牡蠣が美味しい季節はこれから。
牡蠣の旬は一般的には秋から冬と思われているが、真冬から春にかけてだ。
マガキの産卵は6月から9月、産卵後は痩せて水っぽく、秋から年内の牡蠣は成長初期。
2月から4月末までが最もプリプリと太って美味しい。
岩牡蠣は夏牡蠣と言われるように真夏が旬。
産卵期はマガキと同じ夏だが、一斉に大量に産卵するマガキと違って産卵量が少ない上にチマチマ小出しするので痩せない。
つまり産卵に備えて最も力を蓄えるのが夏であり、その・・プリプリを保ちながら産卵するのだ。
マガキの旨さは、長さより丸みを帯びた厚さで決まる。
最も厚いのがこの時期なのだが、厚さと旨味は海域で決まる。
むー塩同様、同じマガキでも育つ海次第なのだ。
牡蠣で有名な産地は多いが、それは大量に生産しているからであり、それぞれブランド牡蠣として知名度が高い。
牡蠣の産地は山から淡水が流れ込むという牡蠣養殖に適した条件を持っている。
だから牡蠣養殖が盛んになったのだが、盛んになるほど、牡蠣いかだが増えるほど生長条件は悪くなる。
牡蠣のえさとなるプランクトンは限られ、イカダが密集するほど生長は悪くなる。
海水による味の違いもあるが、牡蠣は大きくて身が厚いほど美味しい。
マリンビレッジの牡蠣は伊勢志摩でこの条件を最も満たす海域の牡蠣を使っている。
産地は鳥羽の桃取だが、同じ地域でも場所によって違い、最高の場所を選んでいる。
距離数百メートルの差でも大きさに違いが出るのは流れ込む潮流の違いであり、最も豊富にエサをとれる条件が揃っている。
そのような場所はほんの一角の湾しかない。
しかしまあどれも美味しいことに変わりないのだからそこまでこだわらずともよい。
そのまま蒸しても焼いてもさほど縮まず旨いのだが、マリンビレッジで殻から剥いて作る牡蠣フライは絶品で、牡蠣フライの常識が変わるはず。
牡蠣フライが食べられないという人の多くが挑戦して美味しく食べていた。
これも市販の牡蠣フライとどう違うのかを考えればわかる。
生命力もあるが、生食用に殺菌処理して痩せさせず、鮮度と本来の活力を保ったままフライに閉じ込めれば味に大きな差が出る。くたびれてアクが出た牡蠣は不味い。
注文を受けて殻を剥いてフライにするレストランもなければ、家庭でセル牡蠣を剥いてフライにする人も滅多にいない。
つまり、牡蠣フライの味の常識は定着、本来の牡蠣フライを食べたい人はビレッジや家庭でやってみるとよい。
鳥羽には牡蠣食べ放題の施設がたくさんあるが、商品となる立派な牡蠣は使わず、形の整わないものや小さな牡蠣を使う。
本来の牡蠣好きは、美味しい牡蠣を少量食べたほうが満足するのではないだろうか。
ビレッジのこの大きな牡蠣フライ、2~4個で十分だろうな。
巨大牡蠣が生まれた理由
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特に巨大・・
見渡す限り岩牡蠣
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今日 アルバイトなの とっても冷たくて 辛いわ・・
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