嫁に食わすなコチの頭・・だと思っていたが
嫁に食わせろコチの頭・・も出て来た
「あれ~ おかしい~な」 と検索すると
「食わすな」と・・「食わせろ
」 で
出るわ出るわ わんさか・・
やはり 「食わすな」のほうがやや多い。
江戸食文化の文献では確かに「食わすな」だった。
マグロのトロのような脂肪を好まない時代だ。
そりゃあそうだろう、冷蔵庫もないのだから日持ちせず食中毒の元だ。
内臓、血液から腐敗が始まり、カツオマグロなどの赤身魚、サバなどの青物よりも白身魚の方がまだ身持ちが良い。
沿岸の湾内の浅い海底に這いつくばった省エネのコチなどは江戸前のご馳走だっただろう。
同じ沿岸白身魚のスズキよりも身持ちがよい。
見てくれは悪いがフグのように白身が締まっている。
ところがこのコチの頭は食うところがほとんどない。
だから・・食わすなとか食わせろとか意見が飛び交う。
「食わせろ」派は・・まあイジメのようなものだな。
「食わすな」派は・・旨くてたまらんからだろう。
頭に身はほとんどないが、わずかに頬に身がある。
このほんの少しの実が美味しいと言うのだが・・何とも。
昔と違い今は魚介類が豊かで、他に食いごたえがあって旨いものはたくさんある。
江戸時代は男性優位の時代でコチは貴重な魚だったからごもっともなお言葉・・
今はイジメが横行する時代・・かも。
しかし、美味しいから是非とも嫁に食べてもらいたいという「思いやり説」もあったが、昔も今も無理があるような・・その時代の人間の解釈次第で意味はどのようにも変わる。
お野人の御意見は・・
「そんなことはどうでもよい・・食いたければ食いなさい」
・・・だな、味覚は人それぞれだ。
ちびっとしか身がないし、お野人も面倒で食ったことがない。
一度・・食ってみるか 妻楊枝で・・
ここまで書いて思い出した。
江戸時代の文献を信じて30年前に煮て食ったことが1度あるな。
「何だこれは」・・という程度で他の身と大差なかったような。
同じように「嫁に食わすな秋ナスビ」という言葉もある。
亭主の欲張り説、嫁への思いやり説・・
くたびれて検索を止めた、それほどヒマでもないし・・
ナスビのことなどどっちでもよい。
初心者ママ マゴチ大物ゲット
http://ameblo.jp/muu8/entry-10101860772.html
ひよ子生誕14周年式典
http://ameblo.jp/muu8/entry-11945970430.html
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![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
ナスかの地上絵・・
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