今日久々に一番大好きなママ友と2時間ほどお話してた。あたしより少しお姉さんの人だけど仲良くしてくれてて可愛い優しい聞き上手で、大好きで憧れのママ。


 フルタイムの仕事に変えたけど体力的に無理だからパートタイムに変えたんだって。

 みんな子どもたちのためにお仕事頑張ってるのに、こんなゆうゆうと暮らしてるのが申し訳なくなる。


 このママ友、あたしが里親だってことも、子どもたちの大変なところも話してて、ママ経験のないあたしのいろんな相談に乗ってくれてる。


 子どもたちのことって親目線だけじゃ見えないし、ママ友たちも他人の家のことに真正面から教えてくれるわけがないし、だからこそ子どもたちを守るために気になること見聞きしたら教えてもらったり、うちの子たちにも目をかけてもらってた。今の地域で、素人ママが同じようなママとして過ごせたのも全部彼女のおかげ。ほんと感謝しきれない。


 里親って子育てをせずにいきなりお母さんになる人が多い。その地域のママたちの価値観とかネットワークとか今の時代の子育ての考え方とか全くわからない。こどもたちのあるべき論を持った大人が突然に親になるから、躾だの善悪論だの倫理観だの、教科書通りの子ども像を子どもに押し付けがちだと思う。



 実子を育ててるママとか、乳幼児委託・養子縁組の里親さんたちは、幼稚園でママ友たちと愚痴ったり共感し合いながら子どもたちのできるできない、好き嫌いを感じながら一緒に歩んでいくことができる。でも、思春期に近い大きな子を迎え入れると、個々の里親目線で「こどものあるべき姿」をすでに作ってしまってるんじゃないかって思う。そうなりやすいってあたし自身自分の経験で感じてます。それと同時に「親のあるべき姿」もまたイメージを持っています。


 でも、そんなものが空論だったってのが今の結論。子育ての現場を“べき”が支配したら子どもたちも里親もすごく苦しいと思う。初育児が年長児なら尚の事、子どもたちこそ何年も子どもをやってるけど、ママはいくら研修を重ねてもママじゃないところからのスタートだってことに気付くこと。


 自分で言うのもなんだけど、特に真面目で論理的なしっかりものだからこそ“べき論”が先に目標として設定されちゃう。そういう目標を持ってるときって、子どものことを見てないんですよね。子どもの行動と自分の理想を見比べてるだけ。


 過去の自分への戒めです。


 子どもの特徴やペースを見て、自分の今の位置を見てその子相応のお母さんに先ずはゆっくり追いつくこと。子どもの今過ごす世界に里親の目線も落とし込んで、一緒に歩みを進めて、やっと子どもたちと一緒に成長していけた。そう感じています。


 それを教えてくれたのも、ママ友たちとのコミュニケーションを教えてくれたのも、お友達の特徴や人間関係を教えてくれたのも、頑張らなきゃいけない事情に共感してくれたのも、でも頑張ってるあたしにいつか落ち着いた日々がくるように祈ってくれてたのも、みんなこのママ友のおかげなんだよね。


 コロナとお互い1年ズレて受験が続いて、フルタイムに変わったりでなかなかゆっくりお話できなかったけど、反抗期を終えてそれなりに穏やかになったあたしに、安心してくれたよう。


 高校のガチ部活でお金がかかるけど、申請するのヤダなぁってボヤいたら「それだけのこと、どれだけ難しいことをみちょまるちゃんは一生懸命やってるか!もらえるものは貰っていいよ!ガチ部活のサポート、みちょまるちゃんのことだから人一倍頑張っちゃうだろうけど、ちゃんと手を抜きなよ」


 このママ友から言われると誰から言われるよりも癒やされる。

 ほんとありがたい存在。大好き☺️




 ところで、子どもたちが育って、落ち着いたらみんなで温泉旅行行こうって約束してたけど、行っていいのか。子育ての悩みのあとはそっちの悩みに苛まれそう。

年長児からの委託の難しさ。

うちは年長児からの委託でした。

特に上の子、ワガママ放題の自分勝手な子でした。


 そういう里子ちゃんとどう関わったのか、とある方へ私が書いたコメントをせっかくなのでコピーしてここに残します。


 年長児の委託を受けた方で思い当たることが多い人なら理解していただける内容ですが、そうでない方は前提がわからないだろうから読んでもなんとなくしかわからないと思います。


