ついに手に入れた・・・といっていいのでしょうか。

自分がここ最近手に入れたものは・・・老眼。

 

手に入れたくなかったものですが・・・手に入れてしまいましたね。

薄々、自分でもなんとなくは感じていましたが、最近それが確定してしまいました。

 

ある日曜日、母親と一緒に買い物へ。

買い物は普通に夕飯などの食材。ただその途中で母親が「帽子、見る」とのことで展示してあった帽子を見ることに。

 

で自分は、その横にメガネが置いてあり眺めることに。

ただよく見ると、1つ1つに「1.00」「1.50」などの数字が。見た目はなんとなくおしゃれな感じだったのですが、老眼鏡だと理解しました。

 

さて、この老眼鏡をかけてみたら、どう見えるのかな?

以前よりApple Watchの小さい文字が見えにくく、焦点距離を調整していた自分。なので普段見えにくい焦点距離にして、老眼鏡をかけてみたら・・・

 

👁️うわぁ、よく見える!👁️✌️

 

ハイ、自分の目が老眼であることが確定した瞬間でした。

普段見えにくい距離が見え、いつも見る距離にしたらよく見える。紛れもなく、自分の目は老眼です。

 

44歳にして、老眼を手に入れた自分。

ただ、その場ですぐに老眼鏡を買おうとは思いませんでした。別にショックだったわけではないのですが、無意識に自分を「老眼」と認めたくなかったのかもしれません。

 

そんなことを、自分より年上の利用者さんに話すと、一言。

「Mitakeさん、それ、老眼だね。」

 

あー、やっぱりそうだよね。

受け入れたくないけど、受け入れざるを得ないよね。でも老眼鏡をして近くの焦点の文字が見えたのは、なんかちょっと感動的だったなぁ。

 

普段はメガネをかけない自分。

小さい頃からパソコン漬けの自分でも、視力が落ちないことだけは自慢できていた自分。しかしそんな時代も、もう終わりですね。

 

今でも遠くのものはちゃんと見えます。

なので、本当に単純な老眼なんだと思います。試しにかけてみた老眼鏡も「1.00」の強さなので、そのまで強力なものではありません。

 

まぁものすごく生活に不便をしているかというと、そういうわけではありません。

別に老眼鏡がなくても普通に生活はできますし、仕事をしていて不便に感じることは今の所ありません。ただ老眼鏡の見やすさにはちょっと感動した自分。そう遠くない時期に、老眼鏡を買うことになるのかなぁ。

 

もし買う時になったら、いいものを買いたいな。

とはいえ、老眼が進めばまた買い替えなければいけないことを考えたら、そんなにお金をかける必要もないのかな。でもやっぱり、おしゃれなのがいいな。

 

ついに手に入れたもの

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来年は報酬改定の年。

特に来年は医療・介護・障害福祉のトリプル改定が行われる年で、関係各所がその動きを注目しています。

 

当然ながら自分も障害福祉の報酬改定を注目しています。

7月から8月までの間、厚生労働省ではこの報酬改定に向けて関係団体からのヒアリングを実施してきました。様々な団体があるので、主張することはそれぞれの団体によって違ってきますが、自分としては「相談支援」と「就労継続支援」(とりわけ、就労継続支援B型)に関することについて注目してきました。

 

「相談支援」に関しては、やはり基本報酬の引き上げを求める声が多かったです。

基本的に各団体の主張はよく理解できる・共感できるものではありますが、報酬改定の提示としてはあまり納得いっていません。

 

というのは、どの団体も「基本報酬の引き上げ」や「加算の追加・引き上げ」が多い。

でも個人的には基本報酬を引き上げても中身の支援がしっかりしたものにならないと、単に数稼ぎをする事業所が出てくるのではないかと懸念しています。数稼ぎをさせず、尚且つ安定した経営ができる報酬にする・・・そのためには単に基本報酬の引き上げではなく、報酬構造そのものを見直す必要があるのではないかと考えています。

 

そもそも計画相談支援における「相談」は単発で終わるものではありません。

法で定められているプロセスは「計画の作成」と「モニタリング」で、それを行った時に報酬が発生する仕組みが今の制度です。しかし相談支援はそれだけやっていれば良いのではなく、日々相談を受けています。

 

つまり「決まったことだけをやっていればいい」のではありません。

常に「相談を受ける体制」を維持していくことが必要で、いつでも相談し、何かあれば調整を行なっていく。時として寄り添った支援を行なっていくことが、これまでの自分の経験から感じています。

 

全ての報酬の基本は「出来高」で、やった分だけもらえます。

計画相談支援でいう出来高というのはあくまで「計画作成・モニタリング作成」で、相談を受けた数ではありません。でも相談支援は書類だけ作っていれば良い仕事ではなく、計画作成やモニタリングがない時でも相談に応じ、必要に応じて対応していく仕事です。今の報酬構造ではその部分の評価が欠落しているように感じます。

 

それを解消するためには、出来高制をやめること。

書類を作った数で評価するのではなく、相談を受ける体制を維持・整備していることに対して評価をする必要があると思います。同じ相談支援である「地域移行支援」や「地域定着支援」では出来高ではなく体制評価をしている報酬体系であるため、計画相談支援も同じような形にするのが望ましいのではないかと思います。

 

もちろん、先にあげた「数稼ぎ」は質の低下につながります。

そうしないためにもある程度の制約は必要と思います。計画相談支援の標準担当件数は35件とされているので、相談支援専門員1人が受け持てる件数は35件に絞り、報酬も1人事業所の場合は35件まで・・・のような縛りをした上で、経営が成り立つような報酬体系にすることが必要ではないかと考えます。

 

「就労継続支援」(B型)では、現在の報酬単価に対する意見が目立ちました。

特に今の報酬体系でもある「平均月額工賃による報酬単価」のあり方について見直しを揉める声が強かったように感じます。

 

今の就労継続支援B型の報酬体系は、工賃の高い事業所を評価する仕組み。

なので平均月額工賃が高い事業所は高報酬である一方、月額工賃が低い事業所は低報酬になります。そのことはここでも何度となく書き続けています。

 

