ムル☆まり同盟 -164ページ目

「したたかなロシア人」


russian

堀江 新二, 堀江 陽子
したたかなロシア人―ペレストロイカの周辺

 本当に久しぶりにロシア関係の本を読む。


 ロシア人の友人が昨秋帰国して以来、今まで「日本ってこうなのよ」と私から日本のことを説明する機会が圧倒的に多かったふたりの関係が少し変わり、ペテルブルクからご当地情報を交えながら彼女の日常が届くようになった。同じタイミングで、ロシア語検定も無事終了し、私の生活に占めるロシア関係のものの割合がぐっと下がったこともあって、このところ、ロシア関連の本を読んでいなかった。


 それにしても、この本、何だか、「答え合わせ」のような「種明かし」のような本だった。


 モスクワで生活をしていると、実に様々な情報がまことしやかに入ってくる。多くは、「また聞き」x10以上の情報のことが多いので、何が本当なのかよくわからない。


 日本人が情報源の場合、発信者ご自身は、ロシア畑で働く経験が長く、ロシア語も堪能な場合がほとんどなのだが、そのような方はしばしば「神様」のようになってしまい、どういう状況で誰を相手にいつなされた発言なのかということ抜きに、「あの、○○さんもこうおっしゃっていたそうよ」的にエピソードだけが独り歩きする場合が往々にしてある。結局のところ、信憑性のほどは自分で判断するしかない。


 また、情報源が習い事の先生やベビーシッターさんなど身近なロシア人の場合。ここには、その人が「外国人に対してロシア人をどのように見せたいか」という思惑が紛れ込むから、その人の性格や社会的に置かれている状況などを考慮する必要がある。


 若い人や新しいもの好きの人たちは、「今ではロシアも欧米や日本と同じよ」というのをやたら強調するし、英語をそのまま発音する、いわゆる「カタカナロシア語」を好む。あまりにも「ロシアも同じです」という説明しか返ってこないので、実のところどうなのか、全然わからない。(ちなみに、私のロシアでの最初の家庭教師がそうだった。)想像するに、高度成長期の日本人というのも同じような感じだったのではないだろうか。「日本も今じゃ、アメリカと少しも違わないよぉ」と言うのがカッコいい、と思っていた人たちはたくさんいたように思う。


 というわけで、色々な情報が錯綜したまま、手元に残った写真を自分の理解している範囲でご紹介しているこのブログだが、今回、この本を読んで、様々な点で答え合わせをしていただいたり、種明かしを受けたりしたような気分だった。


 筆者は、ペレストロイカの時代に、招聘翻訳者としてモスクワで暮らしていた方とその奥様。いわゆるロシア人アパートに住み、ロシア語で、ロシア人と同じ生活をされていたご夫妻が、日常生活や子育て、職場、様々な場面で見聞きしたことが記されている。ロシア人の中でロシア語で暮らしていたご家族なので、情報源に「伝説的また聞き」はない。


 時代は流れ、生活ぶりも貨幣価値も今では大きく様変わりしている。また、ロシア語がほとんど話せない日本人駐在員が、この筆者たちのように、ロシア人アパートに住んでロシア人とまったく同様の生活をする、ということはほとんどないので、駐在準備の参考にする類の本でもない。


 だが、今のロシアはこの時代の延長線上にある。錯綜する情報の中で、何が本当で何が「伝説」なのかがよくわかり、また、モスクワがどのような道を辿ってきたのかを知ることは、今のモスクワやロシア人を理解する大きな助けとなる。ロシアやロシア人に本当に興味のある方にはお勧めの一冊だ。


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いよいよ脱ストーカーのムルカとパワー全快まりあ

 まりあが我が家にやってきて、今日で7日目。


 当初、長距離移動の疲れと風邪のため「眠りねこ」と化していたまりあも、徐々にパワーアップ。ここ数日は、夜行性ぶりを十二分に発揮し、真夜中にドッタンバッタン、窓枠に昇ったり飛び降りたりしているらしき音が聞こえてくるし、朝一で部屋を覗くとゴハンは空っぽだ。目やにもお鼻もすっきりしてきた。


 明日、もう一度、獣医さんに連れて行ってOKだったら、シャワーを浴びさせて、いよいよ、おうちデビューをさせよう。



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お気に入りの窓辺で。



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カメラには慣れていない。そのうちムルカみたいにモデル気取りになるのかしら・・・?


