ひまわりの種
この冬は世界的な暖冬だ。今朝のニュース番組で目にしたのだが、モスクワでも例年より10℃近く気温が高く雪がまったく積もらないとのことで、禿山状態のスキー場の映像が映し出されていた。(スキー場といっても、日本のように広くダイナミックなものではなく、小高い丘にリフトが付いている程度のものである。)
気温は高いらしいが、天気はどうなのだろうか。
モスクワは緯度が高いので、冬は夜の時間が長い。夕方は4時30分くらいから暗くなるし、朝は、8時、8時30分頃まで日が昇らない。おまけに太陽が1週間以上顔を見せない重くどんよりした天候が続くことも珍しくない。それから、緯度が高いせいか、磁気の変化による頭痛を訴える人も多い。
そういううっとおしい気候が原因で、鬱になる人も多いらしい。
ということで、ロシア人の伝統的(?)鬱防止方法に、ひまわりの種がある。炒ったひまわりの種をかじるのだ。
冬になると、確かにひまわりの種をかじっている人を多く見かけた。私たちが目にするのだから、守衛さんやドライバー、キオスクの店員などが、待ち時間にかじっているのを見ることが多かった。だから私は、タバコやガムのようなもので、味そのものを楽しんでいるのかと考えていたが、違うらしい。はっきり記憶していないが、かじっていたロシア人のひとりに教えてもらったような気がする。
いったいなぜ、ひまわりの種なのか?他の木の実ではダメなのか?その説は本当なのか?
この時季になるとふと思い出す。
あたしが守るにゃっ
この家はあたしが守ってみせるにゃっ!
近所に大きな柿の木があり、熟しきった実がたくさんついている。餌の少ないこの季節、最近、この柿の木目指して多くのカラスが集まってきている。少し前まではムクドリやツグミなどもっと小さな鳥が集まっていたのだが、カラスの大群が押し寄せて以来、他の鳥たちはすっかり鳴りを潜めている。時間帯によっては、近所一帯がカラスに囲まれているようで、四方からカラスの声だけが響く。
さて、蝶々やハエなどの「お友だち」が滅多に遊びに来ないこの季節、ムルカはこのカラスたちが気になって気になって仕方がないらしい。もちろん怖がっているのではなく、「獲物」としてである。柿の木のある方向に向かった窓が少し開いていると、この寒いのに、何十分もの間、そこに座って、飛び交うカラスたちの動きをじっと目で追っている。
「
任せて!この家はあたしが守るにゃっ!」
と言わんばかりなのだが・・・。
ムルにゃんは、カラスさんたちのサイズが自分と大して違わないことを知らないらしい。ハンターの鋭い目つきでじっと見つめ、時には腰を半分浮かして攻撃準備体勢に入っていることもある。
しっぽ、パタパタ振って、どうしちゃったにゃ?
しぃっ!!今、狙ってるにゃよっ!!