高い工賃を支給する事業所を評価する仕組みは悪くないです。

ただ問題なのは低い工賃は低い報酬設定にするところだと思っています。その辺の問題については、ここでも指摘をしてきました。

 

 

もちろん高い工賃を払いたいのは、山々です。

しかし網の目から抜け落ちないように、通所日数が少ない利用者さんを受け入れている事業所ではどう頑張っても高い工賃を支払うのは難しいです。また作業支援だけでなく生活支援を行なっている事業所もある中で、作業支援を評価して生活支援の評価がされないのも現在の報酬体系の問題であると感じています。

 

そのようなことを考えた時、生活支援の評価を報酬に盛り込んでもらいたい。

安定した作業・仕事をしていくためには、安定した生活が必要。生活が不安定になれば安定した通所にはつながらないし、安定した作業・仕事にもつながらない。だからこそ、そういったことに力を入れている事業所に対して報酬という形で評価をしてほしいです。

 

様々な団体の意見を聞いた上で来年以降の報酬が決まります。

これらのヒアリングがどの程度報酬改定に反映されるのかはわかりませんが、意見を聞いた以上はきちんと反映をしてほしい。それこそ「異次元の報酬改定」を望みたいものです。

今週、施設長は夏休み。そして同僚は、5類移行のヤツにやられてダウン。

職場で男性は自分だけ。そんな中で迎えた、カレーショップの日。

 

基本的に水曜日のカレーショップは後方支援をすることが多い自分。

しかし今日は自分がカレーを作ることに。なのでいつもより早めに出勤し、早めに作業を開始。

 

一度施設長の監督のもとでカレーを作ったことはあるけど、1人は初めてのこと。

自分がやることは、サラダの春雨を茹でること、チキンカレーを仕上げること、タイカレーを作ることの3つ。最初の春雨を茹でるのは、そんなに難しいことではなく普段からサポートしているので、これは特に問題なし。

 

チキンカレーの仕上げは、自分がやりやすい方法になっているので、特に大丈夫。

タイカレーも分量を間違えずにやれば問題はない・・・のですが、問題が起きちゃいました。

 

タイカレーは提供するその日に全て作るので、分量を確認しながらの作業。

事前に用意してある材料に関してはそのまま鍋に入れて調理すれば良いのですが、タイカレーのルーとなる水とココナッツミルクはその場で計量して投入。なので水は計量カップで測って鍋に投入。で、途中で他のスタッフに水の量を指示して、鍋に投入。

 

タイカレーを作りながら、チキンカレーも並行して作成。

チキンカレーが焦げ付かないようにかき混ぜながら、タイカレーのココナッツミルクの分量も計量。準備ができてココナッツミルクを鍋に投入しながらふと鍋を見ると・・・あれ、なんか量が多いかも。

 

 

うーん、いつもこんなに量が多かったかな・・・

あ、水の量、間違えて指示した!やっちまった!

 

 

本来入れるべき水の量を1リットル多く指示した自分。

そのまま入れてしまったので、量が多くなってしまったわけです。もう、パニック。すぐに他の職員にそのことを伝え、味のリカバリーをすることに。当然ながら今更水を入れたことを無かったことにはできないため、全体の分量を増やして対応をすることに。

 

その結果・・・大量のタイカレーができてしまいました。

予定の量より、10人前以上も多くのルーを作ってしまいました。用意している具材の量は変わらないけど、ルーだけを無駄に作ってしまった自分。当然ながら、残りましたけどね。

 

やっちまったのは、自分以外にも。

他の職員からご飯の炊きあがりが硬いとの報告。そのため水を入れて再炊飯し、なんとか食べられる状態に。しかし再炊飯したお釜の蓋には、結構な米粒が。おそらく、お米の量を間違えたものと推測。そのお釜で炊ける分量以上のお米を入れてしまった結果、硬い炊きあがりになったのでしょう。でもそのお米の軽量は前日に行なっているので、前日の段階で間違っていたのでしょうね。

 

お釜繋がりでは、炊飯前にお釜のチェックをしていたところ、落としてしまったとのこと。

その結果お釜の部品が外れてしまい、急遽ドライバーで締め直しをする事態に。その後ご飯はちゃんと炊けたみたいですが・・・

 

まぁ、こういう時はいろんなことが起こるものです。

さらに施設長も同僚もいない状況なので、余計にイレギュラーなことが起こりやすい状態。なんか、全てを見計らったかのように起きる出来事に、なす術ありません。

 

ここ最近は売り上げも下降状態。

そんな中で作りすぎたタイカレーはさばくことができませんでしたし、全体の売り上げも低調気味。で、その打開策も今の時点で見つからない。いやぁ、ほんと苦境です。そんなことを考えたら、色んな意味で今日は久しぶりに疲れてしまいましたね。

 

まぁ自分の仕事の本分は計画相談なので、B型ではないんですよね。

とはいえ全く関与しないわけにはいかないし、気がつけばB型もややリードする立場になっちゃっているし・・・まぁ今日は仕方ないですけどね。就労支援の一環とはいえ、お店を運営するのは、大変です。

元々はYahooニュースで見つけたのですが、元サイトから。

元記事のサイトなら、消えないで済むと思うので。

 

 

ヴェルディのことは、ここでも何度となく書いています。

決して「回し者」ではありませんが、色々とお世話になりながら、自分も直接肌にして感じるところがあり、どうしてもこう言う記事を目にすると自分も話したくなってしまいます。

 

小さいとき・・・それこそJリーグが始まった頃、ヴェルディを応援していた自分。

当然ながら「黄金時代」を見ていた自分でもありますが、徐々に自分もそんな関心から離れていました。

 

それが呼び戻されたのが、今の職場に入ってから。

他の職員から「ヴェルディさんにもカレーを注文してもらっているのよ」と話を聞き「へぇ、そうなんだ・・・」と思ってしたが、ある日自分もヴェルディさんの障害者スポーツ教室に参加することに。参加というより、同行ですね。

 

