第1回「病院広報実務者会議」 

開催日:平成21年7月31日(金)

病院広報実務者が企画・運営・参加する病院広報実務者のための会議です。

[講演の部]司会進行 東京歯科大市川総合病院 大塚光宏氏

①病院ホームページ 次世代ホームページの構築実例、業者に依頼せず、タイミングよく掲載記事を変更したり、動画で解り易く伝えるホームページの構築。計画から最終構築作業までの工程を解説します。・・見積書も内緒で公開!・・内緒??
 ⇒講師:大分岡病院 広報・マーケティング部 藤島伸也

②「テキストだけのホームページはもう古い」
 ~プロが制作する動画を活用した広報戦略~
高齢者もホームページを閲覧する時代になりましたが、小さな文字を読むのは非常に労力が必要です。また、病院がホームページを公開している中で、選んでもらうための特色を表現するにもテキストと画像だけで
は限界があります。77%もの患者が病院紹介動画があるといいと回答!テレビ業界30年のベテランプロデューサーが語る動画活用方法視聴者絶対主義の制作現場の裏話教えます!
 ⇒講師:五味 喬氏
─────────────────────────────────
《五味 喬プロフィール》
昭和55年 株式会社田中プロモーション入社
 芸能部に配属、主に俳優マネージメントに従事。
 主に多岐川裕美、左とん平氏などを担当。その後、映画制作も兼務し制
 作進行などに従事。「居酒屋兆治」「植村直己物語」などを担当。
昭和60年株式会社 創都入社。
 主に情報ドキュメント番組プロデューサーとして番組制作。
平成6年株式会社ニッポンクリエイティブビジョン入社。
 テレビ番組プロデューサーに従事。
平成18年 株式会社アクアス設立
 主にドキュメント番組を制作。
《五味 喬 制作作品歴》
【映画】居酒屋兆治 植村直己物語(制作進行)
【テレビ】プロデュース作品
テレビ東京 「先客万来うんちく堂」「美味通信」「お見合いマッチ」
「日曜ビックスペシャル」特番多数
フジテレビ 「あいのり」「思い出ボロボロ」「あぶない話」「NONFIX」
「カジノザウルス」「なんてたって好奇心」特番多数
TBS 「特捜芸能ポリスくん」「1×1」「情熱大陸」
「芸能人スポーツNO1決定戦」「地球発22時」特番多数
テレビ朝日 「恐怖の法則」「素敵にドキュメント」「頑張ります」
特番多数
日本テレビ 「メリークリスマスショー」「追跡」「24時間テレビ」
特番多数
WOWOW 「グローブ座舞台中継」「三輪明宏舞台中継」「舞台人」
「コンサート中継」 特番多数
[会議の部]司会進行 大分岡病院 広報・マーケティング部 山田隆司 
③「病院広報実務者会議」 参加者による病院広報会議を開催。
病院広報担当者が直面している問題や広報技術などを話題として問題解決
のための内容提案などを話し合います。その結果で次回広報会議の講師な
どを決定する予定です。
例えば、「効果的なプレスリリースの方法」「デジタルカメラ撮影」「医
療事故などのクライシスマネジメント事例」など
次回:平成21年9月5日(土) 会場:日本生産性本部(渋谷)予定
─────────────────────────────────
[日  時]:平成21年7月31日(金)13時30分~17時

[場  所]:東京都立産業貿易センター  浜松町駅北口より徒歩5分
〒105-0022 東京都港区海岸1-7-8 TEL:03-3434-4242←地図

[会  費]:5,000円/名

[申 込 先]:メディカルコンソーシアムホームページ からお願いします

─────────────────────────────────

先週の土曜日に「診療報酬の請求漏れ」についてのセミナーに行ってきました。一応、私も病院経営コンサルのはしくれですが、請求漏れチェックはできません。


あの分厚い診療報酬本を読み込んで、レセプトの穴を見つけることは、かなりの専門性を要します。これだけで、飯が食えるほどです。


クライアント先では、請求漏れの話になると他の人にバトンタッチグッド!


