卵の賞味期限 | ムル☆まり同盟

卵の賞味期限

 ここ数日、マスコミを騒がせているF社の原材料賞味期限切れの件で思い出したことがある。モスクワの卵の古さだ。


 モスクワのスーパーマーケットで初めて卵を買おうとすれば、日本人なら誰もが驚き、手を引っ込める。日付が一番新しいもので産地出荷日が1週間ほど前、古いものだと3週間くらいのものもある。もちろん、売り場で立ち止まり、日付をチェックしてなるべく新しいものを選んでいるのは日本人だけだ。


 本当のところ、鶏卵とは産卵後どのくらいの期間、食用可能なのだろうか。


 この卵の古さ、日本人の間では、「流通事情の悪さによるもの」であるということになっていた。私たちも、そう説明を受けたし、後から来られた方にもそう説明した。


 が・・・。


 帰国のほんの1,2ヶ月前、ロシア語会話のレッスンで、そうではないことを知る。


 その日は、一般的なスーパーで買い物をする際の商品の選び方を教えていただいた。(基礎やり直しの私以外の方たちは来モ1年未満だったので、レッスンではしばしばそういう話題が取り上げられた。)卵のケースや卵自体に書かれているロシア語や記号が何を意味するのか教えていただいたのだが、そこで初めて知ったことは、産卵後1週間以内の卵は、システム的にゼッタイに一般消費者の手には届かないということ。


 ただし1週間以内の卵が流れているルートもある。それらは、レストランやホテルに流れるルート。(うろ覚えだが、大統領等国の重鎮宅にも届くと聞いたような気がする。)また、少しお金のある人だと、自宅で鶏を飼っている運転手やお手伝いさんから日々調達している場合もあるらしい。


 そのような一部の卵を除き、一般的な卵は、出荷から店頭に並ぶまでには最低1週間かかるのだそうだ。流通事情が悪くうまく機能していないというよりは、そんなに急いで運送する必要性はないから時間がかかるシステムになっている、という感じだ。


 そういうわけで、ロシア人にとっては、スーパーの卵はどれを買っても同じ、別に選ぶ必要もないらしい。


 ここは日本。F社が原材料の賞味期限を守っていなかったのは、もちろん企業の仕事としてはよくないことだ。 


 が、ミルキーは日本の代表的なキャンディ(大げさ?)、ペコちゃんは世代を超えたアイドルだ。ほんの子どもの頃から様々な思い出に重なるお菓子であり、キャラクターである。そんなことで消えてなくならないで欲しい、というのが、正直な気持ちだ。


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