では絶対にあり得ないことだな。

肉が悪いのではなく、何故人間が作った養殖肉がおかしいと考えないのだろうか

 

魚も養殖された鯛やブリや鮭やマグロ、それに高級魚と言われるシマアジやクエは、天然の魚とはまったく別の味の魚だな。

野人はそれらが食べられず、間違って食べればすぐに吐き出す。

 

観察やデータによる「現状」から始まる思考の基点を「本来」に戻すべきだろう。

肉を嫌う感性は感性データとして、最終判断は物理。

そうしなければ嫌う真相はわからず真実は見えて来ない。

理解した上で、どの食材を選ぶかは個々の自由だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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