言葉と感性2 自らの判断 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

洗剤で体を洗い流すのに何の問題もないと言う思考に欠けているものは、何故人間以外の動物が汗臭くならないかと言う比較思考だ。

 

人は人間界だけに生きているのではなく自然界に生きている。

誰かが言い出した「人間の道理」ではなく、自然界の仕組みの理解が先決であり、そこに気付けば表皮の仕組みにも思考が及ぶ。

 

仕組みとは物事の仕組みであり物理。

表土、植物、動物、循環などの総合的な仕組みを解いた学者も本もないのだから自ら考えるしかない。

何故これほど重要な学問が存在しないのか・・

縦割り行政、縦割り学問など無機的な分類の中で取り残されたからだ。

 

高校生物の教科書がそうであるように、植物学、生態学、昆虫学、地学、考古学、農学、健康学、栄養学なども同様に、習い覚えることが中心で物理とは無縁。

自然界と生命の立体的な仕組みとはほど遠い単独部門の専門家を育てた。

 

つまり、誰もそのような学び方をした人が世界にはいないのだから学問の盲点と言える。

 

身の回りにも、何故猫は臭くならず犬は臭くなるのかなど、ヒントはいくらでも転がっている。

犬にシャンプーすれば臭くなり、水洗いでは臭くならない。

汗臭くならない道理が理解出来れば常識の間違いに気付く。

自然界の生き物、動植物は例外なく皮脂膜と常在菌なしでは生きられない

落とせば、紫外線の害、腐敗、病気、凍死が待っている。

犬の皮膚病の大半は洗剤が原因だ。

 

使うのが当たり前なのか、使わないのが当たり前か、どちらに思考の起点を置くかで導かれる答えはまったく異なる。

体に洗剤を使わない自然界すべての動物と、使う人間、どちらが正しいのかその判断が先決だ。

文明の洗剤が正しければ、生き物達は皆さん間違っていることになる。

 

しかし人が出した答えはそのどちらでもなく、洗うことにおいて彼らより進化したのが洗剤と思っていることだろう。

確かにそうだが、使い方によっては健康を害するデメリットのほうがはるかに大きい。

動物に接した人なら気付くはずだが、気付かないのは皆が日常的に使っているから問題ないと言う常識と思い込みが原因だ。

 

テレビ、新聞、雑誌でも連日のように洗剤のCMが流れている。

だから、口臭、虫歯、口内炎、胃炎、便秘、痔、体臭、べた付き、ニキビ、湿疹などの原因を追及する思考が洗剤、歯磨き粉に向かうことがなく、むしろ、その解消対策に必要と判断している。

テレビが世に出てから50年以上、成分効能にこだわった新製品が無数に氾濫、歯磨き粉は旅行の必需品にまで出世した。

 

 

全家庭に普及して、さらに個々の使用頻度が上るほど症状は悪化、歯科も皮膚科も患者が激増。

洗剤の波及に比例して種類も数も激増したことから、皮膚と粘膜に余計なことをした結果の一つとして不要と断定している。

 

 

不要と必要、まったく逆の方向だが試せば結果は明らか、自ら判断すれば良い。

 

続く・・

 

 

体臭 口臭 病の理由 思考の順路4 体臭
http://ameblo.jp/muu8/entry-11520156518.html

思考の順路5 口臭

http://ameblo.jp/muu8/entry-11520298844.html

思考の順路6 口内炎

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