 でも前提を書くのも面倒くさいので割愛します。年長児からの委託を受けた方にだけ向けた、私の体験談です。正しいかどうかはわかりません。うちの場合のやり方と、その途中経過に過ぎないと思ってください。






 思い通りにならないと発散しちゃってますね。うちの子たちも小さい頃、お里父さんお里母さんにすごい発散してました。こんな子が学校行っても大変だろうなぁ…って思ってました。でも、確かに先生対しては自由奔放だったけど、お友達に対しては逆にすごい優しい一面をみせてました。泣いてる子がいたときに真っ先に助けに行ったり励ましたり。そういうのをためらう子もいる中で、躊躇なく自分の気のおもむくままに「自由奔放」に行動してました。

 一緒に遊ぶお友達。他方身の回りの世話をし、面倒くさい教育を押し付けてくる大人、時に攻撃すら仕掛けてくる大人。子ども目線だとその程度なんだと思います。親の喜びや悲しみや苦しみを感じたこともないし、共有すること自体最初の頃は無理でした。精一杯尽くして、疲れ切って倒れても冷たい言葉しか返してくれませんでした。

 私の対応が正しかったのかはわかりませんが、ムカつく思いはよそにして、「ちゃんとやってあげられなくてごめんね。でもお里母さんも体が苦しいんだ。里子ちゃんから怒られて悲しいなぁ…」と伝えたり、里子ちゃんと同じ空間にいるときにあなたのために一生懸命やってるってことをアピールしたり、あえて疲れてるんだって姿を見せてました。

 あなたのことが大好きなんだ。大好きなあなたが楽しい思い出作ってきてくれたら嬉しいなぁ。そういうお話聞けると嬉しいなぁ。でも、あなたのやったことお友達やお母さんは悲しいと思ってるよ。

 大人の中にもお友達の中にも里子ちゃんと同じ感情があること少しずつ見せて、共感することに一番効果があったと思います。そのためにも先ずはワガママな里子ちゃんの気持ちに共感してあげました。子どもも嬉しい気持ち、悔しい気持ちに共感してもらえると楽しくなります。癒やされます。

 そういう里親の気持ちを聞いてくれないときは児相のワーカーさんやうちの場合は前の施設の里親支援担当のベテランさんや心理士さんとのお話の時間を作ってもらって、里親の気持ちを里子ちゃんと確認してもらったり、里子ちゃんの不器用な表現だけじゃなく正しい対応の仕方をアドバイスしてもらったりしました。それを子どもたちができたときに全力で喜んで感謝してあげました。思いやる気持ちがどれだけ人を幸せにして、その周りの人の幸せが自分の喜びになのかを感じてもらうためです。

 ホント少しずつ心のコリをほぐしていきました。結局それが年相応にまでほぐれてきたのは2年ほどかかったかもしれないです。そのまま思春期なので結局荒れるんですけど(笑)

 今じゃ、クラス1思いやりのある子って表彰されるくらいになりました。自分勝手な悪魔が天使になりました。でも、お家ではワガママです。それを受け入れてあげてます。でも、お里母さんのピンチのときには心から心配してくれるし助けてくれます。お里母さんが救急搬送されたときは、なれなくて不安だったろうに必死で対応してくれました。


 うちはそんな感じでした。


 あくまでも一つの体験談として書いてみました。これが正しいのかはわからないですし、みんな同じかどうかはわからないです。もしかしたら何かの役に立つものがあるかもしれないので、書かせていただきました。

 こんな立派っぽいこと書いてますが、毎日はらわた煮えくり返る日々でした。ホント苦しかったです。先輩里親さんや施設の職員さんに泣きついてた毎日です。みんな立派なこと言ってますが、同じように苦しんでたと思います。ほんとご無理なさらず発散してくださいね。

前にね、テレビでスポーツ中継見てたとき、

プレー中に怪我をした選手がアイシングされてるのを見て、

あたしが下の子に悪ふざけで訊いてみたの。


「アイシングもいいけど、ちちんぷいぷいで

 治してあげたらもっと治り早いのかな?」


(「そんなわけないじゃん!」と返ってくることを想定し

 リアクションを待っていたところ…)


「だね。」


え?!