正直なところ、一番最初の印象は・・・テンション高ないな、ってところ。

うちの施設は精神障害の方の施設なので、精神の人にこのテンションはちょっとキツイかな・・・とも思いましたが、スポーツ教室に来ているのはうちの施設だけでなく他の施設(知的障害の方)もいたので、まぁそうだよなぁ・・・と思いました。

 

ただ、時間が経っていくと利用者さんもそのテンションに引っ張られるんですよね。

で、自分もなんとなく一緒に楽しんじゃうんですよね。なんでしょう、根拠はないんだけど、元気になる。うちのメンバーさんも、表情が良くなるんですよね。あと、ちょうどいい運動量。決して高い運動量ではないのですが、ちょっと体を動かすには程よいんですよね。

 

そんな感じで自分も関わるようになり、ヴェルディの方とも顔見知りに。

さらに普段の業務でもカレーの配達に行くようになり、スタッフの方とも色々と意見交換をすることも。そんな中、スタッフの方から「今度、就労体験をやろうと思うんですよけど、どうですか?」と声をかけられ、二つ返事で「ぜひ、参加したいです」と答えた自分。それがここでも何度なく紹介している「Green  Heart Project」です。(とりあえず、過去記事はこちら。)

 

 

 

 

 

 

内容については、過去記事に任せます。

4本目・5本目の記事にはYouTubeを貼り付けていますので、より具体的に紹介できています。

 

正直、こういったことをしてもらえるのは本当に画期的なことでした。

いつも参加して感謝していますが、初めて参加した時の嬉しさは本当に言葉に言い表せないものでした。何が凄かったかって、メンバーの表情が全然違ったこと。施設の中では決して見せることのない、生き生きとした姿があったのが、本当に感動でした。決して大きなことをしているわけではないのですが、場所や環境が変わるだけでこんなにも変わることを見せつけられたイベントでした。

 

普段作業に参加が難しいメンバーでも「就労体験は参加したい」という人がいるくらい。

それだけ社会との繋がりというのが大きいことを実感したことであり、それを継続して行なってもらえることに、本当に嬉しく感じています。

 

そのベースにあるのは、こういったホームタウン活動なんでしょうね。

ホームタウン活動も色々とあると思いますが、その中で「障害者スポーツ」をきっかけに「障害のある人も、ない人も」の理念である「Grenn Heart」があるのだと思います。そこにはスポーツ教室を運営する中村さんの熱い思いがあり、自分もその思いをいつも肌で感じており、一緒に盛り上げたい思いで参加しています。

 

今季、ヴェルディは頑張っています。できればJ1に復帰・昇格して欲しいです。

ただ単に勝ち負けだけでは評価できないものもあり、強いチームが素晴らしいのかというと決してそうではないのだと思います。もちろんチームの評価として「強さ」があるのは当然ですが、一方でいかに地域密着であるか、どんな人も優しい土壌であるのかなど、クラブの総合指標としては様々なものがあると思います。

 

何に重点を置くのかは、それぞれのクラブ・チームによって違います。

でもヴェルディの現在の考え方は非常に共感できるものがあり、そのような活動に自分も参加して、以前よりもヴェルディのことが好きになっています。だからこそ、トップチームにも頑張って欲しいですし、この活動も続けて欲しいと思います。

通所系の事業所には「送迎加算」というのもがあります。

就労継続支援B型にも送迎加算はありますが、うちの事業所はとっていません。そもそも、うちの事業所では送迎を行っていないので取得することもありません。

 

ただ現状では、何人か送迎対応をしている利用者さんがいます。

いるのですが、法が定める送迎加算の要件には合致していません。

 

「法」の定める送迎加算の要件とは・・・

①1回の送迎で平均10人以上が利用すること。

②週3回以上の送迎を実施していること。

が条件になります。①と②両方の要件を満たしていると送迎1回(片道)につき21単位が、①また②どちらかの要件を満たせば1回につき10単位を算定することができます。なので送迎をするのであれば、これらの条件を満たせば良いのですが・・・この要件を満たすほどの送迎をしていないのが現状です。

 

また送迎加算は届出の必要な加算です。

届出には単に「やりますよ」だけでなく、誰が送迎の対象者なのかまで申告する必要があるので、例えば利用者さんの体調急変で急遽送迎をした・・・というのはこの加算に含まれません。要は一時的なものではなく恒久的に送迎を行なっていることがこの加算の要件になります。

 

なので、うちの送迎は加算対象にもならず、全部自腹で送迎をしている状態。

なんとも効率の悪いことを行なっているわけですが・・・そもそもうちの施設は精神障害の方を対象にした施設なので、送迎という概念自体がなかったというのが正しいかもしれません。

 

しかしここ最近になり、送迎の必要性が出る案件が目立ってきました。

現実問題、送迎が必要な人の対応は自分が担っているのが現状。ただ元々職員の人数が少ない事業所なので、送迎に出るだけでも結構な負担になっています。それでも必要性があると判断して行なっている部分もあり、なかなか難しい問題であります。

 

また報酬改定の議論がされるときに「送迎加算」の廃止議論も出てきます。

「働いているのに、送迎をするのはどうなのか」的な話題が上がって廃止議論になることがよくあるのですが、現状ではまだそこまで至らない状態。でも送迎加算がいつ廃止になってもおかしくない状態ではあります。

 

ただ、送迎のニーズというのは非常に大きいものだと思います。

自分が計画担当をしている利用者さんの中には、送迎のある事業所さんにお願いをするケースが多いです。お願いする理由は簡単、障害の程度により単独での通所が難しいから。

 

単独での通所が難しいならサービスを使えばと思うかもしれませんが、使えません。

例えば移動支援というサービス、余暇には使ってもいいけど通勤・通学を目的に使うことはできません。今の法律では障害福祉サービスを利用しての通勤・通学は認められていないのが現状。となると「通所に支援が必要な人はどうするのか」という話になり、その結果送迎という手段が残っているのだと思います。

 

ただ国のスタンスとしては「通所は原則として自力」です。

送迎はあくまで補助的なもので、第一義的には自分で通所しなさいという考え方。でも現場で働いてる身としては、かなり国の考えと現実が乖離していると思います。それとも「自分で通えない人は、B型に行けない」という考えなのでしょうか。

