「学校から学ばなくてよかったな。
素直に頭に詰め込んでいれば疑問など湧かなかった。」
3年前の記事「大地に止まらない水」の記事の最後にそう書いている。 そのおかげで協生理論が生まれ、今こうやって記事が書けている。
人知・文明の基礎を作った物理・数学、それらの思考順路以外、学校から学ぶべきものは何もなかった。
中高毎日の授業で6年やっても話せない英語・・
生き物の物理的仕組みが全く解明出来ていない生物・・
年代、人名、事項を覚えるばかりで学ぶべきものがない歴史・・ 野人の疑問に応えられない教師。
まったく学ぶ気も起きず、自分で考え答を出すしかなく、ノートもなく予習復習もしたことないから学校はヒマで退屈。 年間ではペンよりモリ持って海で魚を追いかけ、狩りに励んだ時間のほうが長い。
疑問を解消すべく社会へ出てから数十年間のほうが、徹底して調べ尽くし解明する本来の学習だったな。
理論の基盤は水の循環と表土の仕組み、そこから植物・動物、生命の仕組みへと広がる。
協生農法は表土・環境復元法であり体調復元法。
現学問の領域を超えた協生理論の誕生は世界の常識・学校・学者・専門家から学ばなかったからと言える。
疑問があるから新たな思考が始まるのであり、調べて探して答えが見つからなければ自分で考えて答えを出す、その繰り返しだった。 それが半世紀以上続いたが、嫌でもなく結構面白かったな。
それは学問だけでなく、スポーツ、武術、ギャンブル、仕事など、暮らし全てに及んだ。
独特の泳法、武術護身術、狩りの方法など、「芸は身を助ける」・・だった。
自分の感性に合った心地よい本から疑問は湧かない。
何の為に学ぶのか、それ次第で本も人も選び方が変わるはず。
一般的には嫌いなことを学ぼうとも近づけようともしない。
農業が性に合わない野人は農業から多くの間違いを学び新たな農法を考案した。
原人も同じだが2人とも表土復元の為にこれを探求して広めようとている。
「好きなことやりたい」「好きなこと学びたい」という思いはなかった。
自由に生きたいと言う思いは強かったが、イコール好きなことではない。自ら決めた道を歩くと言うことだ。
やりたいことは「やるべきこと」であり、学びたいことは「学ぶべきこと」。
だから、それらと好き嫌いは関係がなく、読みたくない本も随分買って読んだ。
「見つからない」との断定は判断であり、現実の物理的判断に自らの感性を持ち込めるはずもなく、持ち込めば判断を誤る。 世界の現状はそうではないかな。
いくら探しても見つからないから本から学ぶことをやめて自然界を見続けたのであり、原人もまたいくら探しても答えが世界にはないから伊勢に来た。
もはや「学ぶべきものはない」と、東大と日本を捨ててフランスへ渡った原人。
似た者同士だが、違いは・・
あえて言うなら、「一発必中・一網打尽・濡れ手にタコ」のギャンブラー思考と実践キャリアだろう。
こんな学問では答えが出せるはずがないと見切りをつけ、どこをどのように探せば見つかるかと見当を付け、海深くの次に森深く突入したお野人。
幼少より野蛮人・反逆児のレッテルを貼られ続けたお野人と、天才と呼ばれ続けた旧家の御曹司原人・・
バランスのとれたコンビでなかなか陰陽~
世界トップレベルの頭脳を持ちながら、森だけでなく海に入り、地球の基本から学ぼうとする姿勢を持つ原人は素直で素晴らしい。 人から学んだ知識だけで立派な講釈を述べる学者とは大違いだな。 志と気骨・・
野人は原人にはなれないが、原人は野人にもなれる。
地球を正常に戻し、人間だけでなく多くの生命を救うだろう。
大地に止まらない水
https://ameblo.jp/muu8/entry-12277302160.html
知性の発達と衰退の原因
https://ameblo.jp/muu8/entry-12560962047.html
野人理論 間違いと修正の歴史
https://ameblo.jp/muu8/entry-12534326077.html
原人の考え方が見える シネコブログ
何故 研究航海か? 1
https://synecoculture.org/blog/?p=107
何故 研究航海か? 2
https://synecoculture.org/blog/?p=142
ソニーCSL一行 海洋実習 2年前の今日
https://ameblo.jp/muu8/entry-12375468570.html
ソニー協生農法プロジェクト 海洋実習 原人船長
閃きの夏・・