美味しい甘塩は河口で出来る。
大河が流れ込む湾口も適地だ。
伊勢湾港の二見・神崎にある伊勢神宮の潮汲み場もそれに当たり、二見には御塩殿神社がある。
江戸時代、宮川河口の大湊でも塩が作られ塩の神社も残っている。
塩を量産するなら、外洋に面した塩分濃度の濃い綺麗な海が適しているが、美味しい甘塩を作るなら塩分濃度が薄い汽水域の河口が適している。
塩分濃度は通常海水の3%に対して2%。
塩にするにはさらに火力・労力を要するが苦労が報われる塩になる。
暮らしが豊かになり、生活排水と農業の影響で川の水は汚染され、50年前は泳いでいた河口の砂浜はヘドロで埋まってしまった。
汚水の量だけでなく川も浄化能力を失ってしまったが、人間の間違いがそれらを招き入れた。
美味しい甘塩を復活させるにはどうすればよいか。
曲がった道を真っすぐにするのは野人の特技。
高校生の時、道を真っすぐにした話は「真実一直線路」で紹介した。
道も川も同じ、そんなことは簡単だな。
当時もワープ法を使ったが今回も使った。
汚染されていないはるか上流の水と外洋の綺麗な海水をブレンドすればよい。
生物は生息するが人間の影響を受けない渓流だ。
これが「本来の汽水」だな。
外洋の綺麗な海水と渓流の水を2対1でブレンド、汽水にして塩にする。
どちらも生き物が住める完全なミネラルバランスを持つのだから問題はない。
こうすれば最も綺麗で美味しい甘塩が出来る。
海と陸のエネルギーも情報も完全。
外洋は大雨の影響を受けにくく、渓流もまた影響を受けない。 どちらも少々のことでは濁ることなく周年安定した塩作りが出来る。
開墾農園には排水の混じらない最高の水脈が5カ所もある。
海と川、最も美味しいところを切り取って繋ぐ。
曲がって濁った水の道も真っすぐに・・ワープ
面白いだろうが~~
まあ・・わざわざ海水を真水で薄めてそれを煮詰めるなどと、バカなことを考える人もいないだろうな。
美味しさ、雑味のなさ、ミネラルバランス、エネルギーバランス、塩にはどれも必要ではないかな。
野菜、果物、肉も同じだ。
今は多忙でむー塩作りが注文に追い付かず、まむし頭もそれどころではないが、余裕が出来たらそのうちに作るだろう。
プレミアムー塩・・ 御むー塩・・
星のおむ~じお様
ザラメ塩「星のおムー塩様」の作り方
https://ameblo.jp/muu8/entry-12287780869.html
珍話列伝 真実一直線路 1~4
https://ameblo.jp/muu8/entry-10998792641.html
https://ameblo.jp/muu8/entry-10999353722.html
https://ameblo.jp/muu8/entry-10999423811.html
https://ameblo.jp/muu8/entry-10999434547.html
唯一の証拠物件
コピーして30本のウィスキーを回収
面白かった人 ポチ