コンサルも「選択と集中」で得意な分野をやればいいと思って逃げてます。本当は病院経営の根幹に関わってくるので、いつかはやらなければならないんですけどね。


今、あるクライアントに向けて提案書を作成しています。これも自分の得意分野の仕事です。病院経営コンサルでも病院経営のゼネラリストになるのか、病院経営に関わる一分野のスペシャリストになるのかで、仕事のやり方はかわってきます。


やっぱり、スペシャリストのほうが楽しそうだなぁ~ニコニコ



先週の木曜日に私の元同僚の藤井氏 が講演するセミナーに行ってきました。テーマは「一瞬で若者のヤル気に火をつける方法」で、多くの方が講演を聞きに来ていました。


元同僚が講師までやってしまうなんて誇らしいですね。私も講師ができるレベルになるよう頑張っていきたい思いました。


講演に来ていた方は、病院の人事担当者や看護部長、医師などなど。講演後に質問も出て、若者に対するマネジメントに苦労してるのだなぁ~という印象でした。


私にも上司はいるのですが、コンサルタントは他の業種と比べて、ある程度自由に個人の裁量で仕事ができることが多いと思います。しかし、病院では患者への安全や業務の効率性が重視されるため、組織全体でマネジメントする必要があり、個人の裁量ではどうしても仕事ができない時があります。その点で、上司は部下のモチベーションを上げつつマネジメントすることに、苦労しているのではないかと思います。


古代エジプトのピラミット中に、当時の人が書いた落書きが残っているのですが、内容は「最近の若者はなっておらん」と書いてあったらしいです。私が言うのもなんですが、上の人が下の人をやる気にさせることは昔からの課題なんですねあせる


ペタしてね

いまコンサルタント案件として進めているのが、ある大手商社とコラボしてメディカルツーリズムを含めた医療の海外戦略を検討しています。まだまだ提案ベースが続きますが、日本の医療のグローバル化に向け、計画を進めていきたいと思っています。


さて、海外進出を考えるにあたって、様々なリスクを考慮し計画を進めていかなければなりません。その中でも、どの案件でも共通したリスクとして挙げられるのが、資金調達と医療訴訟です。


資金調達に関しては、前回も掲載しましたが、ある民間病院ではリーマンショック以降、資金調達ができなくなり計画を白紙に戻すケースもみられます。


資金調達できずキャッシュアウトしてしまったら、どうしようもありません。資金調達は綿密な計画と多くの債権者を見つけることが必要となります。


医療訴訟では、商社や医療法人が海外に病院を展開させようと計画が進んでも、最後に医療訴訟になったときのリスクが拭えず海外進出をあきらめるケースがあります。私が知っているケースでは、財閥系商社がアジアに病院を建設しようと計画が進んでいましたが、やはり医療訴訟が起こったときの会社全体のダメージを考慮し、計画を断念しました。その後、この財閥系商社は経営トップの方針でヘルスケア部門をすべて撤退させています。


新事業を立ちあげる場合には、多かれ少なかれリスクが伴います。しかし、そのリスクは適切な手順を踏めば、大抵の課題は解決すると思います。医療訴訟のリスクを回避したいのであれば、現地の教育・研修を手厚くするべきです。また、BPRに基づいた効率的で安全な運用マニュアルなどを整備する必要があると思います。その他にもいろいろと・・・考えればきりがありません。


今回の案件でも、様々なリスクを考慮し、計画を進めていかなければならないと思っています。この案件を通して、「みんながhappyな社会」を実現する一歩にしたいと思っています。


ペタしてね





昨年退職されてしまいましたが、熊本中央病院 院長をしていた岩永先生という方がいらっしゃいます。私がお会いした院長の中で、一番強烈に印象に残っていて、かつ病院経営の哲学を確立している方でした。


先日、先生の経営哲学が詰まった本、「志なき医療者は去れ!」 が出版されました。岩永語録も記載されています。興味のある方はどうぞ!


さて、何度が岩永先生とお会いして、お話をする機会がありました。そのときに心に残ったいくつかのフレーズを紹介します。


「病院はオフェンスの診療科とディフェンスの診療科で成り立っている」

⇒稼ぎ頭の診療科でも、それをサポートするような採算性の低い診療科がなければ成り立たない。病院は診療科ごとに経営を見るのではなく、組織全体で経営を判断する必要がある。


「病院は経営ではない、運営だ」

⇒経営者の責任の一つである「値決め」は、病院経営者に対して存在しない。診療報酬上で画一的に決められているからである。だから病院経営は一般の経営よりリスクが低い。


「患者様なんて絶対言うな」

⇒サービス業では、お客様は神様というが、医療では医師と患者が対等に病気に立ち向かう必要がある。患者様の関係はおかしい。


こんな感じのフレーズがひっきりなしに出てきます。すぐに納得するものもあれば、納得できないこともあります。例えば、確かに診療報酬上で値段は決まっていますが、今後は経営者が値段を判断しなければならないことも多くなると思います。自由診療で海外からの患者も来るでしょうし、個室希望者が増え室料差額の適正な値段も決める判断が必要になるからです。


ただ、最良の医療サービスを提供し続ける経営哲学は感嘆します。医者としての経営(運営)を考えつくし、その考えを貫いた人なんだと思います。