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桑の実、マルベリーで白髪染めの実験をやった。
むーヘッドは黒々ふさふさだが横に白いものがちらほら・・
特にその必要はないが、宮崎の美容師ハナが持参したヘナも2回実験した。
自然界の資源、特に植物の活用が会社の理念でありこれまで食用、薬用、香料、着色料、その他有用植物を紹介して来た。
香料ではクロモジやマタタビの活用計画、人と猫のアロマ「ニャン香」も作った。
レモンの葉の使い方も紹介、ヤブニッケイ、葛の花、スイカズラなども活用実験した。
色は草木染めの植物だけでなく、クチナシやエビヅルやシャシャンボなど食用に使えるものはすべてやって見た。
ヘナはインド産だが、国内にもそれに適した植物があるはず、その第一号がこの桑の実。
理由は単純で、身に覚えのある人は多いだろうが、桑の実を食べればすぐにバレる。
指だけでなく舌が真っ黒になるからだが、黒と言うより濃紺に近い。
つまり濡れてもなかなか落ちないと言うことだから根性があるではないか。
それに成長が極端に早く、桑畑が再生出来ればおカイコ様も飼える。
養蚕は5千年の歴史があり、日本も輸出して経済を支えていたが合成繊維に押されて衰退した。
養蚕だけでの採算は無理でも、複合事業として協生農法でやればシルクロードは復活するかもしれないな。
フレッシュマルベリー、ドライフルーツ、フレバーティー、葉はお茶に、根は漢方、ヘアカラーが失敗でも桑畑は協生農園果樹園として理想的、他にも使い方は色々ある。
昨年、桑の実と葉を乾燥させ粉末にした。
実だけでは大変だから葉で増量したのだ。
それを小皿に少量溶かし、ちょいちょいと・・・
歯ブラシに付けて横髪の白髪が混じる部分に付けてみたのだが櫛のように上手く行かなかった。
粉は随時使えるから長く染まる必要はなかったのだが効果なし。
そこで・・しげちゃんのりちゃんは本格的にこってりとむ~ヘッドに盛り付けた。
葉はやめて濃厚で貴重な実の粉末で実験した。
しかし、指に付けてもあの色は付かず、色抜けしているようだ。
サランラップを巻いて3時間、洗い落したがやはり失敗に終わった。
お湯に溶けば「マルベリーティー」にもなり、食用としても優れもので、料理の着色や髪染め草木染めにも使えれば最高だったのだが・・まあよい、最初はこんなものだ。
山に植物はいくらでもあるから、特性を理解した上で何度でも実験すればよい。
竹の皮、ナンテンの葉など手間も経費もそれほどかからないのだから復活させれば弁当に保存料はいらない。
むさ苦しく風情のない弁当の仕切りの緑のビニル「人造バラン」についてはまたいつか植物の活用で紹介する。
前回ヘナ染め 昨年12月
む~塩の燃料がやって来た
http://ameblo.jp/muu8/entry-11434856929.html
植物の活用
ドイツのムクロジ石鹸
http://ameblo.jp/muu8/entry-11202026280.html
天然洗剤 ムクレモン レモンの葉ーブティー
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植物の活用
葛の花の香りはジャスミン
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またたびの兄弟 ニャン香とサルマタキウイ
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