大実ナツメ
樹の高さは3mを越えた
夏の思い出・・ではなく、夏芽の思い出・・だ。
「夏が来~れば思い出す~~」・・と言う歌があったが、昔も今も思い出すのは夏の食いものだけ。
小学校では、「うさぎ美味しいあの山~ 小鮒釣りし味噌汁~」と授業中に歌い・・
「たかしちゃん 変な歌 歌わないの」 と・・
女の先生に叱られていたが、なかなか止められない性分だった。
夏に思い出すのは、サザエにアワビにタコにうなぎ・・
クロダイ、イシダイ・・
夏の木の実では唯一・・ナツメくらいだな。
棗と書いてナツメ、初夏になって芽が出るから夏芽とも書かれる。
乾燥させた干しなつめは菓子材料、生薬「大棗」、種子は「酸棗仁」として滋養強壮、鎮静などに用いられる。
美容・健康、老化防止食品として女性には広く知られているが、樹上についている果実を見た事があるかな。
子供の頃、付近の庭や寺にナツメの木があり、よく食べていた。
青いがリンゴのようなサクサク感があり甘くて美味しかった。
店のリンゴはほとんど食べなかったが、このナツメは好物だった。
ナツメは色も大きさも形もサルナシにそっくり。
8月~9月にかけて食べられ、泳ぎながら仲間達とよく樹からもいで食べた。
干しナツメも最近食べたが、カンピンタンの干物みたいで今一つ。
やはりみずみずしいナツメの方が美味しい。
何でナツメの実が市場に出回らないのか・・?
協生農法では重要な産物、シマサルナシ、ヤマビワ、野生のシバグリ同様に木の実として波及させるつもりだ。
ナツメの木はむー農園に大実ナツメが2本、ビレッジには普通のナツメが1本ある。
今年は大実ナツメがよく実を付けている。
ナツメと雨蛙
http://ameblo.jp/muu8/entry-10589045281.html
山法師
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