 

まぁうちの事業所に限っていえば「この人のB型はどうかな・・・」という人もいます。

ただそれは他に代替するサービスがないために対応しているだけのことで、基本は自力通所だと考えます。ただ、それでも「この人の自力は難しいよなぁ・・・」と思うこともあり、止むに止まれず送迎をしている状態。

 

その「止むに止まれず」がだんだん多くなっているのが、うちの事業所。

そこには「障害の程度」だけでなく「高齢化」という問題もあります。でも高齢になったからうちの施設は終わり・・・というのもちょっと違うかな。確かに介護が必要なくらいになれば考えなければいけないけど、その必要性がなくまだまだ仕事をする意欲があれば介護保険のデイサービスに行くよりも、うちに来て作業に参加していただいた方がよっぽど生きがいにつながります。

 

そう考えると、やはり一定の範囲の中で送迎というものは必要。

それこそ交通の利便性が高ければ問題はないかもしれないけど、地域差は必ずあるから十把一絡げで議論することはできないと思います。そして「重度障害者の就労」を考えれば、やはり送迎は切り離すことのできないものだと思います。

 

そもそも、送迎加算自体がそんなに高いものではありません。

別に単位を高くする必要はないと思いますが、もっと柔軟に算定できるようなものにはなってほしいと思います。

自分の仕事は相談支援専門員です。

別に改めていうほどのことではないですが、仕事はいろんなことをします。今日は利用者さんの不安ごとについて話を聞いて不安を軽くすることをしましたし、別の利用者さんにはマイナポイントの説明や取得方法を話しました。そう思えば幻聴に苛まれている利用者さんに対しては気を背ける声掛けをし、服薬管理をしている利用者さんには今日飲んだを確認。まぁ就労継続支援B型の併設事業所なので「相談だけ」ということはないのですが、やっていることは本当に幅広いです。

 

そんな中、ハローワークからも電話が。

ハローワークに登録している自分が担当する利用者さんについて、求人に応募する方向になったので支援を行なってほしいとの話。話を聞くと、どうやら実習もあり実習前の面接と実習の要所で訪問・同行をしてほしいとのこと。

 

自分の担当している利用者さんなので、当然ながら支援を行います。

とはいえ、就労に関しての支援は実はそんなに多くありません。本来であれば就労支援センターにお願いしたい案件ですが、就労支援センターとの事前調整は不調。そのため自分が行うことになりました。

 

まぁ「不調」の理由は、あまり納得していないんですよね。

大きなところで「就労継続支援B型への長期の通所実績がない」ということなのでしょうが、同時に「相談支援や就労継続支援B型に通っているのであれば、そちらで支援して下しある」とも言われ、説明しても話にならない状態だったため自分が対応することになりました。

 

そんな経緯もあってハローワークと直接の関係になっている現状。

ただ利用者さんの希望があればそれに向けて対応していくことも自分の役割。ハローワークに通したのも「ハードルはあるけど就労の可能性はある」と判断してのこと。ハローワークの方のそのことを理解した上で対応してもらえているので、今回の求人紹介もそんなところがあっての経緯だと思います。

 

さぁ、そこはいいとして・・・実習先に向かうのであれば、自分もそれなりの身なりが。

福祉施設の実習であればそんなに気にすることはないのですが、今回はいわゆる一般企業。となると、自分もそれなりの身なりで臨まないと利用者さんの利益にもなりません。

 

普段の自分の格好は、Tシャツにパンツ・・・と非常にラフな格好。

せめてもと思い「見るからにデニム」というものは履かず、普通のパンツと遜色のないようなデニム生地のパンツを履いているのが今の服装。でも管理職をしていたときはさすがにTシャツというわけにはいかず襟付きのシャツを着ていましたね。会議に出る時は出来る限りジャケットを羽織って参加。でも今はそんなの、昔の話。

 

でも今回はその時の服装が必要になりそうです。

最初はスーツかなと思いましたが、今の職場の就職活動の時以来、スーツは着ていません。当然ながら仕事でもスーツを着ることはなく、最近覚えているのは施設オープンの時の式典の時。それくらい、自分の仕事とスーツは縁の遠い存在。

 

ただ相手によって服装を変えるのは当然のことで、今回もそれが必要です。

正直そういう場面に対応できる服装は今持っていないので、用意しないとダメですね。まぁでも、持っていないのだから仕方ない。用意するまでです。でもスーツじゃなくても、いいかな。あまりに不釣り合いな服装にならなければ。

 

なので、近いうちにお店に行って買い物です。

こんな自分の体型なので、ご愛用のサカゼンで店員さんに見繕ってもらいます・・・😅

前回の内容を追いかけるわけではありませんが、こんなハッシュタグがあったので。

 

これまでの入院経験は2回ですね。

1回は小さい時に、自分もよくわからない病気で入院。その時は自分が入院した後に自宅へ保健所の人が来たとのこと。同じく通っていた保育園にも保健所の人が来て消毒作業をしたとのこと。未だもって何の病気で入院させられたのかわかりません。猩紅熱との話もありますが・・・猩紅熱はそこまでなの?その当時は、それくらいの出来事なのかな。

 

2回目は先日書いた、精神疾患での入院。

いわゆる「精神科病院」への入院でしたが、自分が入院した病院は変わっていましたね。

 

何が変わっていたって・・・全て。

そもそも他の精神科病院に入院した経験がないし、仕事で精神科の入院病棟に足を運ぶくらいなので比較ができないのですが・・・多分、一般的な精神科病院とは全然違うと思います。一般病院とも違いましたからね。

 

違ったこと1、全室個室。

相部屋がない。普通の病院だと4人部屋が普通だけど、その病院には個室しかありませんした。その代わり、全て個室ベッド代がかかりましたけどね・・・

 

違ったこと2、部屋番号がない。

そもそも「病棟」という考えがないようなところなので、病室という考えもないところ。なので病室の番号の代わりに部屋の名前がついていました。そう、旅館のように。「富士」とか「太陽」とか。(あ、これは実際にはありませんでした。あくまで、例えのため。)

 

