年長児からの委託の難しさ。

うちは年長児からの委託でした。

特に上の子、ワガママ放題の自分勝手な子でした。


 そういう里子ちゃんとどう関わったのか、とある方へ私が書いたコメントをせっかくなのでコピーしてここに残します。


 年長児の委託を受けた方で思い当たることが多い人なら理解していただける内容ですが、そうでない方は前提がわからないだろうから読んでもなんとなくしかわからないと思います。


 でも前提を書くのも面倒くさいので割愛します。年長児からの委託を受けた方にだけ向けた、私の体験談です。正しいかどうかはわかりません。うちの場合のやり方と、その途中経過に過ぎないと思ってください。






 思い通りにならないと発散しちゃってますね。うちの子たちも小さい頃、お里父さんお里母さんにすごい発散してました。こんな子が学校行っても大変だろうなぁ…って思ってました。でも、確かに先生対しては自由奔放だったけど、お友達に対しては逆にすごい優しい一面をみせてました。泣いてる子がいたときに真っ先に助けに行ったり励ましたり。そういうのをためらう子もいる中で、躊躇なく自分の気のおもむくままに「自由奔放」に行動してました。

 一緒に遊ぶお友達。他方身の回りの世話をし、面倒くさい教育を押し付けてくる大人、時に攻撃すら仕掛けてくる大人。子ども目線だとその程度なんだと思います。親の喜びや悲しみや苦しみを感じたこともないし、共有すること自体最初の頃は無理でした。精一杯尽くして、疲れ切って倒れても冷たい言葉しか返してくれませんでした。

 私の対応が正しかったのかはわかりませんが、ムカつく思いはよそにして、「ちゃんとやってあげられなくてごめんね。でもお里母さんも体が苦しいんだ。里子ちゃんから怒られて悲しいなぁ…」と伝えたり、里子ちゃんと同じ空間にいるときにあなたのために一生懸命やってるってことをアピールしたり、あえて疲れてるんだって姿を見せてました。

 あなたのことが大好きなんだ。大好きなあなたが楽しい思い出作ってきてくれたら嬉しいなぁ。そういうお話聞けると嬉しいなぁ。でも、あなたのやったことお友達やお母さんは悲しいと思ってるよ。

 大人の中にもお友達の中にも里子ちゃんと同じ感情があること少しずつ見せて、共感することに一番効果があったと思います。そのためにも先ずはワガママな里子ちゃんの気持ちに共感してあげました。子どもも嬉しい気持ち、悔しい気持ちに共感してもらえると楽しくなります。癒やされます。

 そういう里親の気持ちを聞いてくれないときは児相のワーカーさんやうちの場合は前の施設の里親支援担当のベテランさんや心理士さんとのお話の時間を作ってもらって、里親の気持ちを里子ちゃんと確認してもらったり、里子ちゃんの不器用な表現だけじゃなく正しい対応の仕方をアドバイスしてもらったりしました。それを子どもたちができたときに全力で喜んで感謝してあげました。思いやる気持ちがどれだけ人を幸せにして、その周りの人の幸せが自分の喜びになのかを感じてもらうためです。

 ホント少しずつ心のコリをほぐしていきました。結局それが年相応にまでほぐれてきたのは2年ほどかかったかもしれないです。そのまま思春期なので結局荒れるんですけど(笑)

 今じゃ、クラス1思いやりのある子って表彰されるくらいになりました。自分勝手な悪魔が天使になりました。でも、お家ではワガママです。それを受け入れてあげてます。でも、お里母さんのピンチのときには心から心配してくれるし助けてくれます。お里母さんが救急搬送されたときは、なれなくて不安だったろうに必死で対応してくれました。


 うちはそんな感じでした。


 あくまでも一つの体験談として書いてみました。これが正しいのかはわからないですし、みんな同じかどうかはわからないです。もしかしたら何かの役に立つものがあるかもしれないので、書かせていただきました。

 こんな立派っぽいこと書いてますが、毎日はらわた煮えくり返る日々でした。ホント苦しかったです。先輩里親さんや施設の職員さんに泣きついてた毎日です。みんな立派なこと言ってますが、同じように苦しんでたと思います。ほんとご無理なさらず発散してくださいね。