こんな記事を見つけました↓

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【術後死亡で病院内大乱闘 2009.6.28】search china


 福建省南平市の病院で21日、手術を受けた患者の容態が急変して死亡したことを巡り、遺族と病院側が乱闘騒ぎを起こす事件があり、中国国内メディアによって報じられた。25日に更新された中国大手検索サイト百度(Baidu)の「検索ワード急上昇ランキング」に「南平医閙」(閙は騒動の意)が登場した。

 腎結石を患い南平市第一病院に入院していた楊氏は20日に同病院で手術を受けたが、術後に容態が急変、翌21日未明に息を引き取った。楊氏の家族は病院側に責任があるとして、病院に対して賠償を求めたが交渉は決裂した。同日午前には、親戚らが大勢押しかけて執刀医の胡主任らを霊安室に閉じ込め、楊氏に対して土下座するように求めたという。その後ほかの病院職員や警察が胡主任らを救出しようとしたところで家族側ともみ合いになった。胡主任らは無事部屋の外に出ることができたがもみ合いはエスカレート、棒や刃物を持ち出す者も現れ、病院側遺族側あわせて6名が負傷した。もみ合いと同時に、病院の外の道路には家族によって花輪が置かれ、付近の道路が渋滞したという。騒動は1日続き、22日未明にようやく双方で和解が成立して収束した。

 病院側と患者側の衝突は3~4年ごろ前から増えだし、現在ではどこの大病院でも年に1度はこのような事件が発生しているようだ。医療問題に詳しい弁護士は、現在の鑑定方法では病院側の責任を証明できるケースはごくまれであること、仮に証明されたとしても告訴して賠償を勝ち取るまでには相当な時間がかかることが、患者側の態度を硬化させている原因ではないかと指摘している。また、故意に煽って事態を悪化させる人たちの存在(「医閙」と呼ばれる)もあるようだ。後を絶たない医療騒動に対して、第三者による調停機関の設置など動きもあるようだが、一日も早く対策が講じられることを市民は待ち望んでいる。(編集担当:柳川俊之)



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日本では、中国のように「親戚らが大勢押しかけて執刀医を霊安室に閉じ込め、土下座するように求めた」という話は聞きませんが、訴訟問題に発展するケースが近年増えており、社会的問題となっています。


日本医療評価機構では、産婦人科の紛争の防止・早期解決や、産科医療の質の向上を図ることを目的として産科医療補償制度 を運用しています。その他にも、国や自治体は、医療訴訟に関する分科会などを開催し、医療訴訟の問題に注目が集まっています。


また、医療の「情報の非対称性」を解決するために、医療診療報酬上でも、インフォームドコンセントに関する報酬が付くようになり、病院内でもインフォームドコンセントの運用の徹底が図られています。


こういった問題は国が成熟化するにつれて解決しなければならない問題です。そのためにも、病院は情報の透明化や医療問題発生時の対応マニュアルの整備などが必要になります。全国社会保険協会連合会では「医療有害事象・対応指針」というガイドラインを策定し、運用しています。


日本の病院はこういった問題に対応するノウハウを積むことで、国際競争力を高めることも可能になるのではないかと思います。患者が治療に対し納得でき、安全な医療の提供を受けることができる医療サービスが、トレンドになるでしょうし、世界の患者が望んでいることだと思うからです。


今日は、このへんで~


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