聞いて、読んで、習い覚えた答えは楽には違いないが、崩れる時もまた楽であっけない。
常識や習慣に身を委ねれば何も考えずに気楽だが、実践した答えは必ず自分に返って来る。
大切なことは言葉で答えを知ることではなく仕組みを理解することだ。
自ら考え、判断したものでなければ、間違った答が返って来たことも気づかないだろう。
それがさらなる対策に向かう思考の最大の盲点であり、基礎が不安定なら家が建たないのと同じだ。
あらゆる可能性を考慮、先手を打てるのが人に備わった思考能力であり、学問、兵法もまた自然界から生まれた。
食べ物の確保同様に、危険、病から身を守り生き残ろうとするのは本能、その本能によって知性はさらに磨かれて来た。
それは心を育て、制し、行動においては正確な判断を下すことだ。
物理的な判断に最も障害となるのもまた自ら育てた心。
人知が生み出した医学や療法は、怪我や伝染病に対して大きく躍進したが病には歯が立たない。
最先端技術で前者は完全に治せても後者は治せない。
何故ここまで極端な差が出るのか、その原因を考えるといい。
手法を間違えた程度なら修正すれば良いのだが、
どれも修正出来なければ思考の起点を間違えたことになる。
病とは何か、その前に生命とは何か、その仕組みを一から物理的に解明する事が先決だ。
そのような書籍は世界中探しても見当たらないが、その学問の分野がないのだから当然と言えば当然。
何故ないのかそれも単純で「わからない」からだ。
つまり、生命、病の仕組みがわからないと言う基盤の上に今の医療は存在している。
しかし・・まったく「わからない」他の生き物は人類のような病に悩まされていない。
その違いをじっくり観察していれば、本来は存在しないはずの多くの病が何故生じたか、その単純な道理に気付くだろう。
健康とはそもそも医療ではなく個人の領域。
それしか方法がない、仕方ないと判断して治せない医療、薬剤に依存する前に自力で生き残る道を選んだ方が答は容易に見出せる。
それは全ての動物に課せられた宿命であり、
「人知」と自称するならなおさらではなかろうか。
他の動物がやれて人がやれないはずもない。
人は学問の原点に戻ってもっと足元の大地を見つめ直したほうが良い。
土壌が地上すべての生命を支えている。
水流護身術
http://ameblo.jp/muu8/entry-11752460698.html
思考の盲点 野菜と健康1
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病の理由 思考の順路1 病気概要
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言葉と感性2 自らの判断
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