過食で満たせなかった心の欠乏感を、安心で満たす。 | 我慢なし!リバウンドなし!親子過食卒業レッスン 国家資格/公認心理師 オレンジ

我慢なし!リバウンドなし!親子過食卒業レッスン 国家資格/公認心理師 オレンジ

25年間何をやっても過食が止められなかった私が、もう二度とリバウンドしない過食の手放し方を見つけました!
過食で苦しんでるあなたが、もう我慢しないで、好きなものを食べられて、笑顔で「ごちそうさま」ができ人生へ生き方を変えるお手伝いをしています。

過食をしても、しなくても

笑って楽しく生きる!

摂食障害の幸せ探しの

サポーター、オレンジだよ。

 

 

安心ってどんなときに感じる?

 

 

「ZOOMのURL送って」と言うのが怖い。膨らむ不安は過食のエネルギー。

 

「嫌われそうで不安」を、過食以外で解決する方法

 

の続きだよ。

 

 

 

 

大好きな友達の

起業の蕾を花咲かすデザイナー春日みづほさん

に話を聞いてもらって、

(大きな気づきがいくつかあったので、このシリーズ、もう少し続く予定。)

 

 

 

過食で埋めても埋めても

ずっと満たされないもの、

 

 

私に欠けてたものが

何かようやく分かってね。

今日はそのことを書くね。

 

 

 

安心感が、欠けていた。

足りないものは、過食で埋めてた。

 

 

 

 

 

両親が家の中ですれ違うと

母が、父に向かって、

「ぶっ殺すぞ!」

「さっさと死ね!」

っていう怒号が響く家庭で私は育ってね。

 

 

 

父は父で、

突然キレると何をするか分からなくて、

家じゅうの物を、壊したり、倒したり、

電話線を切ったり。

 

 

 

 

父が運転する車に私が乗っていて

ガソリンが少なくなってきたときには、

 

 

「JAF呼ぶと代金が高いから、

『車下りて走ってガソリン買ってこい』」

って、高速道路の路上に下ろされたり。

 

 

 

これ以上書くと、長くなるから

いつか別の記事にするかもしれないけど。

 

 

 

私は、

「安心感」とか、

「大事にしてもらってる感じ」とかを

心の底から感じたことがあまりなくてね。

 

 

 

ずっと、

何か欠けてる感じがしていたんだよね。

 

 

 

勉強をがんばって成績が上がれば褒められた。

親の望む学校へ行けば、喜ばれた。

 

 

がんばっても、がんばっても

表面しか見てもらえなくて、

 

 

あるとき、糸が切れて

がんばれなくなって

 

 

空っぽの心に

食べ物を詰め込むようになった。

 

 

過食嘔吐に

お酒や薬も重なって

フラッフラになってても

何にも言われなくて。

 

 

 

「寂しいよ」

「気づいてよ」

「こっち見てよ」

「私の話を聞いてよ」

 

 

っていう欠乏感がずーっとあったんだよね。

食べて吐けば、一瞬忘れられるんだけど、

欠けてるものは満たされない。

 

 

 

 

 

 

「今日は話をきくつもりだよ」

 

って

みづほが言ってくれてね。

 

 

 

ZOOMの画面越しに、

私たちが一緒に学んだ講座

福田とも花さん主催のマママス14期)の

バインダーを持ってるのが見えてね。

 

 


ノートとかそのへんの紙切れじゃなく、

半年間、泣いて笑って

共通の思い出がつまった

バインダーを用意してくれる気配りと

 

 

メモとってまで

聴いてくれようとしてるんだ

っていう心意気に

 

 

「(私のことを)大事にしてもらってる感じ」

が伝わってきて。

 

 

 

「何言ってもいいよ」

「どんなオレンジでもいいよ」

「一緒に怒るつもりだよ」

 

ってみづほが言ってくれてね。

 

 

 

乾ききった心の奥が

じんわりあったかくなって、

 

 

 

ずーーーーーーーっと、欲しかったのは、

これなんだなって

気づいたんだよね。

 

 

 

がんばれなくても

落ち込んでても

怒っても泣いてても

背伸びしなくても

そのままの私でいいよって、肯定してくれること

 

 

いい話や

楽しい話や

価値のある話じゃなくても

何話しても、聴いてくれて受け止めてくれること

 

 

その安心感がずっとほしかったんだ。

 

 

 

 

 

 

「一緒に怒るつもりだよ」

 

 

 

その後、

 

今しんどいこと、

 

昔つらかったこと、

 

他人に話したことないこと、

 

オチのない話を延々と聞いてもらって。

 

 

 

うんうん。って相槌をうって聴いてくれて。

 

 

 

 

言葉の表面じゃなく、

 

 

 

言いたいけど、うまく言葉にならない

 

外に出したいけど、

 

心の奥のほうで

 

くすぶって

 

モヤモヤして、うまく出せない感情を

 

 

 

拾ってくれて

 

かみ砕いてくれて

 

「受け止めてくれる感じ」がでっかくて。

 

 

 

 

それはしんどいね

 

もっと怒っていいよ

 

って、共感や援護射撃をしてくれくれて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌われるのが怖いが全面に出て

 

ガチガチに固まった心をほぐしてもらって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結婚して、

これでも

ずいぶん丸くなれた気はするけど、

 

 

「やっぱり私は欠陥人間だ」って思うことはあるんだよね。

 

 

 

 

テーブルに並ぶご飯やおかずを全部床にぶちまけたり

冷蔵庫の食べ物を全部ぐちゃぐちゃにしてゴミ箱に捨てたり、

私が冷やしていたビールも、数えきれないくらい、中身を捨てられたり。

 

 

私が大学生のときは、

父が経営する会社の資金繰りが悪くなると、

私が借りている奨学金、給付されてる奨学金(奨学金を2つもらってた)や

バイトでためたお金を集めて、結構な金額を貸すことも多く、

 

 

「貸し」があると思っていたんだけど、

 

 

それでも、突然、

「オレンジは素行が悪いので、家族ではない。

○○日までに、この家から退去すること」

っていう張り紙がリビングに何度も張られたり。

 

 

 

いつ、どんな危機が起きるか分からない家だったんだよね。