違ったこと3、シャワー&アメニティがある。

えーと・・・病院ですが、もはやホテルです。部屋には全てユニットバス付き。別のフロアはユニットバスではなく、バストイレ別になっているとのこと。なのでタオルも毎日新しいものを用意してくれていました。

 

違ったこと4、ベットはセミダブル。

よく知っている「病院のベッド」ではありません。普通のベッドです。サイズも多分、セミダブル。自分の家のベッドより大きかったので・・・もしかして、ダブルベッドかな?流石に毎日シーツ交換はありませんでしたが、週2回の交換の時は自分は部屋の外に。その間にシーツ交換とベッドメイク、部屋の掃除をしてくださりました。

 

違ったこと5、基本的に自由。

もちろん「治療上の・・・」ということはありますが、ほぼ自由です。もっとも自分が入院していた病院はストレスケアが主目的なので、制限されるものはありません。外出も届出を出せば離れたところでもOK。ただし、一番近いコンビニは歩いて10分でしたけどね・・・

 

違ったこと6、エステがある。

自分は使いませんでしたが、入院費とは別でエステを受けることができました。予約すれば全身トリートメントもしてくれたみたいです。ただ・・・入院中、流石にそんな気分にはなりませんでしたけどね・・・

 

正直なところ、ホテルみたいな病院でしたね。病院臭さは全くなし。

さっきも書いたけど、基本的にこの病院は「ストレスケア」が目的なので、入院するのは気分障害の人。統合失調症や双極性障害などの疾患治療は対象外なので、そのような人はいませんでした。

 

まぁこんな病院、全国探してもここしかないでしょうね。

自分もこの病院を自分で決めて入院したわけではなく、主治医から紹介されて入院。入院していた時は差額ベッド代が気になってしまい、一刻も早く出たいと思い、結果1ヶ月で退院しました。でも今思えば2・3ヶ月ぐらいはしっかり休んでいても良かったのかなと思います。事実、病院の設定としても3ヶ月で退院するような治療計画になっているので、自分のようなパターンは特異な例だったかもしれません。

 

もちろん、普通の病院と変わらないところもありました。

作業療法は毎日やっており、入院した当初は本当に部屋にこもっていましたが、心理士さんからの助言で入院して1週間が経った頃には作業療法にも参加していました。でもその時は変な感じでした。自分でも作業療法というものがどういうものかわかっていながら参加するのですから。

 

さらに入院していても「精神保健福祉士」の頭はありました。

当然の気持ちというか、さすがに入院中は自分が精神保健福祉士であることは言わなかったですね。福祉の仕事をしているとまでは話しましたが、精神保健福祉士が精神科病院に入院しているというのは、何となく自分の中でも恥ずかしく感じていたと思います。決してそんなことはないんですけどね。

 

まぁ今のところ、それ以来入院はしていません。

今思えば快適な病院だったと思いますが、やはり費用が嵩むことは気になります。なのでまたその病院に入院するかと言われると・・・お金に余裕がないとその気持ちになれないかも。お金のことを気にせずに過ごせるのであればいいと思いますが、どうしても気にしてしまいますね。結局、本当の意味での「心身の休息」にはなっていませんね。

 

でも本当に「ストレスケア」をしたい人には、いい病院だったと思います。

病院らしさを感じさせず、生活も基本的に好きなように、普段通りの生活を送れるのですから、息苦しさはないと思います。でも一番は、入院しない。入院しないに越したことはありませんからね。

 

入院した経験

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珍しく、今日は職員が3人お休み。

1人は予定休だったけど、2人は急遽お休み。まぁ自分もコロナに感染した時は大変迷惑をかけてしまったので、致し方ないです。その分、今日は慌ただしかったですが・・・

 

まぁ他の職員はこういった慌ただしさをどう感じているかわかりませんが・・・

少なくとも自分はそういうことを楽しんでいる部分があります。確かに大変ではあるのですが、充実感を感じています。もちろん、計画相談でヒィヒィいうことも多いんですけどね。

 

こんなことも言えるのも、今は心身ともに健康だから言えるのでしょうね。

今でこそ(半分根拠ないのない自信で)イキイキとしていますが、今の職場に入った頃はこんな姿を自分でも想像していませんでしたね。入職した時はまともに仕事ができるかどうかすらわからない状態でしたから。

 

自分のプロフィールにも書いてありますが、今も精神科に通院しています。

そのきっかけになった「パニック障害」のことについてはこれまでも何度となく書いていますが、今日はもう1つの「持続性気分障害」の方について触れようと思います。このことは何となく書いていましたが、そのことをちゃんと書くことはなかったかもしれません。

 

「持続性気分障害」はあくまで自立支援医療の診断書上の診断。

もちろんそれもあるともいますが、入院した時に書いてもらった保険金申請の診断書では「適応障害」と書いてありました。多分、どちらもあったと思います。強いていえば、適応障害の方が強かったかもしれません。それは、また後ほど。

 

発症に至るは、前の職場(法人)に転職した時のこと。

転職する前は市が管理する施設の職員として働いていましたが、新しい施設を開設するにあたり開設準備のスタッフとしての求人があり、それに応募。採用され別の法人に転職しました。当初の流れでは開設した後は相談支援専門員として勤務することになっていました、あわせて地域活動支援センターも併設されるとのことで自分はその業務にも関心を持っていました。

 

そんなこともあり、開設準備は主に地域活動支援センターについて関わることに。

当然ながら「開設準備」なので、色々と調整することも多く、行政に出向いて話をしたり細かいことを詰める作業もしてきました。当然ながら事業の運営にあたっては理事長にも逐一報告し、時には行政と理事長の板挟みになりながら物事を進めることもありました。

 

また施設全体の開設準備であるので、運営的な面での準備もしました。

色んなことを同時並行で進めながら、時には右手と左手両方に電話を持ちながら・・・なんてこともありましたが、何とか施設の開設に漕ぎ着けました。出来上がった施設は、その市における障害者福祉の中核施設。障害者複合支援施設で、その中に地域活動支援センターがあり、相談支援事業所も併設されました。いわゆる「地活1型」です。

 