「効き目あるの?!お母さん効かないけど歳なのかな?」


「でしょ。」


「じゃぁ、あなたが怪我したとき、アイシング無しで

 ちちんぷいぷいで治してあげたらいいね。


「それでもいいんじゃない?」


(マジで言ってんのか、からかわれてるのか…驚き)


「何でプロの選手とかお医者さんとか

 最近はちちんぷいぷいしないんだろう?」


「ほんとだ。でも、そんなこと知らないよ。」


(え?!もしかしてマジで信じてる?!無気力)


「ねぇ、どんな感じで効いてくるのかオバサンに教えてよ。」


「しらないよ!効くもんは効くでしょ?」





そんなやり取りをしたのが半月ほど前。


今日ね、そんな下の子が膝を擦り剥いて帰って来た。


お母さんが満を持しておまじないで治そうと思って

魔法の杖(塾講師時代の指し棒)までとりだして

魔法をかけようとおまじないをかけ始めたところで…



「おまじないで治そうとしてる?!

 そんなで治るわけ無いじゃん…

 なめてんの??ムキー



「え!?あなたがそれで治るって…」


「は!?そんなで治るわけねーし!

 ガキじゃないんだから!!」


「え!?じゃぁ、この前言ってたのは?

 もしかして、お友達にバカにされた?」


「そんなわけねーだろ!ムキームキームキームキームキームキームキームキームキー



あ…図星パターン…





てっきりこんな子どもだましのおまじないを

この子達にかけてあげられることなんてないって

そう思い込んでたあたしが、


「痛いの」を遥か遠くに飛ばせるかもって

期待に胸を膨らませながら、踊らせながら、

魔法の杖まで出してマクゴナガル先生ばりに

大規模魔術をご披露しようと準備したのに




15歳になるというのに、まだまだ幼いコヤツ。


手は沢山かかるけど、

こういうところは時々意表をついて可愛いのよね。








話は、大きく変わりますが…



マギー・スミスさんのお写真を見ていて


マギー・スミスさんは、ジェシカ・タンディさんとともに

大好きな女優さんの一人なんですよね。

もうとっくに他界した明治生まれの私の祖母と

面影が少しだけあるような気がしてて好きなんです。


私の祖母もとても上品で、厳しくも優しく、

背筋がピンとしていて、

うわついた祖父の後ろで凛として構え、

考えの芯というか筋というかしっかり通っていて

どんなトラブルも黙って受け止める深さもあって。


まぁ、今の時代には古臭い価値観でもあるかもだけど、

真っ直ぐで心の強い祖母のような女性には憧れるなぁ。


最近の女性には少い、何ていうのかなこの感覚、

男性の紳士的に対して、淑女的というか、

マギー・スミスさんやジェシカ・タンディさんの役も

そういう役多いですよね。

日本人だと、櫻井よしこさん的な。



まぁ、かけ離れてるからこそ憧れてるんですが



魔法1つかけられないだけで落胆してるような

この上なくうわついたオバサンには

一生叶わぬ夢です。泣き笑い泣き笑い泣き笑い



去年は受験の年でした。でも今年も受験の年。

里子ちゃんたちが年子だから2年連続。


親としては去年が初めての受験だったからいろいろ大変。

日程的なもの、いろんなものの受付期間とか締切とか。


学校説明会、受験説明会、出願書類とりよせ、出願、

受験日程、私立の入学手続き、

公立合格発表からの入学手続き、

合格者説明会、制服採寸、教科書購入、学用品購入、

体育福採寸、入学説明会、入学式、保護者会、

部活動保護者説明会、奨学制度申請書類作成、


それに加えて里親の年度末会計の経費申請書類と

年度始めの申請書類の作成。

(里親の書類が一番大変…)


特に合格発表からの一連の手続きと会計書類の束が

怒涛のように押し寄せ積み上がる3月4月は地獄でした。

その上に、春体のサポートで大忙しですからね…



また今年もそんな一年になるのか…


そう思うと気持ちも萎えてきます。


でも、もう流れは覚えたから次はもう少しだけ

余裕をもって取り組めそう…かな?