 一方、ムルカ。


 いまだ自信喪失気味。


 でも、この「自信喪失」という反応は初めてのことなので、こちらとしては期待している。


 というのも、これまでは、他の猫が遊びに来たり、他の猫のおうちに遊びに行ったりしたときの反応は、いつも、雷シャー~むかっ。強い拒絶反応と敵意をあらわにしていた。自分ちにも関わらず、ベッドの下に逃げ込んだり、クローゼットの上によじ登ったりして、お友だちが帰るまで出ては来なかった。けれども、今回は、まりあ部屋に私が消えるたびに、外でそぉっと様子をうかがっている。


 それから、昨日あたりから、ムルカが姿を消したな・・・と思っていたら、自分だけまりあ部屋の前にいて、じっと扉が開くのを待っている様子を見せたりもしている。


 興味があるようだ。ラブラブ


 明日、うまく行くといいな~音譜


 ちなみに、自信喪失とはどういう症状かというと・・・。


 私の後を、ひたすらつけて来る。トイレに行っても、洗濯物を干しにベランダに出ても、パソコン部屋に行っても、必ず、ついてくる。そして、用が済むと「お帰りはこちらですよ」と言わんばかりに、私の前を小走りでリビングの方向へと向かう。振り返って「にゃっ」と念を押しながら・・・。(-。-;)


 今朝。


 この部屋にはついてこなかった。調子に乗ってブログの更新をしてみたが、いまだお迎えがない。


 ストーカーも昨日で卒業してくれたのだと信じたい。



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ネコ きてぃは言う。「今までたった一度だって、私がムルカのためにならないようなこと、何かしたことある?」って。確かにないにゃ。




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ネコ あとをつけなくても大丈夫かもしれないにゃ。



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日本猫まりあ


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目を細め、お返事してくれているまりあ



 まりあがうちに来てから今日で4日目になる。


 現在、風邪引きさんだし、ムルカとも徐々に慣らした方がよいので、6畳一間で隔離した状態で生活しているが、今までシェルター暮らしだったので、こちらが心配したほど窮屈ではないらしい。フリースのカバーをかけたビーズクッションの上がお気に入り。今日は朝から天気がよいので、ベランダ側の窓を少し開けているが、ここも、おひさまと新鮮な空気が心地よいらしく、気に入りの場所に加わったようだ。もう何時間も窓際から離れない。


 さて、このブログをずっと読んでくださっている方はご存じだと思うが、我が家では、私の社会復帰に向け、昨年末くらいからムルカにお友だちを迎えることを考えていた。引越し後、「二卵性双生児」のごとくべったり一緒に過ごしてきた私が、社会復帰に向け頻繁に出かけ始めたので、ムルカがひどくさみしがったからだ。


 そこで、ネットで「大阪行政収容猫」のページを見て、ひそかにお気に入り君を見つけていた。が、年末年始、帰省や来客など様々な予定があったので、年明けにその子を欲しいという意思表示をしよう、ということにしていたら、その間に里親さんが決定しまったのだ。


 そういうタイミングで、「Backus家の猫たち 」のひとみさんからご連絡をいただく。


 ボランティアで、横浜のシェルターにいる猫を大阪の一時預かりボランティアさんのところに移動しますが、ムルカちゃんのお友だちに一匹いかが??


 とってもいいタイミングだった。幸い、そこのシェルターに私たちの好みにぴったりの柄と性格、年恰好の女の子がいたので、その子を連れて来ていただくことにする。


 ちなみに、「まりあ」という名前は、最初にひとみさんにご連絡をいただいた日にちなんで付けた。この日は1月7日、ロシア正教のクリスマスの日だった。そこで、クリスマスに関係のある女性の名前、ということで「まりあ」ちゃんにしたのだ。


 他にも、ムルカに対照させて「日本」を意識した名前や出身地「横浜」を意識した名前を考えていたが、実物に会ってみて、イメージが違うので考え直してつけた名前だ。思っていたより美猫(←早くも親ばか?)、そして、ふんわり醸し出す優雅でおだやかな雰囲気。「しょっちゅうケンカしているムルカと私を、マリア様のような温かくおおらかな目で見守ってね」という意味も込めてみた。


 まりあはホンモノの「日本猫」だ。骨格も毛並みも性格も、いわゆる昔から私が知っている「猫」。会ったばかりなのに、なぜか懐かしさを覚える。そして、ムルカは雑種と言っても「ロシアの」雑種なんだなぁっとしみじみ思い直す。ムルカ、異国で健気に頑張ってるよね・・・。



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女の子 まりあちゃん、また寝てるぅ。いつも寝てるねっ。



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にゃー きてぃにゃん、猫はふつう昼間寝るもんだよ。。。

女の子 あ、そうね。ムルカにゃんは夜寝るんだけどさぁ・・・。


皆様、たくさんのコメントありがとうございます。

現在、まりあにゃんの風邪はだいぶよくなりましたが、依然投薬中。ムルカにゃんもだいぶ落ち着いてきましたが、依然、自信喪失中で、食べる量はいつもの約半分、常に私のストーカー状態でございます。お返事やブログ訪問できるようになるには、もう少し時間が必要なので、ご了承ください。m(_ _ )m


 

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これからのムルカ城

 ネコ ムルカにゃっ。


 少し前からヘンだと思ってた。。。


 新しい猫用トイレやぴっかぴかの猫用食器が、なぜかオジサンの部屋に並べられていた。でも、あたしは呼んでもらえないの。あたしが使わないなら、いったい誰が使うっていうにゃ??? フシギで心配で不安で、一日に何回も部屋を覗きに行った。


 そして・・・。


 昨日のこと。


 この部屋は突然、立ち入り禁止になった。中から猫の声が聞こえる。ときどききてぃはこの部屋に入ったっきり、長い間、出てこない。


 うーん、中はどうなってるにゃ~っ!!