と、これで自分の役割は・・・と半分思っていましたが、ここからずれ始めます。

それは「役職」についたこと。施設が開設される直前に法人の関係者から「開設したら役職についてもらうので」との話。自分の中では開設後は1相談支援専門員として仕事をするつもりでしたが・・・でも実際施設開設にあたっては施設の組み立てを行ってきたのだから仕方ないか・・・と思い受けることに。でも今考えれば、これがそもそもの間違えだったんですよね。

 

開設後は計画相談と地域活動支援センターの両方を担当することに。

ただ実際にはそれ以外に「施設運営」という業務がのしかかって来ました。それは当初想定していた業務だけでなく、施設としての渉外的な業務を行うことも。また職員の指導も行うことがあり、それは自分の担当する部署以外の職員に対して助言することも多くなりました。開設したばかりの施設でキャリアの浅い職員も多くいたので、そのような職員に対しては自然とそのような役を担うことにもなりました。

 

そんなことをしていうちに、自分の業務はだんだんと増えることに。

業務が増えるに従い、本来の業務(相談支援)が圧迫され、結果として残業に。残業もほぼ毎日のようになり、1日2時間越えの残業は当たり前に。今までそんなこと経験したことがなかったので、当然ながら疲労も溜まっていきます。

 

この状況をマネージメントしてくれる人がいれば良かったのですが、そこにも問題が。

マネージメントをしてくれる人はおらず・・・というより、自分がマネージメントの側の立場に。一緒に開設準備で入職した同僚がトップで、自分が2番手。そんなような状況だったので、毎日同僚と励まし合いながら仕事を進める状態でした。そんなうちに同僚とは残業中に「もし(ここを)辞める時は、一心同体ですから・・・」なんて話すことも多くなりました。

 

こんな状況を知ってか知らずか、自分の環境はさらに変化。

年度が変わってからは更なる上役に就くことに。そのことは当初から「就きたくない」と話していましたが、結果的に避けることはできず管理的立場に。自分でも無理な役割とも思っていました。それでも周りは関係なく、自分に判断を求められることが多くなりました。

 

きっとこの頃は、かなりボロボロだったのでしょうね。

それでも「自分がいなくなったら、施設が回らない」という間違った使命感から足を止めることができず、そのまま突っ走ることに。残業も36協定・時間外残業上限を常に超える状態で、自宅には寝るために帰っている状態。で、口をつくのは「辞める時は一心同体」という言葉。

 

当然ながら、そんな仕事の仕方は自分の体を壊すことに。

精神科の定期通院を続けている中で、先生からドクターストップがかかることに。ドクターストップがかかった時に、自分は先生に「いつから休めばいいですか」と聞くと、先生からは「今すぐ」との返事。当然ながら正しい思考ができない状態だったのですぐに決断はできず、先生や親から説得されて仕事を休むことに。

 

短い休暇ののち仕事に戻るも、今度は今までできていたことができなくなる状態。

仕事の負荷を減らすために同僚に相談し役職など全て外してもらったけど、それでも何もできず、むしろトイレに駆け込む日が多くなり、程なくして再びドクターストップ。この頃は食欲もなくなり、どんなことに対しても悲観的な状態に。今振り返れば「明らかに異常」という状態だったけど、その時は自分の異常さに気がつけないんですよね。

 

当然ながらこんな状態では生活もままならないため、初めての休息入院。

入院先からそうなったことを同僚に報告するために電話をすると、自分が2回目の休職をして間もなく同僚も退職したとのこと。正直ショックだったのと同時に納得もしました。

 

休息入院から退院後、再び復職。でも、騙し騙しの復職でした。

復職した時は正直「辞めます」というつもりだったけど、強い慰留を受けて「もう少し続けます」といって続けることに。でも仕事がうまくできない状態は変わらず、復職から半年後に退職。退職の引き金になったのは、保護者対応ができなかったこと。

 

そんなことで、自分の中では「もう福祉の仕事は就かないかな」と思っていました。

ただ時間が経ってくると自分の心持ちも変わってくるのか、確かに落ち着いては来ました。そんな中、求職活動中に見つけたのが今の職場の求人。それも職種は「相談支援専門員」。

 

自分が「もう、やらない」と思った仕事をまたやろうとしていたんですよね。

退職した直後であればそんなことは絶対に思わないのですが、この時は退職してから7ヶ月が経過。仕事から離れたことで少し冷静に物事を考えられるようになっていたのかもしれません。ここが「適応障害」と思う理由。ストレスになっている事象がなくなることで回復していくのが、適応障害。「仕事」というストレスがなくなって回復した結果、再び福祉の仕事、それも全く同じ仕事を考えるようになったんですよね。

 

で、その結果が今の自分。しっかりと復職できました。

復職してからのことは、ここで書いている通り。ボロボロだったあの時からは想像できないくらいです。もちろん、復職した時の不安があったのも事実。それもここで書いている通り。でも少しずつ仕事を重ねることで自分の中でも自信の回復につながったのでしょうね。

 

ちなみに、気分障害の薬は飲まなくなりました。

今はパニックだけの薬で、その薬も減薬が始まりました。まぁ調子が悪くなり始めた時は、パニックの薬が気分障害にも効く薬でもあったので「薬を飲んでいるから、悪くなることはない」と変な根拠を持っていたんですよね。でも、結果としては「薬を飲んでいても、悪くなるものは、悪くなる」ということ。薬は万能ではないですね。もちろん、ちゃんと効果は発揮しますが、過度な信用は禁物ということです。

 

ただ、ちゃんと回復できたのは、適切な治療と適切な休息だったのかと思います。

「体を壊してまでやる仕事はない」というのは全くその通りで、ダメと思ったら早く見切りをつけることも必要だったのでしょうね。もちろん職場の環境改善で何とかなるなら、その方が良いと思います。でも自分の場合はどんなに変えても無理だったから、辞めるという結論が良かったのかもしれません。

 

あと、一応これらの経験も無駄ではなかったと思っています。

事実、この経験があって今の立場(法人主任)になってよかったと思いますし、今の立場になっても自分が「無理」ってことはやっていません。それはあらかじめ施設長にも話しているので、理解も得られているからでしょうね。

