テレビで中国の鵜飼をやっていた。
日本では鵜匠が首にヒモ付けた鵜を操る川のアユ漁だが、あちらのほうが面白そうだ。
川漁には違いないが、鮎ではなく鯉のようなデカイ魚を捕らせている。
ヒモは付けず飛べないようにして飼い慣らしている。
檻もなく、ペットのように船の縁に掴まり乗船、漁場に着くと潜って、とても呑み込めそうもないようなデカイ魚をくわえて来る。
それを鵜匠はデッカイ網で鵜ごとすくいあげて魚を取りあげる。
鵜は嫌がるが、代わりに呑み込みやすい小魚をもらえるから離す。
首を絞めて呑み込んだ鮎を吐き出させるより人道的、いや鵜道的だな。
犬だってイルカだって芸をしたらご褒美のエサを与えて仕込む。
よく考えれば、食べやすいサイズの魚を選べば良さそうなものだが、そこが鵜の偉いところで、腹が減っていればそこまで考えない。
カレイだろうがヒラメだろうがアナゴだろうが動く獲物を捕える。
浮上してから呑み込もうと懸命に努力、やって見て口に入らなければあきらめる。
「前向きの鏡」のような鳥ではないか。
何故そこまでわかるかって・・?
それはね・・
猿を徹底観察して学んだように、野人の視点で、船から鵜の行動習性を観察していたからなんだよ。
ある日、ウミウの鵜太郎が・・
ヒラメのようにでかいカレイをくわえて浮上したところに出くわした。
とても呑み込めそうにないのだが、鵜太郎は上を向いて口をいっぱいに開けて呑み込もうと懸命に努力していた。
どのように考えても不可能に近いのだが、鵜太郎はあきらめない。
野人は大きなタモ網を差し出して言った。
「おい お前には無理 こちらによこせ」
鵜太郎は嫌がって泳いで逃げながらも呑み込もうとしていた。
「代わりに・・小アジやるから よこせ!」
野人は網を出したまま船で追いかけた。
鵜は飛ぶのが下手くそで長い滑走水面距離が必要、魚をくわえた頭が重くて体が持ち上がらない。
そこへ飛ぶのが上手な海猫が来て魚を横取り、近くの防波堤へ運んだ。
そこへトンビがやって来てさらに横取り、カレイなる技で飛んび去って行った。
野人と鵜太郎は・・飛んび去るトンビを茫然と見送った。
「バカタレ!
お前が理のないことやるからこうなるんだ」
大きな穴子をくわえて何ともならんかった鵜次郎も目撃した。
だから・・・鵜の性根がわかった。
しかし・・中国流鵜飼は思いつかなかったな。
必ず小魚を代わりの褒美に与えるという・・
やるか・・ 鵜飼~~
ギブ・・鵜 & テイク
鵜の住処へ行って、目が開く前のヒナをお借りして来よう。
最初に目に入ったものが親・・・
小学生の頃、スズメのヒナもそうして育て、肩に乗せて学校へ行っていた。
人の家の屋根の頂上に上り、瓦をはがして理に適ったヒナを探しまくったが、見つかれば盗賊扱いだ。
鵜太郎、鵜次郎、鵜ん子・・を育て
一緒に海に潜り、む~さんの好みのサカナ・・教えてあげよう
小魚が少なく、大物が多い場所へ連れて行けばよい。
朝から断食させて・・・スーパーのイワシ持って
モリも釣り具も・・・いらなくなるかもしれんな。
楽して魚捕る漁業モデル・・作るか。
川を上り放流鮎を食い荒らし、皆様にご迷惑おかけしているのだから少しは人のお役にも立たんとな。
白い ・・ 木も草も全滅
ナブラが立ったマリンビレッジ
http://ameblo.jp/muu8/entry-11421678788.html
ううううう・・・
http://ameblo.jp/muu8/entry-10407158846.html
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