イワガキは普通のマガキ同様に何処にでもある。
身近な海岸にもあり、大きくなれば岩と同化して気付かないだけだ。
流通する最大サイズは500g前後だが、巨大なものは2キロをはるかに超え、とても牡蠣には見えない。
潮が引けばマガキも拾えるがイワガキだって拾える。
巨大なイワガキは拾うと言うより、岩から剥がして「抱える」・・だな。
マガキはマリンビレッジのマリーナにいくらでもあり、原人は拾って蒸して食べていた。
6年前、大勢が遊ぶ近くの浜でイワガキの群生を見つけた。
潮が引いて出た岩にイワガキがたくさんくっついていた。 子供達もよく遊ぶ浜だが、何年間も誰も気づかなかったのだろう。
まさか身近なこんな足元にイワガキがくっついているとは思わない。
海浜植物・磯の講習生達と食べまくり、相当数を残しておいた。
採取した跡は岩が白くなり、やたら目立つせいか、次回行った時は皆が獲りまくって何もなかった。
今回見つけた群生地は浜ではなく、やや沖の大きな沈み岩で海上に表れることはない。
泳ぎながらいつも見ていたし、潮が引けば足が届き、何度かその上に立っていた。
その野人も騙されるほど岩と同化していたのだ。
そのイワガキとたまたま目が合ってしまった。
「君・・ひょっとして岩垣さんでは・・」
そう聞くと・・
「そうよ アタシを食べて」
「ホントに 食べて いい」
「もちろん イ~ワ がきよ~
」
かくしてお野人はイワガキさんのナンパに成功した。
あまりにもお見事なカムフラージュで何年も気づかなかったが、イワガキ目線で周囲を見渡すと・・
もっこり・ムッチリした岩はすべてイワガキではないか。 でかいのは2キロ近い。
「わ わ
い~~わ
宝の山
」
幾つあるのか想像もつかん・・・
巨大な大仏様の頭のもっこりがすべてイワガキのようなもの。
食べるだけ、絶やすことなく大事にいただくからね。
適度にいただくことで繁殖はいつまでも続く。
何事も「適当」が大切だ。
巨大岩ガキ生食 磯観察
http://ameblo.jp/muu8/entry-10497367528.html
岩牡蠣の旨さ
http://ameblo.jp/muu8/entry-10645037830.html
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