大変ご無沙汰しております。もうブログの書き方も忘れてしまいましたwww
ツイッターにつぶやいておりますとアレですね、常にネタを小出しにするせいかブログを書く気に全くなりませんね。
創作は小出しにするもんじゃありませんねぇ。作曲はそういう事は基本しないんですが。
さて本題に入ります。
厳密には覚えていませんが去年あたりから、幾つかのプラグインは今までとは比較にならないクオリティに達するものや、
ブレイクスルーと言ってよい技術革新を達成したものなどが出てきました。
現時点でコレは侮れん!と思うものを紹介したいと思います。
まぁぶっちゃけツイッターで散々つぶやいてはいるのですがwww
まずはなんと言ってもこれでしょう。2018年度の凄プラ銀大賞間違いなしの
Soundtheory 「Gullfoss」
残念ながら現時点ではMac専用となっています。もしwinでもリリースされれば大きな話題になる事は間違いなしです。
winユーザーのDTMerの皆さんは今からお金を握りしめておいて下さいwww
100回/秒を超える周波数応答をイコライジングとありますが、要は被りを自動検出し100/秒の精度で動くダイナミックイコライザーと捉えてもらって大体大丈夫です。
私の使い方としては、おもに中低域の被りを解消してもらう役割を与えています。
おもにマスター前やバスに挿す感じでトラックには挿しません。単純にトラックに挿すには重いからですが、
仮に軽いからといってトラックにパスパス挿す事は無いと思います。理由はありますが割愛します。
とにかくあれだけ難しかった(作曲家感覚)中低域の被りをこれほど鮮やかに消しされるとは驚き以外のなにものでもありません。
一度使うともう手放せませんよ。
ただし、低域や高域に入れる事は基本ありません。
上のスクショを見ていただければわかりますが、実際約40Hz以下と約2kHz以上の帯域をバイパスさせています。
もちろん好みで全帯域にかけてもよいのですがこのGullfoss先生、「ハイをあげるんだ!もっともっと!あげまくるんだ!」
と激しく煽ってきますw
そのとおりにしますと、サウンドがかなりジャリジャリしてきます。
では低域と高域をバスやマスター段であげたい時にはどうするか、と言うと(スクショ内ではAD2077になっていますw)
はい、次のプラ銀大賞候補のEQ
Balance Mastering 「Magpha EQ」
スペック上の特徴としてはアナログEQの位相特性の再現に注目しています。
その変わり、トランスやアンプを通した感じまでは再現していないので必要とあらば別途サチュレーターなどで歪ませて下さい。
しかし、トランスやアンプの色付けが必要無い事もありますので、これで良いのだと思います。
肝心の音質ですが、私見で申し訳ないのですが「音質に於いて現時点で唯一信用に足るアナログスタイルのEQ」だと言う認識です。
個人的には低域におけるADSRに不満がないわけでは無いので私は2mixの処理では使いませんが、低域のアタック感、サステインの減衰の荒さが気にならなければ2mixに使っていただいても全く問題無いと思います。
逆にプラグインEQのハイブースト、特にシェルフであげた時特有のジャリジャリした歪み、あれがかなり少ないです。
ここがアナログEQに非常に近くこれこそがこのEQ最大の売りです。
さすがにアナログのパッシヴEQほどクリアではありませんが、今までのプラグインEQと比較してみて下さい。雲泥の差を感じられると思います。
因みにこのMagoha EQ、非常に負荷も軽くレイテンシーもあまりないのも大変素晴らしいポイントです。
このクオリティのEQをトラックにばんばん挿せるのは本当にすごい事です。いやぁありがたや。
他にもLeapwingの 「CENTERONE」「DYNONE」、Kazrogの「True Iron」なども書こうかと思いましたが、正直上二つのインパクトには及びませんでした。Leapwingの2つはあまり必要としない人も多いだろうと言う事、True Ironは素晴らしいものの、クオリティだけで言えば最近のAcustica Audioのプラグイン達には及ばないと思うからです。
因みにAcustica Audioの「Sand」その中のバスコンプ、あれはSSLのX-logicのバスコンプのエミュなのですが、めっちゃくちゃ似てますよ!本当に良くできています。実機持ちの僕が言うのですから間違いありません。相当ヤバイ出来です(笑)