先週末に仙台でアドミ塾 が主催する病院経営層向けのシンポジウムに参加しました。シンポジウムの内容は、「全体最適化病院作り」をキーワードに、地域環境や病院の組織風土に合った独自の工夫を実践してきたパイオニアの講演でしたアップ


シンポジウムでは様々な方と会い、お話する機会に恵まれました。ありがとうございました。その中でも、医療と海外をキーワードにした話が多かったように思えますニコニコ


最近、こういった情報が多く聞かれます。ドメスティックな日本の医療からグローバルに開かれた医療への機運が高まってきたはてなマークはてなマーク



いま、「医療産業の輸出化」をテーマに、シンポジウムを開催しようと計画しています。詳細が決まったら、ブログに掲載します。


少々お待ちを・・・メラメラ



こんな記事を見つけました↓

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【術後死亡で病院内大乱闘 2009.6.28】search china


 福建省南平市の病院で21日、手術を受けた患者の容態が急変して死亡したことを巡り、遺族と病院側が乱闘騒ぎを起こす事件があり、中国国内メディアによって報じられた。25日に更新された中国大手検索サイト百度(Baidu)の「検索ワード急上昇ランキング」に「南平医閙」(閙は騒動の意)が登場した。

 腎結石を患い南平市第一病院に入院していた楊氏は20日に同病院で手術を受けたが、術後に容態が急変、翌21日未明に息を引き取った。楊氏の家族は病院側に責任があるとして、病院に対して賠償を求めたが交渉は決裂した。同日午前には、親戚らが大勢押しかけて執刀医の胡主任らを霊安室に閉じ込め、楊氏に対して土下座するように求めたという。その後ほかの病院職員や警察が胡主任らを救出しようとしたところで家族側ともみ合いになった。胡主任らは無事部屋の外に出ることができたがもみ合いはエスカレート、棒や刃物を持ち出す者も現れ、病院側遺族側あわせて6名が負傷した。もみ合いと同時に、病院の外の道路には家族によって花輪が置かれ、付近の道路が渋滞したという。騒動は1日続き、22日未明にようやく双方で和解が成立して収束した。

 病院側と患者側の衝突は3~4年ごろ前から増えだし、現在ではどこの大病院でも年に1度はこのような事件が発生しているようだ。医療問題に詳しい弁護士は、現在の鑑定方法では病院側の責任を証明できるケースはごくまれであること、仮に証明されたとしても告訴して賠償を勝ち取るまでには相当な時間がかかることが、患者側の態度を硬化させている原因ではないかと指摘している。また、故意に煽って事態を悪化させる人たちの存在(「医閙」と呼ばれる)もあるようだ。後を絶たない医療騒動に対して、第三者による調停機関の設置など動きもあるようだが、一日も早く対策が講じられることを市民は待ち望んでいる。(編集担当:柳川俊之)



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日本では、中国のように「親戚らが大勢押しかけて執刀医を霊安室に閉じ込め、土下座するように求めた」という話は聞きませんが、訴訟問題に発展するケースが近年増えており、社会的問題となっています。


日本医療評価機構では、産婦人科の紛争の防止・早期解決や、産科医療の質の向上を図ることを目的として産科医療補償制度 を運用しています。その他にも、国や自治体は、医療訴訟に関する分科会などを開催し、医療訴訟の問題に注目が集まっています。


また、医療の「情報の非対称性」を解決するために、医療診療報酬上でも、インフォームドコンセントに関する報酬が付くようになり、病院内でもインフォームドコンセントの運用の徹底が図られています。


こういった問題は国が成熟化するにつれて解決しなければならない問題です。そのためにも、病院は情報の透明化や医療問題発生時の対応マニュアルの整備などが必要になります。全国社会保険協会連合会では「医療有害事象・対応指針」というガイドラインを策定し、運用しています。


日本の病院はこういった問題に対応するノウハウを積むことで、国際競争力を高めることも可能になるのではないかと思います。患者が治療に対し納得でき、安全な医療の提供を受けることができる医療サービスが、トレンドになるでしょうし、世界の患者が望んでいることだと思うからです。


今日は、このへんで~


ペタしてね



以前、個人裁量の仕事について述べましたが、もう少し踏み込んで考えてみたいと思います。 


病院はライセンス職が集まった組織となっています。こういった組織は最低限の仕事のレベルを担保し、医療サービスを提供することができます。しかし、職種別で縦割りの業務が多くなることで、仕事の範囲が決まってしまい、自分で仕事を創造しクリエイティブな仕事を実践するような環境が出来づらいという弊害もあります。


一般企業でもそうなのですが、看護師など医療職員も3年くらいで職場を辞めてしまう人が全体の3割だそうです。これは私の仮説ですが、3年仕事をすれば、ある程度の仕事のやり方が分かり、仕事でやれる限界が分かってくるからではないでしょうか。


