ニッケイは別名「ニッキ」と呼ばれ、昭和30年代頃は駄菓子屋で売られ、子供達に人気があった。
今の中高年には懐かしいおやつだ。
ニッキとはニッケイの細根を乾燥させて束ねたもので独特の香りと味があり、香辛料の他、薬用として漢方薬の「葛根湯」にも桂皮として含まれている。
名の由来は、中国では香木を「桂」と呼び、ニッケイは樹皮が厚いことから肉桂と呼ばれるようになった。
肉桂はお菓子やカレースパイスに使われ、シナモンコーヒーにも不可欠。
この肉厚の香木ニッケイの仲間は多く、周囲によく見られるクスノキ、野山に自生するヤブニッケイ、シロダモ、日本を代表する香木「クロモジ」などがあり、すべてクスノキ科に属し、シチューに使われる月桂樹(ローリエ)もクスノキ科だ。
本場のシナニッケイも日本ニッケイも大差なく、シナモンと呼ばれスパイスに使われる種はセイロンニッケイの樹皮を乾燥させたもので、最も香りが強い。
香りの元はこの種すべてシナモンアルデヒドで、含有量が多少異なる。
精油にもされるが、含有量が多いのは根で、樹皮、枝、葉の順で、実も使われる。
日本ニッケイは外来種、たまに鳥が種が種を運んで育つこともあるが通常野山には自生していない。
しかし「ヤブニッケイ」はいくらでも自生している。
ニッケイが野生化したものかどうか、そのルーツは定かではない。
香りの含有量はニッケイの半分程度だが、何しろタダで幾らでも生えているのだから笑いが止まらない。
終十年野山を散策して香りの高い香木はヤブニッケイとクロモジのみで、どちらもクスノキ科だ。
クロモジはヤブニッケイよりはるかに香りは淡いが上品な香りで和菓子の楊枝などに使われる。
山の自生地は限られ、低木ゆえにその量はヤブニッケイに及ばない。
小学校の遠足では必ず山でヤブニッケイの根を掘り、ノコギリで採取、帰りのリュックは結構根だらけ・・ワラビや山菜もどっさり。
乾燥させた根の皮をかじりながら通学していた。
ニッケイと呼んでいたが、山奥にはないのだからヤブニッケイだったのだろう。
駄菓子屋で買うニッキのほうが香りは強かった。
このヤブニッケイ、刻んでハーブティーにしても良いのだが、枝ごと風呂に放り込んでも快適だ。
葉を揉んだり小枝を折れば良い香りがするし・・
体をはたけば北欧サウナだな。
クロモジ風呂の香りは淡いが、これははっきりわかるから風流
コミカンの皮(陳皮)やトウガラシなど数種入れれば・・
七味風呂
肌に優しくて、塩素も吹っ飛びお湯も柔らかくなる。
何よりも植物の生命エネルギーを肌で感じることが出来る。
人工のバスプリンや欲情剤?・・に比べればはるかに優れものだ。
ニッケイはむー農園にもむー母庭園にもあるが何しろ数が少ない。
遊休地に大量に植える予定だが、使えるまでには時間がかかりそうだ。
そうなれば、おじさん達が泣いて群がりそうな「ニッキ」も再現しよう。
しばらくは山に行けば簡単に手に入るこの野生のヤブニッケイが植物活用の最初の主力植物になりそうだが、この長い名前がどうも胡散臭くて無精ったい
ローリエのように スマートフォンに・・
「む~リエ」 とか
「シナむ~ん」 とかにするか・・
どちらがトレインデーで格好良いか・・迷うところだな
お風呂は・・とっても
む~リエな シナむ~ん旅行
なかなかよいではないか これで行こう
シナモンの種類と特徴
http://ameblo.jp/muu8/entry-10143904909.html
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