ってことで、下の子の受験をサポートすることになる私。



でも、今年の受験は違う悩みに襲われそう…



発達がグレーゾーンの下の子。

ADHDで、ASD傾向も強い子なんですが、

お勉強はめっきりダメだし、思考も浅く短絡的、

言葉の理解もおっつかないから会話も成り立たない、

記憶も曖昧になりがちで、幼稚園児のような行動も多い。


それなのにうちに来る前からやってるスポーツだけは

やたら才能を発揮してる偏りがとても強い子。


昔からコーチや監督さんたちに

「センスあるから続けさせてほしい」

と頼まれるほど。


本人もやる気満々だから続けたいようで、

中学卒業しても高校で上の子のように続けたいみたい。



二人揃ってサポートするのはキツイけど、

かなり理不尽な体育会系だから

個々人の父母さんたちとは仲良くやれても

父母会としたら本当に過酷で、

本音を言うと個人的にはやりたくない。


でも、この子達を迎えたときからやると決意したから

子どもたちのために奔走してる、そんな感じ。







そんな二人の里子ちゃんの下の子


成績は最下層、


偏差値も38を下回る。



小学校レベルなら家庭教師・塾講師経験のある私が

丁寧に教えてあげたら何とかなったんだけど、

中学では思春期であること、お母さんも忙しいことが重なり

塾に丸投げになっちゃってます。

結果成績はどんどん落ちていって、

地域で一番レベルの低い普通高校ですら(C-)の判定。


いや、あたしが教えていてもどこまで成績が上げられるか

怪しいくらい限界に達しているようにも見える。


そうなってしまうと、入れる学校としたら

夜間定時制や通信制しか残っていない状況。

クラブチームはないし、普通高校で学生スポーツをするしか

スポーツを続ける道がない中で、かなり困った事態。


本人はというと、塾や学校の先生から

今のままじゃ難しいから頑張らないといけないと

指摘されているのに勉強がよほど嫌なんだろう…


「や~だ!高校行くぅ!行く!行くの!」

と幼稚園児のようにゴネるくせに、


「勉強や~だ!」

とまたゴネる。


塾の先生から

「英語は難しいだろうし、

今のままじゃ受験難しくなるから、

まだ覚え易い社会と理科の授業を

夏期講習の時から一緒に頑張ってみない?」

と訊かれても

「え、無理。集中もたないよ。」



うーん…


勉強が限界なのはわかってる。

けど、スポーツ続けたいのも知ってる。

受験で不合格だったときに現実を受け入れずに

癇癪を起こすだろうことも容易に想像できる。




上の子の試合応援で高校の様子を見ることが増え、

憧れも確かに強くなってきてるんだけど、

周りからの指摘に確かに焦ってきてはいるようだけど、

それでもお勉強は嫌だって…


この期に及んでこれだからなぁ…

どう転ぶかわかんない受験になるけど、

いろんな可能性にウイングを拡げて

フォローアップしていきたいと思ってます。




この子には勉強を無理にさせたいとは思わないけど、

大好きなスポーツを続けられるよう

この子の楽しそうな笑顔だけは守ってあげられるよう

そう本音では願ってますが、

駄目だったときの心積もりをしておこう。

そう改めて思う最近です。

いろいろ歯痒いです。


もうなるようにしかならない。


とにかく受験の年、がんばろう。

上の子、お金の勘定はまだまだできないです。


10円10枚で1,000円と答えるおバカです。


40,000円持ってて、30,000円取っておきたいなら、

毎日いくら使えるのか

  → 40,000 ÷ 365 = 110円

      「え?110円しか使えないの?