 

まぁ疾病体験は嫌なものが多いと思います。

でもそこから学ぶこともあると思うので、全てがダメだったものというのではなく、そこから次に繋がればいいのかな・・・とも思います。

自分の仕事である「相談支援専門員」は定期的に研修を受けます。

これは法定研修で、研修を受けないと相談支援専門員を続けることができません。自分も2年前に3度目の現任研修を受けました。

 

東京都の相談支援従事者研修では、必ず提示される資料があります。

「私たちが目指す相談支援専門員の姿」という資料で、資料というより「相談支援専門員の倫理綱領」みたいな感じもあります。これは過去に何度もブラッシュアップされ、これまでは「Ver.7」でしたが、今年新たに「 Ver.8」が示されました。

自分が最近現任研修に参加して感じるのは「地域課題」というキーワード。

「利用者のニーズはその地域に住んでいる住人のニーズであり、それは地域のニーズである」という考えから、そのようなニーズを地域課題と捉え、自立支援協議会などを地域課題解決のためのツールとして活用していくことを、東京都における相談支援専門員の姿としています。

 

こんなことを話したのは、今日まさに地域課題を感じる出来事が。

それは市役所での相談支援事業所が集まった会議でのこと。今日の会議では相談支援事業所だけでなく市内で障害福祉サービスを提供している事業所も集まっての会議でした。会議では色々と情報交換などを行ったのですが、その中で放課後等デイサービスを提供している事業所から問題提起がされました。

 

それは放課後等デイサービスを利用するにあたってのこと。

放課後等デイサービスの利用場面は、その名のとおり「放課後」になることがほとんど。放課後となると学校で授業が終わってから利用する形になるけど、その学校から事業所まで行くための「足の確保」に苦心しているとのこと。

 

放課後等デイサービスの事業所ではそれぞれの方法で運営をしています。

特に送迎という点では確保している事業所があればそうでない事業所も。当然学校帰りの送迎についても学校までお迎えにきてくれる事業所もあるし、その部分は自力でお願いする事業所もあります。

 

とはいえ、障がいのある子どもに「自力で来て」というのも大変な話。

なので余力のある保護者は保護者自身で対処するケースもありますが、保護者が働いていてそれが難しいこともあり、そういう場合は自治体ごとで行なっている有償支援サービスを使っている家庭もあります。

 

しかし「有償」なので、使った分だけお金がかかります。

経済的に大変な家庭は、そう何度も有償サービスを使うことも難しい状態です。そこでほとんどの自治体では障害を持った人のサービスとして移動支援事業を行なっています。それを使うという選択肢もあるのですが・・・

 

この「移動支援」というサービス、通勤や通学のためには利用はできません。

あくまで「自宅↔️目的地」が原則であり、自宅から勤務先や学校に行くために使うことはできません。なので放課後等デイサービスの利用も「学校→事業所」は基本的には認められないとのこと。

 

ただこの話の肝は「基本的」ということ。

基本的というのはあくまで原則論のことで、移動支援の利用範囲について最終的には自治体の判断に委ねられるとのこと。なので自治体によっては原則を維持しつつ「学校→事業所」の利用を認める自治体もあります。しかしながらうちの自治体はそれが認められていないのが現状。

 

そんな話が事業所からあり、そういう事業所の課題があるんだなぁ、と思いました。

ところがそんな話題が上がると、実は相談支援事業所も同じような悩みを持っていたことが判明。特に子どものサービス等利用計画(正確には障害児支援利用計画)を立てている相談支援専門員さんからは「有償(サービス)が使えなくなった時、とても悩む」という話も。別の事業所の方からは「子育ての支援なのに、障害があることで誰しも平等に受けられるサービスが受けられないのは、悩ましい問題。」とも話されていました。

 

いや、まさにこれこそ「地域課題」ですよね。

1つの課題から他の人も同じような課題を抱えていることがわかるのは、まさにそこに住民ニーズがあり、現状として住民ニーズが満たされていない状態。明らかになった以上は、やはりその問題に対処していかなければいけません。当然この話を聞いた市からは「検討します」とのこと。

 

正直こういったことって、自分1人だけではなかなか見つけにくいです。

特に自分の場合、職場に相談支援専門員が自分しかいない「1人職場」なので、自分が感じたことが果たして多くの人が抱えるニーズなのか判断できないことが多いです。でもこうやって多くの人の中で話題が上がることで「あ、これは地域ニーズだ」と明らかになる場があるのはとても大きなことだと思います。

 

奇しくも、同じ市内の相談支援事業所の方と市の会議と別にした、相談支援事業所だけの会合の場を作ろうしていたところ。

そのような場でも今回のような話はもしかしたら出てくるかもしれません。うちの自治体は今まで相談支援事業所の数が少なく横のつながりが弱かったところ。でも少しずつ社会資源も整ってきているので、横のつながりを強化していきたい。そんな中で多くの地域課題が見つかれば、きっと相談支援専門員としての活動も活発になっていくかもしれません。

本職は相談支援事業所の相談支援専門員である自分。

一方で就労継続支援B型事業所に併設されている事業所であるため、B型の仕事もやっている自分。つい先日も施設内でまとめられた資料をもとに、東京都へ令和4年度の平均工賃額を届け出ました。

 

以前にも話しましたが、就労継続支援B型の報酬は、月額平均工賃で決定。

一言で言えば、月額平均工賃が高い事業所には高い報酬が設定されている一方で、月額平均工賃が低い事業所は低い報酬が設定されています。一番高い報酬と一番低い報酬の差額、単純計算で1日あたり1360円。20人が通所している想定のもと1ヶ月で計算すると約57万円。人件費で2人分ぐらいの金額ですね。

 

もちろん稼ぐことが悪いとは思いません。

稼げればそれだけ利用者も収入があるので良いことです。ただ現実問題として稼ぐことが難しい人がいるのも事実です。じゃその人は仕事をしないのか・・・というとそういう訳ではなく、能力に応じて作業や仕事をするのだと思います。

 