そう考えれば、経営者、職場の上司は、若手職員に対し自らが責任を持ち、既存の業務範囲に留まらないクリエイティブな仕事をしてもらえるような、職場環境づくりをしていく必要があると思います。病院の職場ではそういった環境をつくることは難しいと思いますが、こういった組織ができれば職員の定着率の向上や採用コストの削減、医療サービスの向上が望めると思います。


高松のある病院では、職員にクリエイティブな仕事をしてもらいうために、院長が自らが職場環境づくりに努めています。たとえば、コメディカルが普段の仕事以外に、患者指導を取り入れたいと希望があれば、その時間を作れるようなシフト体制を考えるそうです。


クリエイティブな仕事を広げるには、職員の意識が高くなければならないのですが、そのためにも職場環境づくりに努め、クリエイティブな仕事のモデルを作り、広げることだと思います。また、病院のビジョンを明確にして、病院全体で進むべき方向性を明確にすることで、職員自らが仕事を創造しやすい組織にしていくべきだと思います。



ペタしてね

今、わたしの生まれ故郷の福島にいます。明日、仙台で開催されるセミナーに参加するため、ついでに福島に行こうという安易な考えで来てしまいましたクラッカー


ひさしぶりに、福島駅前に行ってみると、休日なのにシャッターを下ろしている店が多いことに驚きます。福島は派遣労働者が全国で3番目に多いと聞いたことがあります。このシャッターが下りているのを見ると、いろいろなことを考えさせられますえっ


いま、仙台へ移動中。今日の夜は、知り合いと仙台で飲みます。経済活性化に貢献するため福島で飲むべきでしょうが、そうもいかず気がひけます目



今日は医療の方向性の私見について投稿したいと思います。


結論から申しますと、少子高齢化の真っただ中であり、かつ社会保障制度が崩壊寸前の日本社会で、今も診療報酬にしがみつき、病院を運営するのではなく、日本の病院は海外の市場で外貨を稼ぎ、その稼いだお金を日本社会に再投資すべきです。そして、国に頼らず、自らがアクションを起こすという考えのもとで、病院経営を推進すべきだと思います。


日本の周りには、日本の医療技術を必要としている国がたくさんあります。中国、カンボジア、ベトナム、ラオス・・などなど。これらの国は、経済成長率が伸びている伸び盛りの国です。そんな魅力的なマーケットに日本の病院はなぜ進出しないのでしょうか。


今まで国内産業で経営が成り立ていた社会とは違うという認識を持つべきだと思います。今は病院経営が成り立たない現実を受け止め、需要がある処で経営をすることが経済の原則ではないでしょうか。確かに、日本の病院が海外に行ってしえば、日本の医療は崩壊してしまうと考えるかもしれません。しかし、このままでは、それ以上に早く日本の医療産業は成り立たなくなると思います。


日本の医療技術はアジアでトップクラスです。そう考えれば、医療リスクは現地の病院以下でしょうし、現地の患者は確実に来院します。現地のネットワークがないのであれば、現地の病院と合弁の病院を作ればいいのです(アジアでは株式会社での経営を許可している国が多い)。


それでもできないと思うのであれば、自院で抱えている医療技術者を現地の病院に送り、医療サービスを提供しつつマーケティング調査をすればいいと思います。そして現地の情報をまとめ、投資するかしないか判断すればいいのです。


できないと思えば、それまでです。今後は、優秀な医療技術者が日本の医療を見限り、海外へ出て行くだけだと思います。日本の病院はいいも悪いもオーナー企業です。オーナーの考えのもと、スピーディーに経営判断ができます。要は経営者の考え方次第で、日本の医療業界にイノベーションが起こせるかどうかが決まります。


私は、日本の医療の海外進出モデルを一つ作りたいと思っています。いくつかのモデルができれば、あとに続く病院も出てくると思います。実際、北原脳神経外科病院 など先駆的な病院は海外進出を実践しています。


医療以外の産業は海外進出を行っています。医療産業だけができないはずがありません。質の高い医療を海外を展開できれば、相乗効果で日本で治療を受けたいと思う外国人も増えると思います。


医療産業の輸出化で外貨を稼ぎ、日本国内を潤す。そして、海外、日本ともに、充実した医療を受けれる社会づくりが求められていると思います。


今日は、私が日ごろから考えていることを手短に書いてみました。そういうのも昨日、このような考えを持ち、実際にアクションを起こしているK氏とお食事し、刺激を受けたからです。今までため込んでいた考えが、明確になり、自らもアクションを促進していかなければならと思いました。


突拍子のな考えと思われるかもしれません。そう思われても、実践したほうが面白いと思っていますメラメラ


志は「医療をグローバルに考え、ローカルに活動していく、そんな病院をできるだけ多く増やしたい」、そして「医療のフィールドからhappyな社会をつくっていきたい」。そう考えてます。



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