人間が最も望むこと 1 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 


 

人間が最も望むこと、望むものは何だろうか。

人それぞれだろうが、大きく、資産、人、それ以外に分かれ、重複もする。

「それ以外」とは意識の中のものであり、生き方など哲学的な望み。

 

目標があればそれに向かって頑張り続けるのが人間。

目標がなくともそれなりに生きて行けるのが人間社会。

 

望みを持つ人は目標を立て、生涯かけてそれを果たそうとする。

経済的豊かさを望む人は学校を選び、受験勉強、会社を選び就職活動、あるいは自立。

 

各界の頂点を目指す人は音楽、芸術、スポーツ、武術、他ジャンルの専門家。

人並みの平穏な暮らし、家庭を望むものは愛情、人間関係を大切にする。

 

音楽・芸術に終わりはなく生涯没頭出来ればそれなりに満足・納得出来るだろう。

半生をかけてスポーツ、武術の頂点を極めた人は、何を望みに半生を生きるのか。

 

会社に人生の大半を費やした人も同じで、第二の人生に情熱を注げるのだろうか。

どれほどの地位と名誉を築こうが、60代で組織を去れば普通の人になり一からまた始めなければならない。

抜け殻のような意識と体でそれがやり遂げられるのか。

その多くはゆったりとした隠居生活のようなもの。

 

独立して事業に情熱を費やしあり余るお金を手にしても何に使うのか。

お金は使う為にあるもので、貯める為のものではない。

学び、旅行、趣味・・いくら時間を費やそうが際限がない。

 

国内にはそれらが得られず、日々の暮らしに追われる人のほうが圧倒的に多い。

世界から見れば日々の糧さえ得られず、貧困と病にあえぐ人が大勢いる。

先進国の部類に入る日本は恵まれている。

 

野人は世界の人達を視野に入れてこれを書いている。

 

人間が最も望んでいることは何だろうか。

恵まれた国、恵まれない国を含めて共通した人間の望みは何か。

 

人間が人間らしく生きられる、人間の尊厳、これに尽きるのではなかろうか。

施しを得ず、束縛されず、自由に、自らの力で生き抜けることが一番の望みだと野人は思っている。

 

前述した多くの望みはその後にくっついてくるものだろう。

それらの大半は安定した経済力、時間があってこそやれることだ。

 

スタッフにも聞いてみたが、健康、安らぎ、安定した暮らし、生き甲斐、酒・・など、表現は人それぞれでも誰もが同じような内容だろう。

 

しかしそれらが得られない人のほうが圧倒的に多い。

 

生きてそれらの目的を果たすには食べなければならない。

食べる為にはお金が必要であり、それを得る為には働かなければならない。

 

古代の狩猟採集の時代と違って、それに取って代わったのが労働であり、労働は生涯ついて回り、人生で動ける時間の大半を占めている。

 

仕事が趣味で生き甲斐と言う人はともかく、大半はそうではないだろう。

人間社会、野生、どちらでも生きて行けるお野人はさらさら働く気がなかったから就職活動をしなかった。

 

どうすればより多くの望むものが得られるのか。

最も可能性が高い方法とは・・


続く・・・

 

 

 

遊んで楽しむ自給への道

https://ameblo.jp/muu8/entry-10130548890.html


世界と日本の食糧事情

https://ameblo.jp/muu8/entry-10673306844.html

 

 

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