死魚の群れ | 野人エッセイす

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今月14日の記事「肥料と表土がもたらした強烈な海の災い」

その影響がマリンビレッジにも出ている。

大量の魚が流れて来てマリーナに打ちあがり、レストガーデンからも流れる魚が見えた。

 

「肥料と表土がもたらした強烈な海の災い」

今日の伊勢湾は全面焦げ茶色の濁流で、浮いたマダイやスズキの死骸が川のように流れる死の海で、キスも釣れない。

これではせっかく復活しかけていたタコも逃げ場がなく全滅・・

自然界の川は大雨でも濁らないが人間界の川は濁る。

田畑に撒かれた大量の肥料中心に耕し続けた表土、さらに生活廃棄物も根こそぎさらわれて海に注ぎ込まれるからだ。

 

ビレッジは五十鈴川・勢田川河口の宇治山田港の奥にあり、宮川を繋ぐバイパス水路の中心付近にある。

伊勢湾内に出るまでの距離は1500m、つまり満ち潮と共に水路の奥まで流れて来たのだ。

 

海に出れば湾内から外洋まで死魚が漂い、いつもの浜や無人島にも打ちあがり、腐敗臭で上陸して海に入る気がしない。

昨日、上陸して海に入るつもりだったが、断念した。

2週間もすれば分解されて奇麗な海に戻るだろうが、これほどの惨劇を見たのは40年以上この海を見て来た野人もまむし頭も初めてのことだ。

 

今回はいつもの肥料と削られた表土の濁流だけでなく、毒性を持つ人間の産物が大量に流れ込んだとしか思えないほどの酷さだった。 しかも伊勢湾全域に影響を及ぼすほどの量・・

前回のようにマダイだけでなく、川の濁流や汚泥に強く逃げ足も速いスズキや黒鯛も大量死が見られたが、逃げ出す時間も海域もなかったということだ。

 

海に害をもたらす農業と暮らし・・

いくら奇麗な言葉を並べようが危険物・毒物の中で暮らしているようなもので、常識・学問が間違っていないか考え直した方がよい。 それらが環境にも体調にも大きな影響をもたらしているのだから。

 

宮川は濁らなかったから直接的な被害は伊勢湾の奥の半分の海域と考えられる。

鳥羽や伊勢の海は外洋から奇麗な海水の補給があるからダメージはそこまでではないだろうが、果たしてどれほど生き残れたのか・・ 判明するのはこれからだな。

 

人間が招いた災いは人間が解決出来るはず。

しかし、間違いに気付かない限り解決も出来ない。

世界中で大勢の人間が考え続けて気付かないのなら、考えた中に答えはないということであり、学問が基盤から間違っていることに他ならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お野人の親指の怪我は24時間で完治。クラッカー 穴も塞がった

痺れも完全に抜けて痛くもなく水仕事もしているチョキ

 

 

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