ホ・・・、ホントに守ってくれるの、ムルにゃん![]()
ちょっと・・・![]()
コメレスが滞りがちです。m(_ _ )m
「貧乏ヒマ無し」ってことで・・・。(^▽^;)
卵の賞味期限
ここ数日、マスコミを騒がせているF社の原材料賞味期限切れの件で思い出したことがある。モスクワの卵の古さだ。
モスクワのスーパーマーケットで初めて卵を買おうとすれば、日本人なら誰もが驚き、手を引っ込める。日付が一番新しいもので産地出荷日が1週間ほど前、古いものだと3週間くらいのものもある。もちろん、売り場で立ち止まり、日付をチェックしてなるべく新しいものを選んでいるのは日本人だけだ。
本当のところ、鶏卵とは産卵後どのくらいの期間、食用可能なのだろうか。
この卵の古さ、日本人の間では、「流通事情の悪さによるもの」であるということになっていた。私たちも、そう説明を受けたし、後から来られた方にもそう説明した。
が・・・。
帰国のほんの1,2ヶ月前、ロシア語会話のレッスンで、そうではないことを知る。
その日は、一般的なスーパーで買い物をする際の商品の選び方を教えていただいた。(基礎やり直しの私以外の方たちは来モ1年未満だったので、レッスンではしばしばそういう話題が取り上げられた。)卵のケースや卵自体に書かれているロシア語や記号が何を意味するのか教えていただいたのだが、そこで初めて知ったことは、産卵後1週間以内の卵は、システム的にゼッタイに一般消費者の手には届かないということ。
ただし1週間以内の卵が流れているルートもある。それらは、レストランやホテルに流れるルート。(うろ覚えだが、大統領等国の重鎮宅にも届くと聞いたような気がする。)また、少しお金のある人だと、自宅で鶏を飼っている運転手やお手伝いさんから日々調達している場合もあるらしい。
そのような一部の卵を除き、一般的な卵は、出荷から店頭に並ぶまでには最低1週間かかるのだそうだ。流通事情が悪くうまく機能していないというよりは、そんなに急いで運送する必要性はないから時間がかかるシステムになっている、という感じだ。
そういうわけで、ロシア人にとっては、スーパーの卵はどれを買っても同じ、別に選ぶ必要もないらしい。
ここは日本。F社が原材料の賞味期限を守っていなかったのは、もちろん企業の仕事としてはよくないことだ。
が、ミルキーは日本の代表的なキャンディ(大げさ?)、ペコちゃんは世代を超えたアイドルだ。ほんの子どもの頃から様々な思い出に重なるお菓子であり、キャラクターである。そんなことで消えてなくならないで欲しい、というのが、正直な気持ちだ。
モスクワのドライバー
今朝のモスクワタイムスで、新学期早々交通事故で亡くなった2人の小学生姉弟の記事が取り上げられていた。よく読んでみると、以前住んでいたところのすぐ近く、痛ましさが実感として伝わってくる。
この記事で思い出したのだが、モスクワの何が危ないのか、そのひとつにドライバーのマナーの悪さがある。治安という面では、各国を転々とされている方たちのお話によれば最低レベルではないらしいのだが、ドライバーのマナーはとにかくすこぶる悪い。
何と言っても、一般的に交通マナーというものが、低いレベルで落ち着いている。モスクワ在住中も、たとえば、停止線で停止して信号を待っている間に、後ろから来た車が停止線と横断歩道の間に割り込む、ということは日常茶飯事だった。もちろん、このドライバーが何かの事情で急いでいるわけではない。ただ、マナーが悪いだけのことだ。
それから、この記事でも取り上げられているが、大きな道路を信号機が壊れている横断歩道や横断歩道以外で横切ろうとした場合、自動車が止まってくれることはめったにない。むしろ、スピードを加速し、「自分は止まらないぞ」という姿勢を示すのが一般的だ。この事件の加害者も、厚かましくもそのことを取り上げ、自分が特別に無謀なドライバーでないことを主張、自分から自由を奪わないで欲しい、と取調べで話していたとのこと。
同紙によれば、2006年1月から11月にロシア国内で起こった交通事故の件数は、207,000件以上、およそ29,300人が命を落としているという。ちなみに昨年中に日本で起こった交通事故数は886,703件で、死者数は、6,352人ということなので、いかに被害者の致死率が高いかがわかる。
