夢見る会社像 | ムカデの一歩

夢見る会社像

起業して18年目を迎えます。

そして変わらず一貫して「夢見る会社像」があります。

振り返ると実現できたこと、いまだ実現できていないこと、たくさんあります。

 

「夢見る会社像」

そのひとつに定年のない会社組織というのがあります。

何年か前のブログにも書きましたが改めて書きたいと思います。

 

私の考える「定年のない会社組織(循環型会社)」とはCREAを選んで入社してくれた社員が、社員としての責務を果たし、つらい現実にも耐え、甘い誘惑にも負けず、CREAのために頑張って働いてくれた彼らが、老後(一般的には定年対象後)を迎えた後も経済的に困窮しない環境を作ってあげること、です。

 

それは退職金のような一時金ではなく継続して収入を得ることで物的に豊かになることをイメージしています。

 

「老後の生活資金には2千万円必要である」といった報道が話題になったのは記憶に新しいところですが、一般的には支給される年金は月に数万円から10数万円。物価上昇率を考えると決して豊かな老後とはいえず、生活するのがやっとだと思います。ましてや医療が進歩し、寿命が伸びれば尚更です。

 

現在の年金制度は働き手世代が引退した世代の面倒を見る、というのが基本ですが同じことを会社組織でもしたいのです。

 

これも以前ブログで書きましたが「多能工学校を作りたい」という夢はその学校で施工管理の授業を行い講師として現在施工管理として働いてくれたスタッフが教える、そして報酬を得る。営業職であれば培ったノウハウを後輩に指導し報酬を得るといった形です。

 

ノウハウを伝える=人のためになる=心的な豊かさを得る。

これで物心両面の豊かさを得られます。

 

グループ会社のマイスターズファクトリーを設立したのも将来学校設立を視野に入れてのことです。

 

 

しかし現実はいまだに夢半ば、「誰々の仕事の仕方は雑だ」「彼とは相いれない」「誰々は他の人より給与が高い」などなど色々な不平や不満が聞こえてきます。

普段はリーダーシップを取れないのにそこだけはリーダーシップを取り拡散するメンバーもいます。

 

人間ですから不平不満をいうのは当然ですし時には愚痴として言葉に出してしまう時もあるでしょう。

しかし自分の将来のために若い世代のために前進するのにこのような愚痴不平不満は無意味です。

改善したい点があれば、愚痴リーダーではなく改善リーダーとなればいいのにといつも思います。

 

他方コロナ禍でリモートワークが求められているなかCREAもモバイルを軸とした在宅勤務を実施しています。

リモートワークの欠点は制度が確立していないことと無駄なコミュニケーションが取りにくいことです。

今まで雑談など無駄と思えるやりとりが実は重要だったと気づかされました。

 

そんな無駄な時間こそ愚痴や不満でなく。自分たちの描く将来の夢を語れる場として利用するべきです。

そのやりとりこそが未来への活力になります。

 

定年がなく働きたいだけ働ける会社、人を軸とした未来の見える会社を作る為には私一人では出来ません。いろいろな意見も欲しいです。

給与を支給されている以上、与えられたミッションを遂行するのは社員としての当然の責務ですが夢見て、夢に向かって考え行動することも大切なことだと思います。

 

もっともっと夢を語ることを恥ずかしがらず堂々と語るべきです。言葉にすることで実現するのです。

安定した会社を作り、夢をもって自らの手で自分の人生を変える、そんな会社にすることが僕の夢です。