岩塩のミネラルバランス2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

地球は水の惑星とも呼ばれている。

表面の約7割を占めるのは海、海水量は地球上の水分の97%に及ぶ。


元々真水などは存在せず、氷河、雪、氷以外の地上の真水は植物族がもたらした産物だ。

氷は陸地に止まるが溶ければ留まれない。

植物なくして水は液体の状態で地表に踏み止まれず、流れ続ける川の水は植物を始めとする多くの生き物達が自らの生存の為に生み出したものだ。

湖や池は、流れ込み続ける水なくして水位は保てない。


彼らが築いた表土構造がなければ雨水は一気に海まで流れて地上には留まれない。

海から川を上って陸に進出しようとした生物は、川に水が留まるようになってからさらに数億年を要した。


元々真水から生まれた生命はなく、生まれるのは海同様に生命誕生の条件が整ってからだ。

大地は海底が隆起したものであり、生命もまた海から誕生した。

その生命が陸地に新天地を求め環境を整えたが、陸地もまた海そのものなのだ。

どうしてもいまだ完全な条件が整わず、繁殖時は海へ戻る生き物も多い。


海は地球を溶かし、塩分濃度は濃くなったが生命もまたそれに順応して来た。

人をはじめ、硬骨魚類を含む多くの脊椎動物の塩分濃度は0.8~0.9%前後、これは4億年前の塩分濃度に近いとされているが定かでもない。


硬骨魚類以外の、クラゲ、イソギンチャク、ウニ、ヒトデ、ホヤ、イカ、タコ、カニ、エビ、貝などはほぼ海水と同じ組成、つまり・・・

調味料を使わずそのまま生で食べて旨いと感じるのは、ウニ、イカ、タコ、エビ、貝であり、理由はそれぞれのたんぱく質の旨味に「海水塩」の味がついているからだ。


そのまま生で食べて美味しいむ~印食品の「タコ一番」は、人工的な塩茹でではなく、生の細胞まで「む~塩」が浸透している。


続く・・


岩塩のミネラルバランス1

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