原因は色々あるのだろうが、やはり警察関係は何でも賄賂で片付く、という風潮も大きな原因になっていると思う。たとえば、ロシアナンバー、新車の外車には危ないから近づくな、とよくロシア人に注意された。ロシア人で新品の外車を購入できるような人の多くは、ニューロシアンと呼ばれる成金たち。彼らまたは彼らの子どもの多くは、無試験でお金だけで運転免許を取っている。そして、概してそのような若者たちは妙な「特権意識」を持っているので、運転もメチャクチャである。
幸い、ロシアでは地下横断歩道が発達しているので、少し歩けば、地上の横断歩道をまったく使わずに生活することもできる。外国人として、自分の身を守る手段のひとつかもしれない。日本のように、渡るそぶりを見せれば自動車が止まってくれるってことは、ゼッタイありませんから、そのへん、意識していないと、モスクワ、危ないですよっ!!![]()
ついに知った「おふとんの温もり」
ムルカは今晩、ついに「おふとんのぬくもり」を初体験しました!(*^o^)乂(^-^*)
温水暖房のため冬も部屋の中がぽかぽかのモスクワで、生まれてから最初の3回の冬を過ごしたムルカ、室内の最低気温が10度を下回る日本で最初の冬を迎えた昨年はタイヘンでした。様々な手を使っておふとんのよさを教えようとしましたが、どれも失敗。結局、年末に手に入れた自分の熱を反射して暖を取るタイプのぽかぽかマットの上が主な寝場所となっていました。
そして今年。昨年と打って変わっての「超暖冬」。今年は、人間のベッドウォーマーとして買ったハズの湯たんぽ「ゆーちゃん」をちゃっかり自分のものにしてしまい、これにくっついて寝るのが習慣になっています。昨年ほどの寒さはなかったので、12月まではこれでしのいできました。
が・・・。
年末あたりから、本格的な寒波もやってくるようになりました。人間が眠りについてから朝、暖房が入るまでの約6-7時間がつらくなってきたムルカは、ついに「おふとん」に興味を示すようになります。私が下に「お泊り」してソファに置きっぱなしにしていたり、ふとんカバーの洗濯や布団乾燥機の利用のため、ふとんの置き方が折れ曲がっていたりすると、つつっっっっと寄って行っては、隙間からふとんとソファやベッドの間にできた空間を興味深そうに眺めていました。
そして今日♪
ふとんの下から乾燥機を取り出し片付けていたときのこと・・・。
今日もまた、ムルカがすすっと寄って来ました。1枚目をなんとなく遠巻きにして眺めているムルカに気づいたので、2枚目は意図的に、下のように、右側を入り口にしたトンネルを作って置いてみました。すると、ついについに、自分から入って行ったのです。
生まれて4年と4ヶ月にして初めて体験したおふとんの中の暖かさ!![]()
ムルカの様子があまりにもおっかなびっくりだったので、せめておふとんの中がムルカの熱で暖まるまでは中にいてもらわないと、本当のよさがわかってもらえない!!と思い、私もしばらくおつきあいしました。入り口からムルカの顔を覗き込むように見ていたのです。そうすると、ムルカは私の顔が見えると同時に、私の身体でできた隙間から外の光も見えるから安心できるでしょう?
ということで、今、すでに3時間が経過していますが、喉をゴロゴロ言わせながら、まだ中で寝ています。(o^-')b
問題は・・・。
夜も更けてきたのですが、今日、私はどうやって寝るかということです。
いきなり一緒に寝てくれるかしら?
それとも、今日は客用ふとんで寝るべきかしら?
・・・くだらない悩みだと思っているソコのあなた、何しろ、4年と4ヶ月にしての初めてのおふとん体験ですからねっ!貴重な瞬間なんです!!ここで「おふとんってキケンね」と思ったら最後、また、3年くらいは入ってきてくれませんよ・・・。(><;)
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あたしは今日、初めて「おふとんのヒミツ」を知った。あの寒がりのきてぃが暖房もなしに気持ちよさそうに寝ているヒミツはきっとあの「おふとん」にあるんじゃないかって、前から睨んでいたのよっ。でも、おふとんってば、いつも寝相の悪いワイルドなニンゲンたちと一緒なものだから、警戒心の強いあたしは、ずっと「ニンゲン抜き」でおふとんを試せるときを狙っていたの。まぁぁ!きてぃもオジサンも、なんてずるいのっ!自分たちだけこんなスグレモノを使ってたなんて・・・!






