農業での雇用モデルと活用 4 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

今は月一回の宅配は十数名しか対応出来ず、これだけでも大変な作業だ。

さらに農園体験ランチや農法講習希望者も増えて来た。

生産高は単純計算出来ないが、この8カ月、野菜売り上げだけで50万を超え、企画飲食など関係売り上げも入れれば100万をはるかに超えている。

毎日収穫を想定していないので、一年草を増やし、産物の有効面積は15%程度だろう。

草を野菜に入れ替えるのは簡単で、この4倍の60%くらいは大丈夫、

しかしながらその時間がとれそうもなく、パート雇用に踏み切った。

セファリにも参加希望者が増えつつあるが、現在完成している協生農園はこの伊勢農園だけだ。

セファリのデータ採取の為にも生産高の向上と、雇用実績を作らなければならない。

一反の露地栽培で人が雇えるなど世界中でも前代未聞だろうが難しくもない。

現在のペースで換算すれば生産高は野菜の販売だけで年間80万として、4倍に増やせば300万を超えてしまう。

協生農法の経費は通常の農法の10分の1以下、通常とは生産高の50%で、5%と言うことになる。

農園に持ち込むのは種しかなく、面倒なので今は苗も大量に買っているが、腰を据えてやるなら種の方がはるかに安上がりだ。

300万の5%は15万だが、1反の種代でそれほどはかからない。

梱包費を入れてもおつりが来るが、送料込にしているからそれを入れても200万以上は利益が出るはずだ。


続く・・


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