岩塩のミネラルバランス3 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

岩塩は、地球が地殻変動を繰り返す内に海水が陸に閉じ込められ固まったものか、元から地殻に層になっていたものか、定かではない。

生命誕生前の創世紀の海の塩なのか、いずれにせよ数千万年、数億年前のものなら今の海水のミネラルバランスをそのまま保有していると断定する事に無理がある。


浜を観察すればわかるが、泥浜は泥浜、砂浜は砂浜、砂利浜は砂利浜で、ほぼ同じような粒子の石で覆い尽されている。

水底の地形、海流によって異なるが、重いものから底に沈む。


軽いマグネシウムから重金属まですべての元素が含まれた海水が自然に干上がれば層も出来る
すべて水に溶ければ均一になるだろうが、結晶化して個体になる時にかき混ぜなければバランスは保てない。岩塩層が厚いほどそれが言える。


それに、何万年も表層が風雨に晒され続ければ元の海水のバランスを保つことは不可能に近く、環境によっては異物も毒物も大量に混入する。

現に完全な海水のミネラルバランスを持つ岩塩は皆無で大半は工業用に使われる。


野人はたまに紅塩やモンゴルの岩塩も使うが、健康目的ではない。

粗塩や世界の塩など、多彩な塩は単なる嗜好品として味わっている。


ミネラル含有量がどうのこうの、特定の成分やその他うんちくなどは生命の塩とは全く関係がない。

先程まで魚介類が健全に暮らしていた普通の海の塩なら問題なく、何処にでもあるのだから自らその味を確かめた方が言葉で判断するより確かだ。


自分で作って見れば、少量の完全な塩を作るのがどれだけ大変か、日本古来の製塩法がどれだけ楽かが理解出来る。

労力は数倍に及び、粗塩や精製塩のように安価で流通しない理由もわかる。


健康かつ経費節約・・秘技音譜としては

塩ではなく、液塩として海水をそのまま使えば

限りなくタダに近づくだろう。


続く・・



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