野人理論では・・
食べる目的は成分・養分ではなく心身の制御エネルギーの補充だから食べる「種類と量」は重要ではない。
栄養ビタミン、ミネラルや野菜の必要量などあるはずもなく、学者の言う通りに摂れる人は人類の何%か・・
そのような歴史もなく、人間以外の生物の食べ物は1種から数種であり、世界各地で食べ物も異なる。
動物性たんぱく質は胃液で溶かしほぼ吸収出来るが、植物は果肉以外不可能。 それにも関わらず青虫・毛虫や昆虫が葉を食べる理由は・・
1、葉の水分を介して植物の生命エネルギーを摂っている。
2、セミやカブトムシが樹液を吸うのは、樹液の水分を介して植物の生命エネルギーを摂っている。
3、消化機能が単純な鳥類が葉を食べるのも同じ
4、肉食・雑食動物が植物の葉を食べるのも同じ。
5、葉がない時に鹿がまったく消化不能な樹木の皮を食べるのも同じ、効率は悪いが体内に留め置くことで樹皮の生命エネルギーを摂っている。
このようにして生命は生命の電気エネルギーで生命を繋いでいる。
地域・種類が異なれば植物の成分も異なるように、成分そのものはたいしたことでもなく、どうでもよいことだ。
健康食品、漢方で言うなら、青汁、ドリンク、薬膳スープなど、有効成分ではなくその食材が本来の植物や肉のエネルギーを有しているか、それが重要。
成分に着目すべきことはある。
それが今回のテーマ「エネルギーのベクトル」だが、前提は「本来の完全なバランスを有する植物」であり、人が手を加え栽培したものは除外する。
ベクトルとは力が作用する方向と大きさ。
植物を構成する個々の成分が持つエネルギーの方向と力は微妙に異なる。
植物全体が有する基本的なエネルギー、個々の部位が持つエネルギー、この2つがあると考えれば良い。
野人理論は常識で言う成分効果ではなくエネルギー効果であり、このエネルギーの方向がそちらに向いているからだ。 その電気エネルギーが生命の電気エネルギーに作用を及ぼす。
もっと具体的に言うなら、体の意識・臓器を含めた指揮系統に作用する。
マタタビは猫の意識に作用、鎮静、陶酔作用を及ぼし、成分に関係なく多くの植物が腎臓に利尿作用を及ぼすのもそれが理由だ。
毒草は多くの動物に害をなし、マタタビはネコ科を中心に即効性で作用する。
このことから、毒草の成分、マタタビの成分が影響を与えることに間違いはなく、人は成分を抽出して薬や毒として利用するようになった。
しかし、その有機成分がもたらす効能はわかっても、何故それが作用するのかわからない。
元は水と空気で構成されているのだ。
コアラは有毒のユーカリが主食、肝臓に毒を分解する機能があるからとされているが言葉で片づけるのは簡単。
そこで「ああそうなのか」と認識して思考は止まる。
毒が何故動物に作用するのか、どのようにしてそれが無毒化されるのか、そこには物理的道理も何もなく観察した結果だけだな。
作用する有機の元素はどれも無毒だが、組み立てられた成分、細胞の電気エネルギーは動物の指揮系統に作用する、毒は正常な流れを妨げる妨害電波と考え、その逆は修復・活性させる電波と考えればよい。
別の言葉で言うなら指揮系統の気の流れを妨げるか通しやすくするかだな。
野人は、ハチやクラゲなどの動物毒を一瞬に中和解毒する仕組みは解明したが、植物毒の中和解毒は困難、そのうち必ず解明する。
電気エネルギーの作用だから即効性なのであり、体内に吸収されて数十分後に効果を表す「成分」でないことは確かだ。
単なるパワー不足の低血圧も同じ理由でほぼ一瞬で復元する。 それをビレッジで体感した読者も多い。
続く・・ 次回最終 ベクトルの活用編
キャベツが青虫を養う理由 9
https://ameblo.jp/muu8/entry-10419039836.html
キャベツが青虫を養う理由 10
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アタシを食べて~ 2
https://ameblo.jp/muu8/entry-12101267543.html
動物の食性とエネルギー源 1
https://ameblo.jp/muu8/entry-12254101098.html
毒が体に悪さする仕組みと制し方
https://ameblo.jp/muu8/entry-12292495164.html
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