おでかけ海上講習会 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

こんだけ・・・・

あっち・・・

昨日の伊勢湾 濁流

野鳥観察

海鵜の羽根乾かし

海面を走って離水

海と陸の境界は・・

ホ・・ ホケキョ はてなマーク

 

 

海浜山菜ツルナ (ニュージーランドスピナッチ)

猪炭火焼

猪鹿トマトシチュー

美味しビックリマーク  ドキドキドキドキドキドキ   パワー抜群メラメラ

 

 

台風が通過した昨日の伊勢湾は見渡す限り泥水で強風。

今日の海のお出かけ講習会は絶望的、皆さん海に入る服装をしていなかった。

 

やる気満々で一人海水パンツ姿で出勤したお野人、出航を決行。

天気も良いし、海が静かなら船は走れるし泥水もまた講習の材料。

皆さんも行く気満々で大喜び。

 

何故これほど広い伊勢湾が一面泥水に覆われるのか。

農業の過ちがもたらしものだが、海洋生物はたまったものではないな。

 

思ったより泥水層が薄く、強風のせいもあって翌日の今日は格段に回復していた。通常なら3日は濁りが消えないだろう。

これならまあまあ快適な航海。

 

今日のテーマは生命の意識と進化の関係。

さっそく1羽の「海鵜」を観察。

 

水生生物は粘膜と微生物、陸の生物は脂肪膜と微生物に例外なく覆われ、そのバリヤー失くして生きて行けない。自ら洗い流す人間は別として。

 

洗い流しはしないが必要な防水機能を自ら捨てた例外の一つがこの「鵜」だ。

鳥は空を飛ぶために身を軽くして毛に空気の層を持つが、海鳥のように海中に潜る漁はこの空気層が邪魔になる。

浮力と抵抗だけでなく、小さな泡が後を引く為に魚を驚かすからだ。

 

鵜は空気層を捨て魚に怪しまれることなく素早い動きで長く潜れる。

その代わり飛ぶ為には水分を含んだ羽根を乾かす必要がある。

暖かい羽毛がないので相当な皮下脂肪を蓄える必要もある。

 

体はさらに重くなり、飛び立つことが容易ではない。

長時間水面を走って離水する格好は滑稽でもあり素晴らしくもある。

しかも低空飛行で高く舞い上がろうとせず、すぐに着水する。

大半が海面移動の為の飛行だからだ。

 

ペンギンは飛ぶよりも海を漁場に進化したものだが、鵜はその進化過程と思えばよい。

哺乳類のオットセイやアシカやトドも同様の道を歩いている。

 

そうなったのは神様のせいではなく、自らの強い意志が体を変化させた。  植物もまた環境に応じて自らの意思で体を順応させた。

 

海と陸の境界線、海から陸への生命の進出、川の歴史と流れ続ける道理。

磯の食料調達、生食の方法など皆さん興味津々、元気ハツラツクラッカー

3名ほど、海に入り気持ちよく泳いでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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