 これからのムルカ邸はどうなるにゃっ!!

 もう、あたしは、ここの女王様じゃなくなるのかにゃ・・・???



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これから、どうなるにゃ?

何も変わらないよ。



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ほったらかしになるかにゃ?

きてぃにゃんが忙しいときは、お友だちにゃんと遊んだらいいよ。



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とにかく、ひとりにしないでよね~。。。



 女の子 きてぃです。


 昨日、「お友だち」がやってきました。現在は、ムルカのことを考慮して、「オジサンの部屋」にすべての生活用品(?)をセットして、ここだけで暮らしています。意外なことだらけです!


 ① ムルカは一度も「シャー」をしません。ただ、とっても気になるみたいで、私が「お友だち部屋」に消えるたびに、あとをつけてきて、扉の外で待っています。


 ② ムルカも太めですが、今度の子は、さらに太めです。


 ③ 今度の子は、とても人懐っこく、初日から私にも夫にもスリスリ、ベタベタ、ゴロゴロ・・・です。「お友だち」はすでに1歳。半分オトナなのに、こんなにすんなりとなついてくれるとは思っていませんでした。


 男の子 オジサンです。

 大丈夫、ムルカはこう見えてもすごい猫なんだよ。モスクワから日本へ移住、1年後にはこの家に引越し。住む環境も変わったし、飛行機やバス、タクシー、それに検疫、色々なものを経験して、それでもちゃんと乗り越えてきた猫なんだよ。新しいお友だちともすぐになかよくなれるよ。グッド!


 現在、お友だち部屋とリビング(ムルカ部屋)を行ったり来たりの状態で、あまりゆっくりパソコン部屋にいられません。「お友だち」のお名前発表およびここに来た経緯については、ブログタイトル等の変更準備ができるまで、あと数日お待ちください。


 で・・・。


 見たいでしょ?音譜


 
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とにかく甘えん坊で・・・



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癒し系です。


とってもかわいくて甘やかしてしまいそう・・・。でも、気をつけないと、女王様x2になるとタイヘンッ!!


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ムルカ・アディクト


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 ムルカがうちにやってきて、初めて終日家を空けたのは、約1週間後のこと。IWC主催の冬のバザーで、チャリティグループのカウンターの店番をするためだった。それまでは、すべての習い事をキャンセルし、ムルカがお昼寝している間にこそっと下のコンビニに必要最低限のものを買いに行く、という気の使いようだった。それほど、赤ちゃん時代のムルカはかわいらしく、頼りなげで、放っておけない様子だったのだ。


 夕方。


 ひどい大雪のため、迎えのタクシーがひどく遅れる。当時モスクワ歴わずか8ヶ月の私は、大した文句も言えず、遅れるとの連絡にただ、「はい、はい」と答えるしかなかったのだ。幸い、同様に迎えの車が遅れたタイ人のボランティア仲間と、モスクワにしては甘さ控えめのおいしいケーキを前に、ペットのかわいさについて熱く語りながら車が来るのを一緒に待ったのを覚えている。彼女は2匹の小型犬と暮らしていた。


 初めての8時間以上もの長いお留守番。


 帰宅してドアを開けると、ムルカは全身の毛を逆立て、背中を丸め、しっぽをぴんっと立てたままの姿勢で、部屋の入り口の前を2、3度往復して、いかに自分が腹を立てているかを訴えると、そのまま2階へと駆け上がってしまった。


 それが、ムルカの記念すべき第1回目のお留守番だった。



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 その後、だんだんと普通の生活を送るようになってはいったものの、私が長く家を空けるときのムルカの不機嫌さ、帰宅後の甘えぶりは、かなりのもの。まわりの人たちは、ごく早い段階から、ムルカにお友だちを迎えることを勧めてくれた。


 あれから丸4年が過ぎた。


 今では、家にいるときは、私もムルカと同じ部屋にいないと落ち着かない。30分も別々の部屋で過ごせば、どちらからともなく気になって、すごすごと相手の部屋に移動してしまう。お互いが、お互いにとって「中毒(addict)」状態で離れられない。


 明日、ムルカはついにお友だちを迎える。




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 もう1匹、家族に加わることによって、ムルカは私から自立し、私は心おきなく家の外での人間社会での生活を楽しめることを願っている。そして、新しい猫には家族ができる。みんなが、今までよりシアワセになれることを願っている。あ、それから、いつもネコ語が不自由で困っている夫が、うまくにゃんずの輪に入っていけることも・・・。



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新しい猫のためのトイレ、つめとぎ、食器。

2,3日前からセッティングして、ムルカに新入りがやってくることをほのめかしている。

ムルカもこれらが自分用ではないことを悟り、何だかそわそわしている。

日に何回も様子を見に来る。

そろそろ心構えもできたころだろうか??



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