人間が最も望むこと 2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

 

人間社会で生きるには働かなければならない。

 

会社勤務、自営、どちらもメリットとデメリットを併せ持つ。

不自由と自由、安定と不安定、しかしどちらも不安定で不自由とも言える。

 

労働面から考えると、どちらも終日拘束され懸命に働かなければ維持出来ない。

会社には定年と言う期限があり、自営にも体力の限界があるが労働ペースは変わらない。

 

定年も試験もなく、技術も経験も必要なく、体力に合わせて終生自分のペースで大勢が働ける職場は世界には農業しかない。

農業は産業の始まりであり、工場設備も原料も必要なく、勝手に商品が出来上がる魔法のような職業。

 

工業製品は作るのにそれなりの費用も手間もかかるが、農産物はかからない。

人間の欲が工業製品同様、かかるようにしただけだ。

手間も費用もかける農業は崩壊寸前、これでは後継者も育たない。

 

最も土地効率が悪いのが農業で、月額家賃5万円のアパート代は農地5反の1年間の借地料と同じだ。

5反と言えば1500坪で50坪の建売住宅30軒分。

 

生産効率が良ければそんな安い借地料にはならず、その地代でなければ借りて耕作しても地代が出ないから借りる人がいない。

月額にすれば5反で一カ月の地代は約4千円。

 

プレハブ農機具倉庫を設置して寝泊まりすればテントやバンガローよりも快適。

自宅から遠くとも通える。

月額4千円で1500坪の会社と簡易宿泊所が得られる。

まあ、最も安上がりな職場と考えればよい。

 

勤務は自由、ネクタイ締めて毎日通っても普段着でも問題ない。

タイムカードはないし、うるさい上司もいない。

定年も解雇も倒産もない。 結構なことではないか。

 

収入は月に5万でも、30万でもやり方次第。

国民年金、厚生年金、生活保護額くらいは苦もないだろう。

90歳でも百歳でもペースに合わせて生涯働ける。

 

現農法では不可能でも協生農法ならそれが出来る。

 

一反当たり果樹40本、5反で200本を買って植えても20万円かからない。

挿し木や種からやれば限りなくタダに近い。

放って置けば勝手に大木に育ち、設備増資も不要、頑張って育てなくとも年々生産量が増えて行く。

 

下草代わりにゴボウやニンジンやラッキョウやヤマウドやニラを植えておけばこれも勝手に増えて行く。

主な必要備品は2万円の草刈り機と2千円のスコップくらいだろう。

 

半自給自足で食費も助かり、生活だけでなく健康の心配もなく、対人関係のストレス、疲労のタネもなくなる。

やり方次第で未来への道が大きく開ける。

 

これで失業問題も解決出来るはず。

どうしても性に合わなければ、農業で一旦生活を建て直してから好きな道へ移行すればよい。

最初だけ支援すれば誰でも暮らしは建て直せる。

 

こうなる為には協生農産物が市民権を得ることが不可欠であり。

就農者、収穫管理会社、販売会社、これらを支援して流通システムを構築、農業の復興の為に一般社団法人「荒廃農地再生機構」を立ち上げた。

 

誕生と消滅を司る生命の大地・・

人間が人間らしく生きられ、尊厳と健康を保ち、ストレスも迷いもなく、未来に希望をもって生きられる。

世界の誰もが望むことではないだろうか。

 

個々の希望や夢はここから好きなように追いかければよいのだ。

人は暮らしに必要だから働くのであり、働く為に生きているのではない。

 

 

 

 

 

高齢化社会が目指す未来への道 1

https://ameblo.jp/muu8/entry-12354690755.html

 

高齢化社会が目指す未来への道 2

https://ameblo.jp/muu8/entry-12354840868.html

 

高齢化社会が目指す未来への道 3

https://ameblo.jp/muu8/entry-12355233470.html

 

 

 

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