昨日のサッカーに若干押されているが、敢えてゴルフの話題。
今年4月にプロになった新人ゴルファーの松山英樹が世界ランクで日本選手トップに立った。
国内の試合でも今季2勝目、若干21歳。
プロ転向してわずか5戦目で2勝、2位も2回。
賞金ランクもトップと快進撃が続いている。
石川遼ほどの派手さはないが、確実に結果を出している
そんな松山をある評論家が言っていた。
「若い頃に努力とセンスでこうした結果を出す子がいるが多くの天才は調子に乗り生意気になり道を外してしまう。
人間性(器)を磨いてこそ本当の本物。まっすぐ育って欲しい」
そういえば何かの本に書いてあったのを思い出した。
「人間性を高めるには素直さと感謝しかない」と・・・。
素直さ と 感謝の気持ち・・・・
みんな気が付いていないけど本当にその通りだとつくづく感じる。
飛行機の運航状況の分析を行っているアメリカの企業が日本航空と全日空の両社に「定時到着率世界一」の表彰を行ったらしい。
海外に行くと飛行機だけでなくすべてにおいおて時間のルーズさが目立つが、やはり日本のサービスは時間も含めて世界一だと実感できる瞬間だ。
一方で自分の身の回りを見てみると情けなくなるほど時間にルーズな人間がいる。
そしてそういう人に限って問題が発生すると他人のせいにしたがる。
頑張ったんですけど・・・無理難題言われまして・・・・協力が得られずに・・・・
そんな話はどうでも良くて、その前にあなたは早めに動いている?と疑ってしまう。
時間意識のない人は人からも信頼されないのだ。
早め早めに動いていれば、問題が発生することはほとんどないのだ。
時間に対する意識というのはホスピタリティに直結する。
どんなに良い商品を提供しても、どんなに優れた接客でも時間にだらしない時点で全てが打ち消されてしまう。
JALにしろANAにしろスタッフは想像を絶するほどの多忙の中で働いている。
それでもこうして世界一の称号を得るということは相当の企業努力と働く人たちの努力の賜物だと思う。
景気が良くなったとしても、努力もせずに要求だけをしている人はいずれ淘汰されていくと思う。
GW中に僕の叔父が亡くなった。
叔父は脳梗塞3回、最後は大腸がんが肺と皮膚に転移していたそうだ。
叔父には僕と三つ違いの一人息子がいた。
一人っ子だった彼の遊び相手として僕も可愛がってくれた。
はじめて海外旅行に連れて行ってくれたのも叔父だった。
叔父は自分で事業をしていて全盛期は凄く荒稼ぎしたようだ。
人生最高の至福の時の遺影を前に、そんな話を親戚としていた。
人の一生はいつがピークだったか、後になってみないと判らないものだなと感じた。
僕の人生も今がピークなのか、まだ先にピークがあるのか判らない。
いったいいつが僕のピークなんだろう?
でもひとつ言えることは
昨日は悔やんでも戻らないということと、
明日は来るかどうか、誰にもも判らないということ。
誰にでも訪れる人生最後の日、悔いのない生涯を閉じるためにも
"今" が本当に大切なんだ、と改めて感じた叔父の葬儀でした。
叔父の冥福を心よりお祈り申し上げます。