都道府県も就労継続支援B型の月額平均工賃に関する情報を公開しています。

東京都の令和3年度就労継続支援B型の月額平均工賃は15,563円でした。一番高い事業所は99,705円、一番低い事業所は1,578円でした。同じ就労継続支援B型でも、これだけの違いがあります。東京都が公表しているのは、ここまで。

 

ここから先は、公表された情報をもとに、自分が分析して分かったこと。

東京都全体の月額平均工賃は15,563円でしたが、障害種別に見ると身体障害(以降、身体)の方だけを対象にした施設の月額平均工賃は14,047円、知的障害(以降、知的)の方だけを対象にした施設の月額平均工賃は18,426円、精神障害(以降、精神)の方だけを対象にした施設の月額平均工賃は10,822円、障害種別を問わない・あるいは複数の障害種別(以降、複合)を対象にした施設の月額平均工賃は15,388円でした。

 

もう少し踏み込むと、こんなこともわかりました。

「月額平均工賃1万円」をラインに見た場合、東京都内にある全894施設のうち、月額平均工賃1万円に満たない事業所の数は304施設で、全体の34%の施設が月額平均工賃1万円に満たない事業所でした。

 

これを障害種別ごとに見ると、知的の方を対象にした施設で月額平均工賃1万円に満たない施設は265施設のうち47施設で、その割合は18%でした。また複合の施設で1万円に満たない施設は343施設のち107施設で、その割合は31%でした。

一方身体の方を対象にした施設で1万円に満たない施設は30施設のうち14施設で、その割合は47%。母数が少ないのでなかなか比較が難しいですが、精神の方を対象にした施設で1万円に満たない施設は256施設のうち136施設で、その割合は53%。半数以上の施設は平均工賃が1万円に達していません。

 

こんな分析をしている自分の施設も、平均工賃は1万円に達していません。

うちの施設は精神の方を対象にしている施設なので、上記の中では「53%」の中に入っている施設です。ただこうやって分析をしてみると、平均工賃が単純に全部の事業所の平均を出せば現状がわかる・・・というわけではなさそうな感じです。特に知的の方だけを対象にした施設では1万円に満たない割合が18%なのに対し、精神の方だけを対象にした施設ではその割合が53%まで膨らむのは、やはり障害種別による違いがあるのかな、とも感じます。

 

ここでも何度となく話していますが、うちの施設では生活支援を必要とする人もいます。

病院への受診同行をする人もいれば、行政機関での手続きに付き添うケースもあります。また日常生活の面でもいわゆる「生活指導」的なことを必要とする人もいれば、現状が「就労支援」と言える人でなくても支援の網の目からこぼれないようにするために受け入れている人もいます。

 

こんなごちゃ混ぜの状態では、なかなか1万円の平均工賃を超えるのは大変です。

もちろん平均工賃を上げる努力は怠っておらず、できるだけ誰でも作業に参加できるように作業種を用意したり、内容や工程を分解して取り組みやすくすることもしています。しかしそのような仕事や作業が必ずしも単価の高い仕事になることはなく、むしろ単価の低い仕事になります。で、工賃は作業に携わった人全員に支払わなければいけないので、たとえその月の工賃がどんなに低くても支払う必要があります。その結果、工賃が2万円・3万円の人がいれば、200円・300円の人もいます。なので相対的に月額の平均工賃は下がってしまいます。

 

うちの施設の利用者さんで、稼げる人はそれなり稼ぐことができます。

でもそうでない人は、ちょっとの作業参加でちょっとだけ工賃をもらう人もいます。ただそういう人であっても「やりたいと思えば、何かすることができる」ことを目的に運営をしているので、現状としては平均工賃を意識することなく少しでもその機会を作ることを重視しています。

 

悪い言い方をしたら、「週5日しっかり仕事できる人だけ」を集めることも高い平均工賃を生み出す方法になるでしょう。ただ現実問題として、障害などのさまざまな事情でそれが困難な人もいます。うちの施設も割り切った考えになり「仕事ができる人だけ来て」にすれば平均工賃1万円も超えられるかもしれません。

 

でもそれって、本当に正しいのでしょうか。

仕事をしてお金を稼ぐことは大事、それは最初に言った通りです。でもどんなに障害や病気が重くても、その機会を確保することも大事なことだと思います。現状の就労継続支援B型に対する報酬構造はそういうものではなく、どれだけ稼いだだけが評価の基準になっています。

 

もちろんそれに対応する社会資源があれば、それに越したことはありません。

しかしそのような資源がないのなら、どこかがその機能を果たすことも必要でしょう。でも現状としてそのような地域課題に対して行政の手当はほとんどありません。なのでほぼ手弁当でやっているのが現状で、評価されない現状が長く続いている状態です。

 

そういえば以前働いていた施設で、こんなことがありました。

計画相談支援が本格的に開始になる時、うちの事業所は人員配置などの事情で計画相談支援の事業はやらない方向で考えていました。そんな時に市の係長がやってきて、計画相談支援事業をやってほしいとお願いがありました。ただその時に合わせて「お金は出せない」とも言われました。

 

金は出せないけど、事業はやって欲しいからお願いします。

いやいや・・・うちも慈善事業じゃないし、人員体制もキツキツの状態でやっているのは市もわかっているはずなのに、なんて虫のいいことを言いやがって・・・なんて思いました。結局その時は市からの委託事業も受けている事情もあり最終的にはお願いを受けたのですが、まぁ無茶なことを言っていましたね。

 

話はそれてしまいましたが、平均工賃に至れないには理由があります。

稼げるものなら稼ぎたい、それはどこの事業所も同じでその方が収入がもらえますから。でも現実の問題に対処するために動いている事業所も多く、そのために低い報酬に甘んじなければいけないところも多いと思います。そんな時に行政からの支援があれば、仮に報酬は低くても地域課題に対処していくための支援は続けられるのではないかと思います。

 

あくまでこれは、就労継続支援B型という視点での話。

他の事業にはまたその事業なりの難しさや地域課題も存在してと思います。ただやはり声を大にして言いたいのは、稼ぐことができないのにはそれなりの理由がある。だから平均工賃だけで全てを決めないでほしいですね。