老子と野人とブルース・リー 2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

本はたくさん読んだが、生き方、考え方は自ら築くものであり人から学ぶことではないと思っている。 人はそれだけの頭脳と心をもって生まれて来たのだから。

 

参考にするのも学びだが、野人は尊敬する人も憧れる人も幼少からなく、哲学書は一冊も完読したことがない。

好きな本ばかり読んだわけでもなく、物事を立体的に理解する為にはつまらない本も必要だから買って読んだ。

 

身をもって知った自然界の仕組みと人知の科学、常に照らし合わせながら読み続け、その程度、違いがわかったから読まなくなったのだ。 役に立たないのだから自分で理論を組み立て、書き始めた。

 

どのようなものか、孔子の本も読みかけたが最初の数ページで止め、次に老子の本を読み始めたがこれもすぐに止めた。

孔子は違和感を覚え、老子は違和感がなかったが、内容は野人思考そのものであり、その通りに生きているのだから参考にすることもなかった。

 

十代の頃から使いこなして来た野人の「水流護身術」の流れは老子思想そのものであり、同じように読みかけた「孫氏の兵法」も同様の理由から途中で止めた。

 

野人を強引にヤマハに入社させた当時の社長「川上源一」もまた、孫氏の兵法を独自の方法で使いこなしていた。孫氏繋がりだったのかもな・・

 

野人は、17歳から47歳まで、自らの意志ではなく流れのままに水泳、空手、ヤマハと3つの組織に属したが、組織のルールに従わず行動は誰からも束縛されていない。 学校での学び方も同じで、家では勉強せずノートも必要なかった。学びの目的を見据えていたからだ。

 

特に目立ったのは運動哲学であり、筋肉を鍛える運動、体力をつける運動は避けた。つまり、皆と同じ練習が出来ないのだ。 技術は練習するが、日常の筋力、体力で試合に臨んだ。 柔軟さを求めるストレッチも準備運動も省略、体が一番硬くとも問題なく逆立ち歩行や逆立ちして腕立て伏せ、バック転バック宙はやれるし怪我もしない。 そのまま冬の水にも飛び込める。

 

クラブの仲間、会社仲間にしてみれば、信じがたく受け入れられないことだろうが、それが許され、大目に見てくれたことを今も感謝している。

水泳、空手、会社、3つの組織では十分な結果を出して恩を返した。

 

極限を目指して鍛えても必ず元に戻る、水が高い場所から低い場所に流れるように数か月数年で普通の体に戻る。 スポーツ選手は皆そうではないかな。

生きる上で必要な事はやるが、一時的に技と体力を競う競技には目的を見出せなかった。

勝つことの方が多かったが、感慨も湧かず賞状やメダルにも関心がない。

闘争本能は誰よりも強いが競争は好きになれなかった。

 

老子、孫氏の哲学を、狩りやスポーツ武術やパチンコ、護身術や農法や体調復元法に変えて、努力せずに省エネでぐうたらに暮らして来た。

そう言えば聞こえは悪いが、教わらずに自分で見出した哲学であり法則。 だから堅苦しい分野だけでなく、お笑いを含めて自在に使いこなせた。

 

森羅万象が理解出来れば視点も思考順路も磨かれる。

視点が変われば弱点も間違いもよくわかる。

弱点がわかれば兵法だろうが業務だろうが戦略も対策も自在。 営業戦略だけはいまだ苦手な分野だが・・

生命に関する世界の常識は間違いだらけだと言うこともよくわかる。

 

教わり丸覚えにせず、野人流だからここまでおかしなものに応用出来た。 狩り、パチンコ、武術などは誰も喜ばず摩訶不思議な視線を浴び続けたが、農法、体調復元法は大勢が喜び役立っている。

 

もっとも、それを公開した当時は奇人変人と思われたが、幼少より慣れている。

野人は自然界の仕組みを物理で解き明かす「文明人」だと思うのだが、いまだに野人と呼ばれ自分でもそう呼んでいるし、長年のお付き合いだから気に入っている。

 

ビレッジでアルバイトしていたお姉さんは、ブログを「野蛮人エッセイ」と思い込んで人に勧めていた。

面白くて音譜役に立つからと・・

 

え~~ 叫び  野蛮人じゃなかったのはてなマーク

この一言で、いくは・・涙流して笑っていた。

 

老子、孫氏一族、どちらの書も長い時間をかけて自然界から学び続けた法則。

野人もまた学校、先生をアテにせず同じような視点で学び続けた。 正確に観察して体感、道理を理解すれば彼らと同じようになるのが当たり前だな。

 

老子は生き方の哲学書として、孫氏は戦いの兵法書として、野人は暮らしの物理として公開した。

10年間毎日書き続けたが、内容は多岐に及び、ボリュームは老子や孫氏の兵法をはるかに超えている。

 

老子、孫氏、野人・・比べると名は見劣りするな。

何となく締まりがないハートブレイク  知性もなさそう・・

む~氏や 無視や 野子も・・今一つ汗

 

理論からお野人ギャグを削除、もっと威厳ある本にしないと、お笑いのままではご先祖様に申し訳ない。

地球・人間社会で生きる為の水流護身術もそのうち時間が出来たら本にしよう。

 

 

老子の一節

 

水は丸い器に入れれば丸くなり、四角い器に入れれば四角になる。

万物に恩恵を与えながら少しも自慢することなく、常に低い所へ位置する。その在り方は極めて柔軟で謙虚だ。

それでいて硬い岩でも打ち砕く力を秘めている。

一見、主体性がないように見えるがその実、常に低い所へ流れようと強固な主体性を秘め、何も為してないように見えながら万物に恩恵を与えている。

時には水蒸気となり氷となってその姿は臨機応変、自由自在。 人間もかくありたいものだ。

 

むー母の遺言

 

降る雨に 桜の幹のくろぐろと

   重き花群 空にかかげつ

 

街川を 桜吹雪は超え来たり

   犬をつつめり われをつつめり

 

桜の花は称賛されるが、幹に声をかける人も褒める人も、そのような目で見る人もいない。

目立たず、慢心せず、報われなくとも褒められなくとも、幹となって使命を果たしなさい。

 

野人を育てたむー母もまた老子と同じだな。

 

短歌に託したむー母の望み

https://ameblo.jp/muu8/entry-12173352872.html

げんじい~ しっかり頑張るのよドキドキ

 

命ある者たちへ

https://ameblo.jp/muu8/entry-10912747355.html

 

野人流対人関係の法則

https://ameblo.jp/muu8/entry-12156574112.html

野人エッセイす

 

水流護身術

https://ameblo.jp/muu8/entry-11752460698.html

 

 

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