植物エネルギーのベクトル 2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

科学は生命に関して思考のベクトルが完全に間違っている。

学ぶ姿勢がおかしいからそうなるのであり、そもそも人や本からすべて学ぼうとするからそうなるのだ。

 

最初から方向が決まっているのだから行き着く先も決まっている。

それに疑問を抱かないのは自ら考える習慣がなく、その基盤もないからだ。

 

思考の起点を常識や本に置くか、本来の自然界に置くのか。

自然界に置いてそこから導き出したのが協生理論であり、生命エネルギーのベクトル理論。

理論は膨大だが今の学問の中に参考文献はなく基礎から組み立てたもの。

 

人間だけでなくすべての動物、草食動物さえも自らの力では植物を分解消化することは不可能。

消化とは胃液で溶かして吸収することであり、溶かしても吸収出来なければ消化とは言わない。

消化出来ないもかかわらず、何故動物は植物の葉や根を食べるのか。

 

消化不可能は植物のタネである穀物も同じだが、理由は既に公開しているし今回は横に置いておく。

草食動物が植物を食べる理由も同じで今回は除外する。

 

草食動物のような分解消化する機能を全く持たない肉食雑食動物、昆虫がなぜ植物を食べるのか。

 

世界中が穀物野菜を主食にし、栄養・ビタミン・ミネラル・酵素・必要量など常識になっているのだから「食べるのが当然」、これを思考の起点・前提として人は考えるが、野人はまったく前提にしていない。

起点は、地球上の他の動物同様に「人類は何を食べて心身機能を維持して来たか」だ。この起点と思考順路が間違っていなければ答も間違っていない。

 

肉食雑食動物は植物の他に主食があるが、昆虫はどうなのか。

生命が誕生した海で食物連鎖が始まったが、胃液で消化出来ない海藻を主食に出来る魚類はいない。

唯一巻貝など貝類の一部や昆虫の祖先である甲殻類などが主食にしていた。

陸に上陸してからもその食性は続いている。

 

鳥類や昆虫類が植物の葉を食べても消化出来るはずもなく、繊維質どころか葉緑素さえも分解出来ないから「緑色のウンチ」になる。

蝶の幼虫・青虫のうんちは緑であり、食べた葉の量がそのままうんちの量になっている。

うんちをキャベツの根元に戻している青虫は、キャベツの葉を搾取することなく 逆に動物性エネルギーを添えて益をキャベツにもたらしている。

 

人間は草食動物のような微生物ではなく酵素で植物の一部を分解、緑のウンチをすることはないが、他はそうではない。

まったく消化出来ずそのまま出している。

人間が食べた植物の量とウンチの量を、水分量を同じにして量ってみればわかるだろうが、穀物、野菜、根菜類は大差ないはずだ。

 

肉類のように大半は吸収されることなく、植物は出されている。

何故それで生命を繋げるのか。

 

消化とは溶かして吸収すること。

胃液と小腸はその為にあるのではないのか。

 

消化の定義は・・

生物が自分の栄養源となる体外の有機物を吸収する為に、より低分子の状態に分解することである・・

とあるが。

 

完全分解出来ない野菜、あるいは穀物のように分解されても大半が吸収出来ない食べ物が何故主食として常食されるのか。

 

人間を含めた動物は「栄養源」やビタミン、ミネラルを本当に求めているのか。

さらには、健康補助食品は必要なのか。

 

自然界を観察、動物の食性を見て、海陸の歴史を見て、自らの頭で考えたことはあるかな。

学問は矛盾だらけなのだが・・

 

続く・・

 

 

 

 

思考のベクトル 1

https://ameblo.jp/muu8/entry-12535398333.html

 

思考のベクトル 2

https://ameblo.jp/muu8/entry-12535719485.html

 

 

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