何事もバランスというものが重要だ。
右に偏れば左が見えず、上ばかり見れば下が見えない。
思考も志向も同じで一方通行になりがちだが、思いが強いほど頭と肩に力が入り肝心なことを見落とす。
前後、上下左右、四次元、異次元を自在に渡り歩き、難問の答を出す野人理論。
先日の講習会で用い方を解説したのだが・・
解説しながら、簡単に誰も使えないことに気づいた
その原因は意外に簡単なことだった。
原因は簡単、解説も簡単だが誰も使えそうもない。
野人理論は無数の単純な道理が立体的に組み立てられている。
協生理論、協生農法、体調復元法の3つに分け、学ぶ順番を付けて平面にすることは困難と先日記事にしたが、なぜ困難なのか、その理由が見えて来た。
組み立てたと思っていたが、組み立てられていなかったのだ。
銀河に星がプカプカ浮いているように、理論もまた浮いていた。
水晶玉の中に、単純な道理が無数に漂っているのを想像すればよい。
水晶玉を前に・・「お答えします」と・・お野人が
適切な場所から侵入して、それらを適当に渡り歩いて繋ぎ合わせ、答を見つけて適当な出口から出る。
組み合わせは流動的で麻雀のパイと似たようなものだ。
浮いている個々の道理を星に例えてもよいが、野菜に例えてもよい。
金星,木星、土星でも、キウリ、トマト、カボチャでもよい。
その重要な結び付け方、法則が何処にも見当たらない
つまり、接続するものがなく道理だけがプカプカと好き勝手に浮いているのだ。
これじゃ何処から進入してどちらへ進めばよいのかわからんだろうな。
自分のものにして使いこなせと言っても使いこなせるはずがない。
何処から入り,何処へ飛んで何処から出るのかは野人の頭にしかなく、目的によって思考の起点も異なり、飛び方も異なるのだから決めようがない。
麻雀や囲碁将棋と同じで、こうしてこのように飛べば必ず勝てると示せないのと同じだな。
理論として完全だと思っていたが、こりゃあ不完全だな。
「こりゃあ野人しか思いつかないし使いこなせない」
何度かそう言われたが、そうかもしれんな。
しかし、確実に皆さんの役には立っている。
自在に使いこなせずとも、既に繋ぎ合わせて組み立てた理論を集中して学べばよいのだ。
自然界の個々の仕組みの量は膨大でも、体調復元法は幾つもなく単純。
「余計な事やめて必要なことをする」
何が余計で何が必要かだけ理解すれば事は足りる。
生命の仕組み全てを学ぼうとすれば脳みそが銀河をさ迷うかもな。 まだ公開していないものもたくさんある。
生物の動力エネルギー、心身を維持する制御エネルギー、これらが完全に理解出来れば健康に関してたいして勉強することもない。
他には「食性と食材性」の理解程度だな。
農法に関してもやってはいけないことは2つしかない、後は好きにすればよいのだが、植物の仕組み、動物の仕組み、その生長の仕組みとエネルギー源、表土の仕組み、生物多様性などの仕組みの理解が重要なのだ。
丸覚えするか理解するかの違いは、間違いを自己修復出来るかどうかの違い。
テキストは予定通り作るが、平面には変わりなく、参考資料程度だな。
理論全てを書籍で理解させるのは不可能に近く、学び方を変えるしかない。 物理学と野人物理学、どちらにも自在に行ける原人は器用だったと言うことだ。
いまだに原人に次ぐ2番手は出て来ない。
やはり、今のブログの表現が最もわかりやすいだろう。
それと身振り手振りで立体を作る野人講習会。
無数の道理を繋ぐパターン化、出来るかどうかわからないが、当面の課題だな。
https://ameblo.jp/muu8/entry-12427035589.html
「捨て去ることで磨かれる思考」 解説
https://ameblo.jp/muu8/entry-12507861561.html
「エネルギーとは何か 1 2 3」 解説
https://ameblo.jp/muu8/entry-12540927335.html
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