感情負債を減らす時に大事なのが、
１、もう溜めない（負債を増やさない）
２、今まで溜めた分の発散（負債を減らす）
この二つが大事。とにかく両方が大事。
で、今日は2の話。
２、今まで溜めた分の発散（負債を減らす）
「ちょっと何言ってるかわかんない。」
寝たフリやめて。
で、『発散』ってワード聞くと一大イベントをすぐ想像しちゃう人へ。
そんなハードルを上げんな。
・母親に気持ちをぶちまける
・母親と喧嘩する
・泣いてぐちゃぐちゃになって取っ組み合いになって
・最後はハグして、、ハッピーエンド、、
そんないきなりハードルを上げんな。
「発散といえばクソノートですよね。でもなかなかクソノートで何を書いていいか、、。」
そだよなーー。
そうなるよな。笑
感情負債がある人にも２タイプいて。
１、まじで普段からあんまり感情出さないタイプの人
２、感情は出すけど、母親や彼氏など特定の人相手だと耐えるタイプの人
が、いるよね。
ちなみにおれは１でした。
あとおれのお客さんはおれに似て頭でっかちな人が多いから。w
多分、「発散」が苦手な人が多いと思う。
おれもナリ心理学に出会う前も出会ってからもしばらくは、
「感情を出す」ということの意味がよくわからなかった。
言ってることはわかるけど、
「感情を出すってどんな感じなんだろ？」ってのが実感としてわからなかった。
やったことがなかったから。笑
ここで大事なのが、
「自分は温厚だから感情の起伏が少ないだけだ。」
と、決めつけないで欲しい。
ということです。
喜怒哀楽、全ての感情の起伏が少ないという場合でも、
特に自分が出してない感情ってあると思います。
僕の場合は特に、怒でしたが。
後から気づくと、めちゃめちゃ怒を封印してたんですよね。
そしてそれが、自分の生存戦略だったと気付いた。
物心ついた時には姉貴と両親がめっちゃ大喧嘩してて、
おれは別の部屋で嵐が収まるまで待ってて、
おれはその戦争には参加しない「心清らかな賢者」というポジションでいることで、
自分が思う、母親からみた理想の自分像を守ってたんだと思う。ダサ。笑
本当は、
「うっせーーーーーーーーーーーーーーーーんだよ！！！喧嘩すんじゃねぇぁああ！！！！
ごちゃごちゃいってんじゃねぇあああ！！！！」
って、目一杯叫びたかったんだと思う。
目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯目一杯、
おれだって暴れたかったんだと思う。
気づいたら、色黒腹黒、肺だけピンクの、
感情負債溜めまくりの拗ね男になってた。
・・・・。笑
「ちょっと何言ってるかわかんない。」
寝たフリやめて。
だからまずは。
「感情的な人間であろうとすること」から、初めて欲しいのよ。
で、そのためにはまず、
自分が普段あまり出してない感情をちょっとずつ出す練習から始めるのよ。
１、ノートを開いて
２、真ん中に線を引いて
３、左にポジティブ、右にネガティブと書いて
４、今日あった出来事を思い出して
５、その出来事を思い出しながら、湧いてきた感情（気持ち、思ったこと）を右、左それぞれに書く
この、「感情をただ書く」ってのが、おれはできなかった。
とにかく問題解決しなきゃ！とか、
焦ってすぐ考えるフリして、
実は思考に逃げたかったんだと思う。
感情的な自分は、母親から認められないと無意識に強く思ってたからだと思う。
感情的な母親や兄弟のケンカが、すごく嫌だったからだと思う。
感情なんて糞食らえだと思ってたからな。
「暑い」
「寒い」
「疲れた」
「やる気でね」
「きも」
「うっざ」
「まじキンタマ痒い」
「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い」
「ムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつく」
今では当たり前にできることが、
ほんとにノートに書けなかったんよね。
そういうところから始まって、大丈夫です。
いきなり宝塚で主演やらなくて大丈夫です。
あなたの感情なんて誰にも聞こえないモスキート音だとしても、大丈夫です。
ちょっとずつちょっとずつ、
自分が自分の感情を拾っていくところから始めたらいいのよ。
（続く、かもしれない。）
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