高齢化社会が目指す未来への道 2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

高齢化対策をどのように進めるのか、一次産業、自営業はともかく、多くの会社員は60~65歳までに第一線からの引退を余儀なくされる。

 

それからは年金中心の生活で、仕事はそれぞれの事情次第、気分次第。

これを第二の人生、あるいは余生と言うが、本来は余生などないはず。 死ぬまで全力が生命の宿命。

 

以前の覇気は失われ、急に老け込み、体調不良・・

第二の人生どころか、本当の余生になりそうな様相だ。

病不調はそれ以前から悩まされ、途中で命を落とす人も増えて来た。

 

定年が決まっていないのは一次産業・自営業しかなく、心身の健全を保ち、終生現役、生計も立てられる仕事は農業しかない。

農業が産業の始まりであり、人類の半数は農業に従事、その8割はいまだ手作業。

 

人は狩猟採取によって体を作り子孫を繋ぎ、食の中心は野生の肉と果実。

現在の食生活になったのは半世紀に満たない。

その本来の食材を生産、健康を保ちながら、生計を立てればよいのだ。

体調と生計、これが保てれば終生現役でいられるだけでなく寿命も延びる。

 

農業がここまで衰退した原因は何か。

お金と労力があまりにもかかり過ぎ、生計も立たないからだ。

そのどちらもかからず、生計も立って楽しければ問題ないはず。

 

これから会社の第一線を退く人達、団塊の世代の諸先輩方、彼らがこの国を牽引し、豊かな暮らしをもたらしたが、大きな「負の遺産」も残した。

体調と暮らしの不安を抱えながら数十年を生きるのは誰でも辛い。

 

世界の最先端を突っ走ってきた頭脳とスピリッツ、それで負の遺産を清算してもらいたいと野人は願っている。

牽引だけでなく次代を担う若者達を育てていただきたい。

 

若者は都市へ集中、過疎化に苦しむ農村へ、親たちの元へ帰していただきたいのだ。

好景気で賑わう華やかな都市、そこに人間らしい暮らしはあったのか、最後に待ち受けているものは何か、それを教え、身を持って道を示してもらいたい。

 

若者、家族を持つものも野人の元へやって来るが、彼らには生活がある。

農業で暮らしが立つまでには時間もかかる。

子供達は自立、年金もある世代ならそれが容易になる。

 

自ら積み立てたお金を返してもらうのが年金ではなく、それ以上の負担は次世代が担う、つまり税金なのだ。

最前線で働いていた頃は自分の才覚で報酬を得ていたはず。

 

年金に頼らない暮らし、自ら働き糧を得ること、それが正当な労働の対価ではなかろうか。

第一線を退いた人達にはその覇気を持ち続けている人も多いはず。

 

若者だけでなくそんな人達が後に続くことを望んでいる。

その為には、業として成り立つことをやって見せるしかなく、すぐに就農出来る完成した農園、半完成の協生農園が必要になる。

 

野人に出来ることは放棄された広大な農地を整備して彼らに引き渡すことだ。

就農までは自信がなくとも、研修として体験出来る農地も必要になる。

 

その次には・・会社組織にして高齢者も身障者も若者も、大勢を雇用するモデルも作らないとな。

農業は一人でやるより大勢でやったほうが効率も良い。

 

野人は総理でもなく、その対極にある土地も家も持たない超低賃金市民だが、それでも問題なくやれることを実践で証明する。 そうすれば誰にでもやれるはずだ。

 

続く・・

 

 

団塊の世代 自給自足への道

https://ameblo.jp/muu8/entry-10089196801.html

農業での雇用モデルと活用 2

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農業での雇用モデルと活用 4

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