野人ソウルフード アジのすり身 | 野人エッセイす

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは

鮮度抜群 30cmを超える大きなアジ  刺身で旨い

スライスしてかき混ぜながら3度水洗い 臭味と脂肪を抜く

しぼって水気を切る

塩 砂糖 味醂で味付け 卵白を加えてこねる

数回に分けて チョッパーで粘りが出るまで混ぜ続ける

団子を常温で2時間寝かせ 20分程弱火で蒸して・・

熱いうちに水で冷やして 完成  大半は冷凍保存

でっかいお饅頭のような味のすり身  モチモチドキドキ

 

 

野人の故郷は大分県津久見市。

津久見市内でも道路がなく市営船で2時間近くかかる半島奥の漁村で生まれ育った。

その名も落の浦・・・

アジ漁で栄えたが落ちぶれた漁村、漁師は一人もいない。

 

食い物と言えばアジとイワシの煮干ししかなく、牛肉やケーキが食いたくてたまらなかった。

何処の家にお邪魔しても食わされるのが自家製「アジのすり身」であり、見たくもないのだが仕方なく食べていた。

 

故郷を離れ、多彩な揚げ物、さつま揚げなど食べてもさほど旨いと思わず、これならアジのすり身のほうがはるかに旨いと思うようになった。

あれだけ食わされれば身に沁みついて中毒になるのかもしれんな。

 

それからたまにアジのすり身を作るようになったのだが、最近は食いたくてたまらなく、連日のように作り続けている。

思ったような歯ごたえと味にならず失敗ばかり。

味は良いのだが歯ごたえが気に入らない。

何とかそれに近いものになって来たが、まだ納得がいかない。

 

蒲鉾は蒲鉾の味、竹輪は竹輪、薩摩揚げは薩摩揚げの味・・それでは何の魚を喰っているかさっぱりわからん。

使ったその魚の味がわからないほどがっかりすることはなく、そこそこ旨ければよいと言うものでもない。

 

マリンビレッジでもそこは徹底、その食材の味が滲み出たものを出している。

薩摩揚げも蒲鉾もよく食べてはいるがアジのすり身には敵わない。

とにかく何個でも食いたくなる。

「美味しいなアジのすり身」と言いながら食い続ける。

この日は刺身で旨い30cmを超えるアジを10匹すり身にした。

小アジは面倒だから・・

 

色んな魚で試してアジ以外で美味しかったのはエソとシイラ。トビウオも美味しい。

最近は最もシイラのすり身を試作中、いずれマリンビレッジでお出しする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アジのすり身食べたい人 クリック

                   ダウン

にほんブログ村 健康ブログ 食育・食生活へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 健康ブログ 健康法へ
にほんブログ村