岩塩の成り立ち 塩の判別法 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

塩の仕組みについてはブログ開始以来書き続け、本一冊分にはなるだろう。 10年間にも及べば探すのも困難、読むのも困難。

 

わかっているようでわからないこの塩の仕組み、講習会でも質問が多い。

むー塩についてはテーマ「むー塩物語」を読めばわかりやすいが、最近は岩塩について話す機会が増えた。

 

むー塩の最大の特徴は美味しさであり「甘塩」。

完全なミネラルバランスを有し、代謝を整えるが、健康食品としての販売が目的ではなく、レストガーデン用として長年作り続けていた。

 

今は読者の要望で生産販売しているが、生産効率は悪く、労力と体への負担は相当なものだ。

 

同じ伊勢志摩でも鳥羽から外洋へ出れば甘味が薄れて辛くなる。

沖縄もオーストラリアも透明度がよくなるほど塩辛くなるのが海水。

 

自然塩、天然塩、海水塩などの言葉で判断する人は多いが、自然、天然でない塩などなく、塩はそもそも海水から出来るもの。

 

塩とは何か、その塩がどうやって出来たのかが重要であり、言葉ではなく仕組みで判断しなさいと言い続けている。

岩塩も同じで、自らの頭で考えればわかることなのだ。

 

そもそも塩に何を求めるのか、調味料として美味しさを求めるのなら舌で選べばよいのだ。

野人もたまに岩塩を好みで使っている。

 

塩に健康を求めるのなら健康の仕組みがわからなければ選べない。

健康目的で選ぶなら、栄養、成分、ミネラル量などで選ぶなら、それらがたっぷり入っている塩を選べばよい。

 

それでちっとも体調が改善せず、「塩分摂り過ぎ」と診断されるようであれば効果はないのだから塩を控えればよい。

どんな塩を選んでも大差ないのが現状だろう。

 

野人理論では、塩が悪いのではなく、人間が選ぶ塩が間違っていると断定している。

好みに間違いも何もないが、健康を重視するなら明らかに間違っている。

 

塩だけでなく砂糖も、野菜も果物も肉も卵も、納豆も豆腐も味噌醤油も自然界からはほど遠く、間違っている。

 

何処が間違っているか、何が正しいか、その道理を詳しく解き明かしたのが野人理論であり野人エッセイす。

 

そのようなものを食べるなということではなく、野人も食べている。

病不調の主因はそれらのものではなく、食べ物をすべて間違えたのだから地球動物として重要なものを全く摂れなかったと言うことだ。

 

野人理論では栄養も成分もミネラルも、直接的には関係がない。

完全な食べ物が持つ完全なミネラルバランス、それらが有する生命エネルギーが心身の制御に必要。

 

塩も同じで、重要なのはミネラル量ではなく、本来の海の潮が持つミネラルバランスだ。

だから魚貝類だけでなく海獣や海鳥も心臓病高血圧などの塩害は存在しない。

人間独特の「塩害」は、人間の都合でそれらに足し算、引き算したからだ。

 

採掘した岩塩に手を加える人もいるが、その多くは既に自然界から足し算引き算されている。

 

地殻変動で海水が閉じ込められ水分は蒸発、さらに上まで押し上げられたのがヒマラヤの岩塩。

そのプロセスをイメージすればよい、自ら考えるとはそのようなことだ。

 

海には地球の全成分が溶け込み、重い金属から軽いものまで多種多様。

神様が棒でかき混ぜ続けない限り、全成分が均等に岩塩になることはない。

地表に出てからは風雨に晒され上から順に吹き飛ばされ流れる。

 

つまり、天然の岩塩に海と同じ完全なミネラルバランスを持つ塩などなく、海の生物が住める塩でもない。

野人理論で言うなら心身を制御出来る塩ではない。

舐め続けて血圧が正常に戻るかどうかやればわかる

嗜好品として料理を美味しくする為に使えば良いのだ。

 

岩塩の詳細については下記の記事を参考に

 

 

 
岩塩のミネラルバランス 1

https://ameblo.jp/muu8/entry-11820983661.html

岩塩のミネラルバランス 2

https://ameblo.jp/muu8/entry-11826001604.html

岩塩のミネラルバランス 3

https://ameblo.jp/muu8/entry-11827524945.html

岩塩のミネラルバランス 4

https://ameblo.jp/muu8/entry-11827969656.html
 

人は潮不足 生命の聖域とは

https://ameblo.jp/muu8/entry-12158350703.html

塩の道 むー塩物語1
 

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