      でも、一月なら3,300円もつかえるのか!」


そんな感じで全くもって計算ができない子です。


計算力は全く成長の期待がもてない。

それなのに、物欲だけは人一倍強いのがさらに問題…

里親の経費申請で何とかなるものでも、

極力買い与えるのではなく、あえて我慢させたり、

目標達成のご褒美という感覚を培わせています。


一部育児書には、

褒めることとお小遣いやご褒美を紐付けないほうがいい、

感謝の気持を金銭価値に置き換えることは

優しさをお金という汚いものと等価だと認識させ、

お金のために行動する子どもになるから

あまり良くない方法だとか書いてあった。


いや、そんなことはないと私は考えてます。

どの人も生きるために仕事をしている。

仕事をしているから生きているわけじゃなく、

仕事をしないとお金が手に入らない。

お金がなきゃご飯も食べられない、

明るい照明の下で、楽しい番組を見ながら、

スマホで友達と連絡し合ったり、お風呂も入れない、

趣味をすることも、ディズニーいくこともできない、

ずっと続けてるスポーツもできない、

恋人とデートにもいけない、旅行にもいけない、

暖かいお家も、気持ちのいいお布団もない。


みんなお金があるからできる。


お金を手に入れるためには働くこと。

働くことが希望を叶える方法。

それを近いうちに知ってもらいたかった。






我が家のお小遣い制度

高校一年生は毎月3000円。

学用品やスマホ通信料を本人が払うかわりに上乗せするか、

お母さんが用意するかわりに基本額だけにするか、

本人に選ばせたところ、お母さんにお願いすることに。


買い物に行く暇がないのと、

そこまでの勘定ができないからだという。


さらに、高校卒業までにいくら貯蓄しておくか

使うしか能のなかった上の子に貯める意味を伝えて

春休みに相談した結果、とりあえず3年間で

10万円を貯金することを目標にすることに。


それだとかなり使えるお金が少ない上に、

お友達はアルバイトをする子も沢山いて

上の子は部活もあるのでアルバイトできないから

金銭感覚が大きくズレることもあるだろうし、

家事手伝いというアルバイト求人制度

ボーナス制度として部活活躍賞与

大会前休日返上で頑張った手当

つけるという現実に則した(?)扱い。



ただ、子ども手当を施設時代と里親時代合わせて

全額が保全されているので、

本人は知らない貯蓄残高が実はそこそこある。

それ以外にも、高校卒業後も里親委託中なら手当がつく。

さらに、自動車学校や資格試験、進学費用も補助がある。

はっきり言ってそこまでお金は苦労しない。

それに、私達里親としてサポートしてあげるための

貯蓄はかなり用意してあげてるんですけど。


それでも、詳しくはかけないんですが諸事情があって

この子達には成人前に伝えなきゃいけないんです。




という感じで始まった高校生活。


最近、使えるお金の少ないお小遣いの上の子が

お金がないのにすごい金額の買い物を連発。


具体的には…

お家の買い置きマスクをつけてくるの忘れたから、

コンビニで5枚で700円のマスクを購入。

(お家のマスクは50枚で298円…20倍の値段!?)


友達にコンビニでジュースを奢ってもらったから

倍返しするためコンビニでジュース2本を買っていった。

(すぐ横にあったスーパーで買えば80円のジュースを

 わざわざ160円で、それも2本を買うなんて…

 さらに、コンビニで奢ってもらうも何も、

 所持金あるのになぜ倍返しをしなければならないものを

 受け取るのか…)


その結果、お金が失くなってしまったって…

それでお金がなくて辛いって…




呆れるばかりでしたが、改めてお金の勉強しました。

スマホが壊れてしまったら?

学校のパソコン壊れてしまったら?

誰かに借りてたもの壊してしまったら?

お気に入りの高価な自転車が壊れてしまったら?

連休に友達とレジャー施設に遊びに行くことになったら?

高校卒業したら車の免許も早くほしいよね?

高校卒業したあとの方がもっと楽しいことあるよ?


そのためのお金も、今使うお金もおなじ。

今使うとそういうお金がなくなっちゃうってこと。


高校入ったら部活で忙しくてお金は使わないし、

中学の友達との時間を大切にしたいからって言って

遊び回った結果、今のお金が少なくなったんだよね?

早起きするのが嫌だからって安い時間帯に行こうともせず、

ちょー高い時間帯を選んで遊びに行ったり。


確かに、友達は毎日でも買ってる子いるだろうね。

じゃぁ、その子はあなたのようにファッション興味ある子?

遊園地に行きたがる子?

商業地での遊びをしたがる子?

ジュースを飲みたい気持ちもわかるけど、

何かを犠牲にして何かを得ている。優先順位がある。


今の時期に飲むジュースと、

夏の暑い時期に部活帰りに飲むジュース、

どっちの方が大切だと思う?

同じお金を使うならどっちに使う?



ってな具合で、中学から言い続けてきたことを

改めて確認していきました。

中学まではここぞというときしか財布を持たなかったのに、

高校生になって日常にお金があるから、

他人の消費行動を見る機会が多くなって、

本人の中でタガが外れてしまっていたようです。



というわけで、ゴールデンウイークに改めて

高校生のお小遣い制度を確認しました。


春体でいきなり慣れないハードな毎日を、休まず遅刻せず、

しっかりとやりきった手当をつけてあげました。


家事手伝いでゴミ出しならできるでしょ?ということで

ずっとお願いしてたのにやってくれなかったゴミ出しを

一回50円でやってみないかって尋ねたところ、


「そんな難しくないことでお金をもらうのは悪いから

 タダでいいからこれからはちゃんとだすよ。」


と言うんですよ。

お父さんの仕事も、プロスポーツ選手も、

美容師さんも、トラック運転手も、

好きじゃなくてお仕事してお給料をもらってる人もいれば

好きな仕事でお給料をもらってる人もいる。

得意なことでお金をもらってる人もいれば

苦手なことを何とかしながらもらってる人もいる。

保育士さんでも子どもが好きでやりながら、

でもお歌が嫌いな人もいれば、保護者が苦手な人もいる。

トラック運転手も運転が好きなら給料要らないって

そんな馬鹿な話はないでしょ。


あなたにとって簡単かどうかじゃない。

お家のことだからお手伝いっていうのも確かだけど、

そのやったことが誰かの役に立ったのなら

そのありがとうがお金になって返ってくるのが仕事。

その作業を責任をもってちゃんとやれたのなら仕事。

他愛のないことをして、感謝されて、お金ももらえる。

そういう働き方も素敵だよね。


自分のやりたいことを叶えるために、

好きなことも苦手なこともお客さんのありがとうのために

頑張って、報酬をしっかり受け取る。

お父さんも家族が幸せに暖かいお家で暮らせるように

外で仕事をしてきてくれてる。

体が弱くて外で働くのが難しい上に、

児相からも主婦をしてくれといわれるお母さんは

お父さんとあなた達をサポートするのが仕事。

そのお母さんのためにお父さんはお母さんに

お給料を支払ってくれてるんだよ。



お金は使うのは簡単。

でも、貯めるのは難しい。

お金ちょうだいで手にはいるんじゃなくて、

お仕事をして作り出すもの。

お金が仕事の成果だってわかると

使うときにふさわしい支出かを考えられるでしょ?

そうやってお金を大切に使ってほしいの。



テストの成績も、部活の活躍も

本来は自分のためのことだけど、

学生の仕事は第一に勉強。好成績者にはボーナスです。

部活は感動を届けてくれたプロスポーツ選手に送られる

スポンサーからの報酬のようなもの。


いろんな働き方があるんだって疑似体験。


基本給    …学業

アルバイト  …家事手伝い

休日手当   …大会前部活

ボーナス   …テストの好成績

スポンサー料 …部活での活躍


高校卒業したら大学に受験したいと考えてるから

自分の夢のためにも、ボーナス獲得のためにも、

中間テスト頑張るって決意してくれました。

そして、秋の新人戦までにはレギュラーとれるように、

さらにスポンサー料を上乗せしてもらうぞと

ますます息巻いています。






児相の方の話では、

独り立ちした里子ちゃんでお金がルーズすぎて

苦労してる子が多いらしいとも聞いてます。

里子でなくてもお金は難しいと思います。


まして、独り立ちするときに子ども手当などの

一括の大金がフリーハンドで渡される。

まして、親が亡くなってると相続財産も手にする。

何百万を超えるお金を瞬時に消したなんて話も。


親子の絆こそ残っていても求められなければ干渉できない。

独り立ちした時に突然手に入れる大金という大きな権限と、

同時に遠くに旅立つ若者にのしかかる責任の重さ

それを伝えることも私は里親の責任だと感じてます。


児相からは十分な手当を出しているのだから

金銭的に不自由させないようにと表では言われてますが、

教育的指導のために何でもかんでも買い与えることはしない、

十分なお小遣いの額も他の里親さんと違う判断をしています。

担当者さんも理解納得して支持してくれています。


手当で全額出るからとりあえず勝ってあげてるとか

辛かった過去がある分そういう豊かさを…のような

贅沢を当たり前に享受させることが幸せなのか。

社会に出てから現実とのギャップを埋めるほうが

キツくはないだろうか。


現実の生きる力を養いつつ、

社会の道理を理解させつつ、

成長したり努力したり工夫する経験をさせたい。

辛い過去がある子たちだからこそ

より丁寧にお金の感覚を育んであげたい。




そのためのお金の教育方針です。


いまのところ上の子を見ている限りでは

お小遣い制度が金欠の息苦しさよりも、

成長するモチベーションに繋がっているようです。